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0 people agree with this review 2008/06/14
'08年発表。ビョークのツアー・メンバーとしての活躍でも注目を集めるサンフランシスコのエレクトロ・デュオによる2年ぶりの新作。以前は意表を突いたサンプリングが話題となっていたが、今回はあえてエレクトロニクスを活用した正攻法で、ユーモラスなセンスを発揮している。
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'08年発表。お帰りウィーザー!05年の来日公演での渾身の演奏、そして、あまりに晴れやかで楽しげでフレンドリーな、リヴァースの別人のようなパフォーマンスに、「これで最後!?」という不安がよぎっていただけに、新作到着はうれしいかぎり。そしてこのアルバムが、ウィーザー節をしっかり聴かせつつ、バンドの大きな進化を伝える秀逸な出来映えなのだ。王道のパワー・ポップBE、賛美歌とハード・ロックのミクスチャーとでも言うべきA、レッチリばりにファンキーなD、ラップ風ボーカルが新鮮なGなど、聴きどころ超満載。ウィザーは終わらない--そう実感させてくれる感動の一枚。
'08年発表。ソロ20周年を迎えてリリースされた2枚組のシングル・コンプリート・ベスト。全シングル25曲に、自身の作詞による新曲なども加えた30曲が収録されている。自らの音楽性と存在を、風潮や情報に流されず、自らの手で唯一無二にしてきた気高い歴史が刻まれている。
'77年発表。ミッキー吉野による日本テレビ系ヒーローものの音楽だが、ローランド・シンセ類をかなり大胆に導入。チャー組のロバート・ブリルをドラムに迎えた主題歌は、ロキシー・ミュージックばりの電子ノイズをモンタージュした間奏が凄まじい。「ガンバロン剣の舞」は、コンピュータのように正確な手弾きによるシンセ多重録音だが、まるで「スイッチト・オン・ハチャトリアン」。線が細いと言われたローランドをモーグのような太さで使う、ミッキー吉野のEQマジックが聴き所。
0 people agree with this review 2008/06/07
'08年発表。ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとシンガー・ソングライターのブレンダン・ベンソンが4人編成のバンドを楽しむため、グリーンホーンズのリズム隊と結成したラカンターズ。それぞれに忙しい4人がわずか2年で新作をリリースしたところに、このプロジェクトの存在意義を感じずにはいられない。全員のバックグラウンドが似通っているため、大ヒットした前作とそれほど大きな違いがあるわけではないものの、その剥き身の南部ロックはピアノやホーンなども交えた、前作以上に聴きごたえあるものになっている。その味わいは濃厚にして刺激的だ。
0 people agree with this review 2008/06/01
'08年発表。タイトルも文学的だが楽曲も詩情に溢れてるノッティングヒル出身ふたり組の1st。ちょいユルなエレポップにギタポやエモ、NWを取り込んだ浮遊感と疾走感を併せ持つサウンドはグルービーなキーボードとエッジーなギターが印象的。ヘタレ気味な歌声も人懐っこくていい。
1 people agree with this review 2008/06/01
'84年発表。元ドローイング・クレイズのベーシスト、サイモン・レイモンドを正式メンバーに迎え3人組として再出発した彼らの3作目。ギリシャ神話をモチーフにしたコンセプチャルなアルバムだからという事でもないだろうが、何か高貴な印象を与える。かと言って堅苦しいわけではなく、この世のものとは思えないような静謐で緻密な美しさを与えてくれるのだ。スタイルの完成とともにバンドとしての絶頂期も迎えており、インディ・チャート初登場1位はダテじゃない。
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'94年発表。前作ではメンバーの脱退や神経衰弱に見舞われた彼らだが、本作ではキーボードのロブ・コリンズが逮捕されるという大波乱。不幸をバネに飛躍する持ち前のしたたかな生命力で、2年ぶりの3rdアルバムを発表した。 インディ・ギター・ダンス・ブームの中心に登場し、デビュー作のかわいらしいポップ路線から、前作ではダイナミックながら整合感に富んだ男臭いアンサンブルへと移行。その延長線上で繰り広げられる、さらに充実した演奏力による白熱のジャム・セッションが、このアルバムの根幹をなしているといっていい。ダンス・ビートを使っている点に変わりはないが、綿々と編まれ発展していく美しいテクスチャーの連なりが生み出す、深くスケールの大きなうねりは、完全にダンス・フロアの領域を超えた雄大な飛躍を伝えてくれる。ひとつひとつの楽器が荒々しくぶつかり合って火花を散らすCなど、70年代ロック(あるいはフュージョン)的肉感があって、この頃のイギリスのバンドの動きにも呼応するように思えてとても興味深い。 とはいえ、セッション志向の高まりが、かつての彼らの魅力だった甘酸っぱい陶酔や楽曲のポップさを減退させてしまったのは、やはり惜しまれる。そんな中にあって異彩を放つのが先行シングルB。これはダンス・ビートにまったく頼らないキャンディ・ポップで、彼らの愛らしさ、ふてぶてしいくらいの
