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Review List of madman 

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     2008/11/30

    '87年発表。ルーツであろう70年代初頭のギター・サウンドがベースになったソロ2作目。キーボードの使い方などニューウェーブ?パンク風、フォーク風な味もチラホラし、歌詞もすごく文学的な、"日本昔話"的な怖さがある。ほかではちょっと見当たらない作風。

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     2008/11/29

    '08年発表。作品はスコット・ヘレンがひとりアコギを爪弾き、弾き語ることから始まる。そしてバトルズのタイヨンダイ、クラウド・ミレヤのクラウディア、リマインダーのジョシュ、ジョン・マッケンタイアら親しい友人かそのアンサンブルに加わる。本作は、全編スコットがスペイン語で歌っている。非常にパーソナルな空気を備えたオーガニックな作品だが、不用意な気軽さ気安さはない。むしろ稀有の天才アーティストの眼を直接覗き込むような濃密で密室的な時間がここにある。

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     2008/11/29

    '08年発表。自身のバンド、ライロ・カイリーよりも実はいいアメリカーナの歌姫によるソロ第2弾アルバム。人気を決定づけた前作のソウルフルなカントリー路線を踏襲しつつ、エルヴィス・コステロとデュエットしたカントリー・ロック・ナンバーのGほか、多彩な楽曲を披露している。

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     2008/11/29

    '08年発表。水や空気の中の、奇妙な浮遊感。そんな風にどこにいるのかわからないけれど決して非現実的すぎる場所でない、ブライアン・イーノにも似た何かの環境を思わせる音楽。

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     2008/11/23

    「City Trickles」…'85年発表。アート・オブ・ノイズ路線をさらにブースト。前2作で見せた二面性を、インスト中心の「Outer Movement」、ボーカル曲で構成した「Inner Movement」に切り分けた2枚組でリリース。ダンロップCM曲@は、オケヒットとテープのスクラッチ音の過激なリズムに、チューブようなフレットレスのソロが絡む獰猛なモンスターのような曲で、代々木国立競技場の「All Together Now」のイベントで、坂本龍一、高橋幸宏との共演ても演奏された。一方のボーカル盤は、元東北新幹線の山川恵津子がボーカルを務め、原田知世のアルバムのような欧州路線に。今聴くと歌謡版コクトー・ツインズのような幻想世界。

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     2008/11/23

    「Inner Suggestions」…'84年発表。前作同様、松武秀樹、青山純、山本秀夫ら、歌謡曲でセッションしているおなじみのメンバー参加による第2作。ここでのキーマンは、近藤等則&IMAの鍵盤奏者、富樫春生で、本家のパワー・ファンクのノリを持ち込んで大活躍。Cなど、松武秀樹のサンプリング・パートを絶妙に配置した音は、和製アート・オブ・ノイズ的な人工美。Bでは、久々に後藤次利がボーカルも披露している。録音メンバーでステージにも立っているが、松武秀樹はショルダー鍵盤を操作するなどYMO以上に貢献。高橋幸宏とはラジを共同プロデュースした共にロキシー・ミュージックを愛する間柄で、本作にもヨーロッパ的叙情性が感じられる。

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     2008/11/23

    「Breath」…'83年発表。「TOKIO」の編曲で沢田研二のニュー・ウェーブ化に貢献した、元ミカ・バンドのベース奏者。坂本龍一、高橋幸宏のバッキング仕事で、細野晴臣欠席時にベースを弾いていた人で、松武秀樹がコンピュータで参加するこの時期のソロは、YMOと裏表の関係にある。打ち込みとチョッパーの肉弾的なサウンドと、藤原新也のジャケ写真を連想させるサウンドスケープ。冒頭曲から一世風靡セピアのカラオケのような邦楽囃子ファンクが楽しい。ベース作曲、フレットレスによるリード弾きと、非凡なメロディ感覚はこの人固有の世界。ピーター・ゲイブリエル「V」のような重厚な音は、欧州録音と言っても疑われぬテイストがある。

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     2008/11/17

    '08年発表。ソロ3作目は2枚組。「生身の、等身大のビヨンセ」の本音を歌った1枚目の「アイ・アム…」サイドは、ラブ・ソング中心の構成。全編にわたりアコースティックでシンプルな、時代やジャンルを超越した普遍的なサウンドが印象的だ。そして2枚目「サーシャ・フィアース」サイドは、炸裂するようなダンス・チューンやお得意のポップなR&Bを中心に、風格を漂わせている。
    2枚を通して聴いてみると、「アイ・アム…」でのビヨンセの劇的な変化に気がつくはず。新機軸とも呼べるサウンド・ディレクションをはじめ、優れたソングライター陣を導入して書き上げた楽曲の高水準さ、そしてその粒揃いの楽曲の魅力を余すところなく伝えるビヨンセ自身の冴えわたった表現力、芸術性。そのどれもが、ほんの2年前にリリースされた前作のときよりも飛躍的に変化、そして確実に向上しており、彼

