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　2006/06/25

'83年発表｡自然や都市におけるﾉｲｽﾞ(ﾄﾞｱの開閉音や車のﾌﾞﾚｰｷ音など)をｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞ･ｿｰｽとして用い､ｻｳﾝﾄﾞ･ｺﾗｰｼﾞｭっぽい手法による大胆で刺激的な音作りが注目を集めた｡特に破壊的なﾊﾟｰｶｯｼｮﾝによって打ち出される強烈なﾋﾞｰﾄは､ﾊﾞﾝﾄﾞ名どおり｢ﾉｲｽﾞの芸術｣!

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　2006/06/21

'98年発表｡ﾃﾞｼﾞﾀﾙ･ﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞが進化し､電子音と現実音の境界が取り払われた現在も､ﾐｭｰｼﾞｯｸ･ｺﾝｸﾚｰﾄの名目の下で作品を作り続ける作家たちがいる｡これは98年に､ﾄﾞｲﾂのﾍﾞﾙﾘﾝで行われた同名のｲﾍﾞﾝﾄ用に作られた2枚組作品集｡

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　2006/06/21

57〜92年作品｡58年ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ万博ﾌｨﾘｯﾌﾟｽ館に書かれた､最初のﾃｰﾌﾟ作品｢ｺﾝｸﾚ･P･H｣を始め､初期の代表作｢Orient-Occident｣(60年)､70年の大阪万博鉄鋼館のための｢ﾋﾋﾞｷ･ﾊ･ﾅ･ﾏ｣､この曲は友人の高橋悠治を通して得た､日本の雅楽的な間を習熟した作品｡などを収録｡

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　2006/06/18

'66年発表｡ﾄﾙｰﾏﾝｽﾞﾊﾞｰｸﾞのﾓｰｸﾞ研究所で電子音をﾘｱﾗｲｽﾞし､ｺﾞｯｻﾑで､打楽器奏者のﾊｰﾊﾞｰﾄ･ﾊﾘｽ指揮によるｵｰｹｽﾄﾗ･ﾊﾟｰﾄを録音した､2人の初共作｡ﾄｯﾄﾞが､空気､ﾍﾞﾙ､風､声と電子音を素材にとったﾃｰﾌﾟを操作し､ｽｺｱﾘﾝｸﾞはｼﾞｪｰﾑｽが担当するという分業制で作られている｡

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　2006/06/18

'73年発表｡70年､大阪万博のﾍﾟﾌﾟｼ館委嘱作品として作曲されたが､実現できなかったｱｲﾃﾞｱを73年に録音したもの｡静寂の中でﾓﾝｽﾀｰのような金属的な叫び声がこだまする｡後半の土俗的なﾊﾟｰｶｯｼｮﾝは､独特な間合いが能のよう｡

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　2006/06/18

65〜72年作品｡｢ｲｯﾂ･ｺﾞﾅ･ﾚｲﾝ｣､｢ｶﾑ･ｱｳﾄ｣､｢ｸﾗｯﾋﾟﾝｸﾞ･ﾐｭｰｼﾞｯｸ｣など､｢ﾌｪｲｽﾞ作品｣時代に書かれた初期作品集｡後にﾗｲﾋ自身が行き詰まりから､この手法を封印してしまったために､今では貴重なもの｡ﾛｯｸ世代にも多大な影響を与えた｡

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　2006/06/17

'05年発売｡画期的な視点で編まれた､電子音楽史ｺﾝﾋﾟ｡ｸﾗﾗ･ﾛｯｸﾓｱ､ﾒｼｱﾝら電子音楽誕生以前から始まり､ﾐｭｰｼﾞｯｸ･ｺﾝｸﾚｰﾄ初期の習作､正統な電子音楽作品､傍流派､ﾐﾆﾏﾙ･ﾐｭｰｼﾞｯｸ属派からｻｳﾝﾄﾞﾄﾗｯｸまで多岐ににわたる､電子音を使った現代音楽〜ﾎﾟﾋﾟｭﾗｰの変遷を辿っている｡

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　2006/06/17

'99年発表｡自動ﾋﾟｱﾉ作曲家｡紙のﾊﾟﾝﾁｶｰﾄﾞに直接穴を開ける作曲ｽﾀｲﾙだが､ｼﾞｬｽﾞやﾌﾞﾙｰｽ風だった初期から､次第に人間が演奏できないような､ｸｾﾅｷｽを思わせる抽象的な前衛曲に｡88年の新録による5枚組全集｡