'08年発表。紅一点のボーカル含むナッシュビル出身の4人組。デビュー作は10代ならではの荒削りさだけでない曲のひねりや破天荒なまでの無邪気さで絶賛の嵐。ドラマー交代を経た2年ぶりの新作も徹底してラウドでスピーディーなパンク。さらに激しいスタジオ・ライブ風のボートラ4曲も◎。
2 people agree with this review 2008/05/17
'79年発表。宇宙3部作を挟んでの作品だが、「冨田勲の世界」でメイキングを一部公開していた、76年に着手されていた録音が待望のリリース。メルヘンなジャケに彩られた、第1作「月の光」の続編的存在で、フランス近代音楽のラヴェルを取り上げたもの。「ダフニスとクロエ」組曲第2番を、鳥の鳴き声のSEや深いストリングス、ヴォコーダーによる合唱など複雑な編曲で取り上げており、「冨田勲と言えば「月の光」」とこだわる古参ファンも進化ぶりに脱帽した、70年代の総決算。「マ・メール・ロア」は英国の民話「マザー・グース」のことで、京劇音楽風アンサンブルが出色。海外では併録の「ボレロ」を表題にアルバム発売された。
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0 people agree with this review 2008/05/17
'08年発表。ピクシーズのキム・ディールを中心とするグループの6年ぶりとなる新作。前作同様にプロデュースはスティーヴ・アルビニが担当。キムとケリーの姉妹によるハーモニーとギターを軸にしたスリムなサウンドが、スリッツにも通じる女性的なしなやかさを感じさせる。
'84年発表。ジミー中山(中山純一)と、フェアライトを操作する那須博で結成された英国風打ち込みユニット。74年に渡英しエンジニアとして働いていた中山純一が、録音のためのスタッフとして参加したのがなんとバグルズ。帰国後、英国の20歳娘とアリスン&フォニックを結成。そのプロデューサーだった伊藤銀次のプログラマーとしてアン・ルイス「ラ・セゾン」などを手掛けたのち、本作でデビューを果たした。全曲英詞で、ジングル化された「Satellite l-O」もいかにもニューロマ風の売れ線の音。同時期のジュランなど純国産グループに比べると音も緻密で、本作は後にZTTから英国発売もされている。
'82年発表。複数作家競作という前作のオムニバス案に収穫があったようで、清水信之、大村憲司、後藤次利ら日本の編曲家が曲提供。歌謡系作家の大挙参加で、もっとも「歌心のある」ポップなアルバムに。さすが歌謡曲班(後のファンハウス)所属らしく、筒美京平が書き下ろした「哀愁のオリエント急行」はアイドル歌手つちやかおりと競作と、話題作りもバッチリ。大空はるみ歌唱の細野晴臣「シムーン」のアラビアンナイト風カバーが聴き物なほか、後藤次利がメイソン・ウイリアムズ曲を改作した「クラシカル・ガス」が迫力で、後の後藤次利ソロ(松武秀樹も全面参加)に発展。松武秀樹も自らの編曲で、「ペルシャの市場にて」を冨田勲風に取り上げている。
'81年発表。「Logic」完成直後、フジパシフィック音楽出版がお膳立てした、ドン・グルーシン、マイケル・ブレッカーらとのLA録音に、再び「ロジック」の名を冠したもの。元来ジャズ好きだった松武秀樹が、盟友ロジャー・パウエルら名うてのプレイヤーとセッションした西海岸流シンセ・サウンド。本作は旧知の石田勝範ほか、参加メンバーが曲を持ち寄るスタイルに。「創世記」を題材に、クリス・モスデルが詩を、ペーター佐藤がジャケ画を描いている。松武秀樹はこの録音中にリン・ドラムを初体験。買えないという経済事情から、東芝の技術者、村田研治にPCMメモリ装置を発注するが、これが「テクノデリック」で活躍するLMD-649に。
0 people agree with this review 2008/05/13
'81年発表。松武秀樹の2年ぶりのソロ作品。E-muモジュールが新規に加わったのが制作の契機に。企画盤「グリム童話」やバラクーダー「あららこらら」などで斬新なサウンドを獲得した後、そのパートナーだった編曲家、川上了と組んで制作された。曲は大半が川上了の書き下ろしで、ウルトラヴォックスを思わせる「パーソン・トゥ・パーソン」など、欧州風マイナー曲が並ぶ。「ユニット」の仏語は布井智子。大村憲司のギターほか、ミックスで小池光夫も参加。シンセ頻度の後退したYMO「BGM」のファンの心の渇きを癒すようなエレクトロぶりで、海外9ヶ国でリリースされた。「ドミノ・ダンス」は香港で大ヒットし、ライブも敢行。
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