TOP > My page > Review List of -go-shi

Review List of -go-shi 

Showing 16 - 22 of 22 items

%%header%%

%%message%%

  • 0 people agree with this review
     2009/05/29

    近年のハンス・ジマーというと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」への参入や「バットマン・ビギンズ」など、相変わらず大音量系の映画が目立つかもしれないが、この「ダ・ヴィンチ・コード」は地味ながらなかなかの良作。意外なほど忠実なグレゴリオ聖歌風の楽曲や、静かな音楽のなかにも十八番のフレーズ/ビートがささやかに見え隠れして、耳を痛めずにハンス・ジマー節を楽しむことができる。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/24

    劇中でTV放送されている「トゥルーマン・ショー」では、TVや報道などでミニマル系音楽・クラシック音楽が多用/重宝されている現実を忠実になぞって、ルービンシュタインのショパンやフィリップ・グラスのドキュメンタリー音楽からの引用が中心となる。<トゥルーマン・ショー>という「映画」としての音楽は、主にその「番組」内で起こるアクシデント(あるいは、番組の意図と反する人物の心情描写)に付随していて、これが劇中では「24時間ライヴ中継」であることにハッとさせられる。トラックが進むにつれて(番組的にもアクシデントだらけになる

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/23

    「ダ・ヴィンチ・コード」あたりからジワジワと、「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」を経て、ハンス・ジマーは新たな境地にたどり着いたようだ。テーマを「(ただ)繰り返す」ことで熱を帯びていた作風から、「素材」を「反復する」ことで緊張感を失わない方法へのシフトチェンジ。決してキャッチーではないが、飽きのこないサウンド・デザイン。ドキュメンタリー的な作品がここまでスリリングになったのも、音楽の功績が大きいと思う。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/23

    劇中に流れる往年のナンバーもなかなかだが、これがレイチェル・ポートマンやジェームス・ホーナーのような甘々なメロディをもってくる作曲家じゃなくて本当に良かったと思わせる何かが、スコア担当のダニー・エルフマンにはある。マイノリティな政治家の偉業に寄せられる音楽ではなく、「ハーヴェイ・ミルク」に寄せられる音楽。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/23

    「ラン・ローラ・ラン」がジャーマン・テクノ、「パフューム」ではオーケストラと、表現媒体に特徴をもたせて映画の空気と合わせることで音楽を際立たせてきた作曲チームだけに、テクノっぽくもありオケっぽくもある今回は、残念なことにどっちつかずで終わってしまった。サスペンス・アクションの音楽としては合格点だが、前作・前々作であんなに輝いていた音楽パートが地味、というのはなんだかもったいない。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2009/05/23

    映画としての評価が「前作よりアクション重視でスリル満点」と好評なのに反比例して、サウンドは前作の変奏・焼き直しが目立つ。工夫といえばそのテーマを名ヴァイオリニストに托した程度。もちろん、「ハンス・ジマー」らしい部分は健在だし、長尺の「宗教と科学」もそれなりに感動的ではあるが、共同作業とはいえ同じ作曲家の「バットマン・ビギンズ」から「ダークナイト」への音楽面での劇的な進化と比べると、こちらの続編はやや貧相。忙しかったんだろうか。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/23

    Shuttle 358によるアルバムのリイシュー。プチプチとしたノイズや暖かみのあるドローンで、カールステン・ニコライや坂本龍一の「The Land Song」などに通じる作風。リズムトラックが希薄な分、こちらの方が(良い意味で)聴き流しやすい。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 16 - 22 of 22 items