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Review List of madman 

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     2011/04/30

    '11年発表。ロック史に光輝く1stの衝撃があまりにも強かったせいもあって、ストロークスへの期待というのは過度にバブリー気味で、'01年の革命をもう一度という空気が支配的だった。だが5年もの焦らしを経て世に出た4作目をじっくり聴けば、ロックンロール・リバイバルの先駆者としてのストロークス幻想はもはや遥か彼方であることがわかる。ジュリアンがソロ活動時「バンドは方向性が絞れていない」と愚痴っていたが、ソリッドな音から広がる多様性は、コンサバな形で進化するしかないと悟ったようにも聴こえる。レディオヘッドの新作同様、風通しのいい途中経過のような感触の充実作。

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     2011/04/24

    '81年発表。トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズによるエレクトロ・ポップ・ユニットの2ndアルバム。ヒット曲「ラジオ・スターの悲劇」を含む79年の前作ほど知られてはいないものの、ファンの間では評価の高い秀作。80年代ポップの先駆者バグルズの多彩なアイデアの数々が当時最新テクノロジーで具現化されている。イエス信奉者も無視できない1枚。

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     2011/04/24

    '01年発表。80年前後に登場したニューウェーブ系グループの中で現在もビッグ・グループとして君臨する貴重な存在の彼らが4年ぶりに発表した本作。重厚なエレクトロニック・サウンドを基調にしていることに変わりはないが、アコースティック・ギターの響きが印象的な@を冒頭に置いた本作は、音を削ぎ落としたボーカル中心のストイックな作りとなった。幾度ものピークを経て、なお守りに入らない誠実さがうれしい。

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     2011/04/17

    '11年発表。前作リリース後、6人編成となった彼らが、3年ぶりに放った4作目。ギターとキーボードを幾重にも重ねたサウンドは、パンキッシュな疾走感とポスト・パンク的なフックを併せ持っている。意表を突いた展開を見せる楽曲の構成が、聴きごたえのある魅力を生む力作だ。

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     2011/04/10

    '11年発表。ロンドンの男女デュオ3年ぶりの新作。クールなロックンロール路線に変わりはないものの、アリソン(vo)がジャク・ホワイトのデッド・ウェザーに参加していたせいか、より生々しいサウンドが印象的。あやしいソウル・ナンバーやピアノ・バラードも披露している。

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     2011/04/09

    '05年発表。様々な小道具やコスチュームに凝ったステージングが話題となったブリティッシュの5人組による2nd。儚げな魅力を漂わせるヤンのボーカルもクールな音像も、ついつい若き日のデヴィッド・ボウイを連想してしまう。曲調としてはかなり僕好みだが、これでグルーヴにもっと図太さがあったら鬼に金棒というところ。

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     2011/04/09

    '03年発表。ストロークスやリバティーンズの成功で再び注目レーベルとなったラフ・トレードから登場した5人組。ステージで小枝をばら撒くという逸話といい、70年代のD・ボウイを彷彿とさせる声といい、アート臭プンプンのインディー体質が好奇心をそそる。13分58秒という極端に長く美しいノイズ・ナンバーが終盤にあるのだが、ポップ・ソングのフォーマットを破壊したがっているとしか思えない。

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     2011/04/07

    '11年発表。映像作家・番場秀一がクリエイトする幻惑世界に、メンバーが水を得た魚、いや、肉食獣のような獰猛さで燃え上がる、究極のライブ映像。妖しいフェティシズムに彩られた楽曲が、透明な汗の中に響きわたる。生と打ち込みをシンクロさせた演奏に、真っ赤な照明と刺すようなストロボ。Gなどキャバレー・チューンでは会場全体が宮廷化。とことんまでに現実を奪ってゆく。

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     2011/04/04

    '83年発表。ゲルニカのボーカリストとしての活動から「ウォシュレット」CFなどの女優活動でも注目され、彼女のソロ・デビューへの熱いラブ・コールに答えるカタチで発表されたのが、ソロ第1作になる本作。もともと彼女自身がコーラス参加していた、ハルメンズや8 1/2の往年の名曲を、オリジナル・メンバーを中心とした布陣の強力なバックアップでリメイク。本作のヒットをきっかけに8 1/2、ハルメンズを知ったファンも多く、「戸川純のほうがオリジナル?」という印象を持つ輩もいるほど、その登場はインパクトがあった。YMO以降、唯一のテクノ系の社会的トピックを作ったアイドルとして、80年代初期の戸川純は永遠に記憶されることであろう。

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     2011/04/03

    '85年発表。ライブ盤でプロローグ曲を提供した、山海塾の音楽監督で当時ピッキー・ピクニックなどを手掛けていた吉川洋一郎と、戸川純、飯尾芳史の編成による第3のユニット。吉川洋一郎、比賀江隆男の新曲というソロ路線と、小学唱歌のカバーというゲルニカ路線を折衷したような内容で、飯尾芳史が正式にメンバーになった縁でか、「眼球綺譚」など数曲で高橋幸宏がドラムを叩いている。細野晴臣がゲルニカに刺激されて書いた、「青い山脈」風の青春歌謡「夢見る約束」をお返しにカバーしたのが話題になった。吉川洋一郎作の「極東花嫁」のスパイ・ミュージック路線は、その後正式にヤプーズに招かれて書いた「バーバラ・セクサロイド」の萌芽的サウンド。

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     2011/04/03

    '84年発表。カセット・オンリーで発売された、ラフォーレ原宿での同年2月のライブ。比賀江隆男、泉水敏郎、中原信雄らスタジオ勢に、VOICEの立川芳雄、里美智子が鍵盤でサポート。ハルメンズ「電車でGO」のほか、大胆なアレンジによる「蛹化の女」など、戸川純の歌唱もパンキッシュ。半分はメンバーの新曲で構成。

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     2011/04/03

    '82年発表。血まみれ、痙攣、失神で騒がせたパンク・シンガー、山崎春美のユニット。実際はゲストらが好き勝手を繰り広げるVAで、町田町蔵、武邑光裕、香山リカ、上野耕路らが参加したほか、坂本龍一が自らのヒット曲をパロった「な・い・しょのエンペラーマジック」を提供している。教授のドラム+プロフィットの多重録音による密な仕上がりだが、“玉音放送”の天皇の詔をカットアップして、教授の歌が掛け合いする過激な内容。自主制作盤で1位になるが、歌詞問題で回収騒動の顛末を辿る。

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     2011/04/03

    。11年発表。布袋寅泰のG。浅井健一のA。椎名林檎のBD。3枚の先行シングルに続いて届く本盤にも数多くのロック系アーティスト(9mm Parabellum Bullet、BUCK-TICKの星野秀彦、ヒダカトオルほか)がプロデューサーとして参加している。それらクセのあるロック・チューンを色気があったりキュートだったり乱暴だったりするボーカルでスリリングに乗りこなす辺りは、さすが女優。

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     2011/04/03

    '11年発表。伝説の詩人にしてヒップホップのオリジネイターによる傑作『アイム・ニュー・ヒア』を、ザ・エックス・エックスのジェイミーが再構築。スモーキーにほとばしる言葉を、重く妖しく、淡く儚いメランコリック・ダブステップへと刻み込む。Jの鬼気迫る美しさは夢に出ます!

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     2011/04/03

    '11年発表。内省的な作風を身上としてきた彼女が、英国という母国への思いを綴って新境地を開拓。ジョン・パリッシュ、ミック・ハーヴェイというおなじみの顔ぶれのサポートのもと、歴史に対して個人的な視点で切り込んでいく。曲調も歌声も振り幅の増したしなやかさが印象的。

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