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Review List of masashing 

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     2009/09/05

    長年のリファレンスであるシノーポリ盤(S・92年録音)とほぼ同じ演奏時間なので比較すると、トーマス盤(T)は期待通り、音のなめらかさや透明感はすばらしく、歌手陣の立ち位置やコーラスの口元さえ見えるような鮮やかさはすごいの一言。録音風景写真通り、コーラスが楽団の頭上後方を取り巻いて、頭から降ってくるようだが、反面、音にも少し奥行きが足りないのが唯一の欠点か。
    一方Sは、音のダイナミックスではこちらが上で、コーラスの透明感は負けるものの、歌手陣の力量はSの方が一枚上であり、より感動的である。
    同じようにベルティーニ(ケルン放響91年)とインバル(東京都響08年)とのライブ盤対決にも当てはまる。
    いずれにしても、このTを含めた4枚は、比較的人気薄といわれる第8番の牽引役として手元においておきたい一枚になった。あと一つ加えるとシャイー盤になるか。
    こうなると、あのラトル、ブーレーズ、バーンスタイン、ショルティ、テンシュテット、小澤、マゼール、ノイマン、クーベリックなど、棚に眠ったままになる。このあとマーツァル、ジンマンときたら・・・。最後に、この前Youtubeで見たエッシェンバッハ指揮・パリ管弦楽団の8番はとてもすばらしかったので、見ていない方はぜひ見てください。

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     2009/07/04

    マーツァル盤(M)とほぼ同じテンポ、音質なので、ジンマン(Z)と比較すると、Mは79分22秒で2枚組、Zは79分02秒で1枚に収まる。この差がSACDの限界なのか。私蔵の22枚の第7番はちょうど半分が1枚に収まっている。80分に収まるか否かは第2・4楽章「夜の歌」次第ではないか。LP時代のようにCDの入れ替えは興をそがれるので、できれば1枚が私にはありがたい。第2・6・8・9番にもいえるが、特に6・7・9番は1枚であってほしい。勿論、例えばシノーポリの7番は最長の87分26秒の2枚組だが、これでなければならない名盤であるし、ゲルギエフの1枚は残念である。本題に戻ると、Mはマルチトラックらしいくっきりと浮き上がるような管群に対して、Zはワンポイントのような両翼に広がる弦に溶け込んだ管群との対比がとても心地よく、Mのように派手ではないが、次第に高揚していくフィナーレはとてもすばらしい。これはMと同じく「中庸のよさ」を発揮した1枚だ。

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     2009/06/13

    皆さんご存知かもしれませんが、私はYouTubeでゲルギエフやラトル、M.T.トーマスのVTR(楽章の一部4〜8分)が見られることを最近知りました。もっと早く知っておけば2・3・6番がどんなものかを見聴くことができたのに残念です。その感想を言えば、果たしてLSO楽団員が乗っているのかな、ということです。この8番はやがてUPされると思いますが、私の「偏見」がどういう風に現れるのか、楽しみです。ちなみに良いヘッドフォンで聴くと結構良い音です。

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