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     2008/11/17

    '08年発表。唯一無二の歌声と、エッジィな音の欠片が光るたおやかな音が溶け合った、柔らかな力を持った一枚だ。
    益子樹(ROVO、ASLN)を筆頭とする、"音楽の言語が通じる人たち"という、勝井祐二(ROVO)、おおはた雄一、高木正勝、高田漣、葉加瀬太郎、藤戸じゅにあ(ザ・ジェッジジョンソン)、森雪之丞ら強者勢との競演曲が詰まった本作には、スティングやおおはた雄一のカバーも。
    あくまでも穏やかな言葉や音を鳴らしながら、これまでになく素の坂本美雨を感じる本作は、彼女史上最高に"開かれた作品"なのは間違いない。
    例えばピアノの音色とわずかな言葉だけでつづられる、アルバムの最後を飾るI。NYの自宅で書かれたというその曲は、坂本美雨というアーティストのペルソナがじわりと浮かび上がる、切なく温かな一曲

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     2008/11/11

    '90年発表。暗?いインディ・ギター・バンドに過ぎなかったシェイメンくらい、テクノロジーの恩恵に俗したバンドをほかに知らない。テクノ化を渋るメンバーをバッサリ切り捨て、ウィル・シンとともに2人組ユニットとして再スタートを切ったコリアン・アンガスの先見性は大したものだ。
    本作は、彼らがロックに別れを告げた証である。「プロゲン」「メイク・イット・マイン」「ハイパーリアル」などはクラブを中心にヒットしたが、ハードコアなマシン・ビートに絡む練られたメロディは、決してクラブ・シーンのみに止まるものではなかった。そのことは92年に「イビニーザ・グード」が全英1位になったことで証明された。

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     2008/11/08

    '04年発表。02年から刊行されている全5巻の全集の最終刊。3の映画音楽編に収録の「怪談」など映画音楽を除く、残されたテープ作品のほとんどをディスク2に収録。55年の第1作「ルリエフ・スタティック」に始まり、ヴォーカリズム3部作、NHK電子音楽スタジオ制作による「空、馬、そして死」(58年)、個展のために制作した、様々な水の音をコラージュした「水の曲」(60年)など、緻密な構成には今聴いても驚かされる。こうしたテープ作品の大半は、草月アートセンターの奥山重之助の尽力によるもの。日本の技術者の緻密な仕事ぶりに驚嘆する。

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     2008/11/07

    '08年発表。現在の英国を代表する彼らの3rd。売れっ子のマーク・ロンソンと新鋭のエリオット・ジャイムスをプロデューサーに起用したセッションが発展して、アルバムになったという事情のためかリラックスした空気感が漂う。ネオ・ニューウェーブ風の曲調も印象的だ。

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     2008/10/31

    '08年発表。人と人との関係性をテーマした曲が多いので、このタイトルをつけたという。そして中身はシングルAはじめ前作以上にエレクトロに接近した実験的アプローチが存在感を示している。
    いつもはメンバー全員で曲の全体像を確認しながらの曲作りをしていたが、今回はそのプロセスにも異変あり。
    アーティストとしてのこだわりを全面に押し出した作品。

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     2008/10/29

    '92年発表。プロモ・クリップのピコリ度、そしてキャブスやYMOのリミックスのフリーク・アウトっぷりで、その存在を知らしめた、オルタネイトの1st。ヒット・チューンのABHを収録した、(発売時期的には)ベスト・アルバムのような性格を持っている。
    基本的にはアカイのサンプラーS950とヤマハのリズム・マシンRX-17、そしてミキサーにカシオのDATのみという、きわめてチープな機材のみで作られた。トーゼン、サウンドも陳腐ではあるが、ジュリアナ系ではないハードコア・テクノのベーシックを築いた。使う機材が高ければ良いってもんじゃないことを証明した1枚。

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     2008/10/29

    '08年発表。精力的に活動してきた結成10周年イヤーも終盤に差し掛かり、いよいよフル・アルバムが到着。決してガツガツしているわけではないのに、めちゃめちゃ存在感があって。たゆたうようでありながら、しっかりロックンロールしてて。浮遊しているようで奥深くへ潜行していくような。ひんやりしているようでホットな。まさにSHERBETS。

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