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　2006/06/16

'68年発表｡ｼｭﾄｯｸﾊｳｾﾞﾝ｢ひとりの打楽器奏者のための第9ﾂｨｸﾙｽ｣(68年)､ｹｰｼﾞ｢ﾌｫﾝﾀﾅ･ﾐｯｸｽ:ﾌｨｰﾄﾞ｣(65年)ほか､ｱｰﾙ･ﾌﾞﾗｳﾝ､ﾌｪﾙﾄﾞﾏﾝ､ﾌﾞｿﾞｯﾃｨなどの作品を実演した唯一のｿﾛ｡奇妙な軋み音を発生させる謎の電子楽器の音に戦慄する｡

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　2006/06/16

'70年発表｡ﾗｲｳﾞ･ｴﾚｸﾄﾛﾆｸ集団｡手製の楽器やﾁｪﾛ､ｻｯｸｽと､ｵｼﾚｰﾀｰやﾓｰｸﾞ･ｼﾝｾｻｲｻﾞｰなどの楽器を演奏し､ｺﾙﾄﾚｰﾝなどﾌﾘｰ･ｼﾞｬｽﾞと民族音楽の影響が渾然一体となったｱﾅｰｷｽﾞﾑ音楽を志向した｡M=1は､ｲﾝﾄﾞ音楽のﾄﾞﾛｰﾝを通低音に､ｶﾓﾒの声､ﾄﾗｯｸの走行音などが電子変調してｺﾗｰｼﾞｭされる曲｡

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　2006/06/16

'70年発表｡ｵｰｹｽﾄﾗとｳﾞｫｰｶﾙのみを素材にﾃｰﾌﾟ逆回転で掛け合わせた｢Retrograde Sequence From A Tragedy｣に始まり､純粋な電子音楽､ｵﾝﾄﾞ･ﾏﾙﾄﾉによる独奏曲､ﾓｰｸﾞ･ｼﾝｾｻｲｻﾞｰの音響を経て､ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ音楽で完結する､いち作家を通して知る電子音楽の進化史｡

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　2006/06/16

'00年発表｡ﾎﾜｲﾄ･ﾉｲｽﾞを収斂させた金属ﾉｲｽﾞや､｢Music From The Venezia Space Theatre｣(64年)の蛍の発光のような丸みのある金属ｻｳﾝﾄﾞが特徴的｡｢Epifont｣(84年)のﾃﾞｼﾞﾀﾙなﾘﾝｸﾞ･ﾓｼﾞｭﾚｰﾀｰの響きは､宗教音楽のような荘厳な音の壁を出現させる｡

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　2006/06/14

'06年発表｡ここに気負いはない｡ｼﾞﾑ･ｵﾙｰｸが抜け､再び元の4人に戻った彼らは淡々と彼ららしいｷﾞﾀｰ･ﾛｯｸを奏でている｡ﾉｲｽﾞを美しい音色に変える彼らのﾏｼﾞｯｸはいまだ有効｡

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　2006/06/12

'96年発表｡ﾃﾞﾋﾞｭｰ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡ｷﾞﾀｰ･ﾎﾟｯﾌﾟが好きなｷﾞﾀｰのｸﾘｽとｴﾚｸﾄﾛ系ｷｰﾎﾞｰﾄﾞのﾘｱﾑのｺﾝﾋﾞに､ﾊﾟﾝｸ少女のｹﾘｰが加わってﾊﾞﾝﾄﾞが結成されたのが95年のこと｡日本人みたいなﾍﾞｯﾀﾘ顔でﾛﾘﾛﾘ声を聴かせるｹﾘｰちゃんは､近々BｰT星野英彦とﾕﾆｯﾄ･ﾃﾞﾋﾞｭｰ!

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　2006/06/10

'06年発表｡4曲で33分という驚きの1枚｡以前のようにﾋﾞｰﾄを主体とするのではなく､ｽﾘﾑに研ぎ澄まされた演奏の中で､ﾁﾊﾞﾕｳｽｹのﾄｰｷﾝｸﾞ･ｽﾀｲﾙのﾎﾞｰｶﾙで､ｼｬｰﾌﾟなｽﾘﾙを打ち出しているﾄﾗｯｸが印象的な作品｡