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Review List of madman 

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     2009/04/25

    '94年発表。パンテラ、メジャー3作目のアルバム。押し迫ってくる重低音、ザクザクいうギター・リフと地獄からの叫びのようなボーカル。あくまでもベビーに、安らぐスキをほとんど与えない。が、@FIではマシンガンのごとく、Dではノイズ的に、EHでは正統派メタルの匂いもさせ……と、単調にはなっていない。唯一、ソフト・タッチなのが、ブラック・サバスのカバーKというのがユニーク。

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     2009/04/25

    '94年発表。重くのしかかるノイジーなギター・リフの@、原曲はキュアー。Cはプリミティヴスのカバー。どちらもたいがい半端なシロモノではない。だが、これは序の口。彼らの音楽性といったら到底説明のしようがない。重厚すぎるほどのギター・ノイズ、しなやかに這うメロディ、かとおもえばアルペジオの美しさ…だが根底にあるのは疾走感。この気持ちよさにハマッたら抜け出せない。オルタナティヴ?いや"ディーパーズ"である。

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     2009/04/25

    '94年発表。アカデミー賞受賞作「ラストエンペラー」、そして「シェルタリング・スカイ」に続き、教授がベルナルド・ベルトリッチ監督作品「リトル・ブッダ」の音楽を担当。作曲、そしてオーケストラの指揮も手がける。生まれ変わりをテーマにインド、ネパールが舞台となるだけに、インド音楽の要素も多い。全体に、少しずつ情景を変えながら、水彩画のようにイメージをつづる手法が生かされ、荘厳で、じわりと心にしみる音楽だ。

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     2009/04/25

    '94年発表。ソロ・アルバムからのシングル・カット。ボーカルを前面に出した躍動感溢れるポップなナンバーだ。Aはメタリックなハード・サウンド。LUNA SEAのRYUICHIがボーカル参加。

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     2009/04/25

    '94年発表。ヴィンス脱退の衝撃から約2年。後任に元ザ・スクリームのジョン・コラビ(vo)を迎えた新生モトリー・クルーが、ようやく発表した作品。何も知らされずに音だけ聴いたら、誰がモトリーだと思うだろう。聴き進むにつれ、彼ららしいドライブ感やポップ・センスも出てくるが、歪んだマイナー調のギター・リフやヘビーなリズムは、グランジ隆盛だった当時のシーンを意識したものか。だが、新しい方向性を示した、注目の1枚ではあった。

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     2009/04/25

    '94年発表。孤高のカリスマ、町田町蔵率いる北澤組の移籍第1弾。現代詩人としても評価の高い町蔵の"弱者"をキーワードにした歌詞や、ある時は呟き、ある時は咆哮するボーカル、そしてオーソドックスながらも確固たるテクニックに基づいた北澤組の演奏は健在だ。意味が汲み取りにくい歌詞だが、なぜか愛が伝わってくる存在感の凄み。実に聴きやすい作品だけに、もっと一般にも評価されてほしい。94年度の最高傑作だ!!

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     2009/04/25

    '94年発表。アメリカみたい、とまず思う。大雑把に言えば、高度資本主義的と言い換えてもいい。なんでも取り込み、その消費によって生じたエネルギーが新たな生産を産む。新しく生まれたものの密度が薄まることなく、むしろより精度を高めた新たな消費を促す。欲望の拡大再生産ということ。この果てることのない運動の一局面を切り取って定着させたようなアルバムだ。アメリカがさまざまな人種を呑み込み、多様な言語を呑み込み、世界中で錯綜する情報を一気に呑み込んでしまうように、このアルバムはポップもノイズもサイケもすべて自らの胃袋に収めてしまっている。このアルバムの胃袋は間違いなく肉食である。
    このアルバムの肉体的な特徴が強靭な胃袋であるとすれば、精神的な特徴はその潔さである。それも、大和魂なんて言葉を持ち出してきたくなるような種類の潔さである。それは、目の前にある事柄はすべて受け入れるという気持ちであり、この気持ちがあるからそこここで歌われている孤独や愛はお手軽な連帯に紛れることなく精神の深い部分、つまり魂の問題を意識していることは、アルバムのオープニングを飾る絢爛たるインストゥルメンタルに"共通の魂を持った者の共同体"とでも訳すべき造語がつけられていることからもうかがい知れる。
    hideがシンパシーを感じていたアメリカン・オルタナティブのミュージシャンたちは高度資本主義的な社会の苦悩を歌っているが、大和魂と肉食の胃袋を持ったこの作品は彼なりのアメリカン・オルタナティブ・シーンへの共闘声明でもあったはずだ。

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     2009/04/25

    '94年発表。グレゴリオ聖歌をグラウンド・ビートにのせた90年のデビュー作が、全世界で1200万枚という大ヒットを記録したドイツの覆面プロジェクトによるセカンド。今回もヨーロッパの民族音楽のようなエキゾチックなメロディと、コンテポラリーなダンス・ビートを融合させ、プログレやニューエイジにも似た壮大なイメージを聴く者に掻き立ててくれる。Fはシャロン・ストーンの主演映画「硝子の塔」のテーマ・ソング。

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     2009/04/25

    '94年発表。花田裕之と布袋寅泰ではおそらく、認識上のロックンロール観は似ていても、原義の内に鳴っているサウンド・ディテールは異なるであろう。たとえばコンプレッサーの利いた(スピーカーの)左右に飛ぶギター・リフを花田裕之が己の"ギター原義"の内に持ち併せているかどうか?については甚だ疑問である。しかし、それゆえに布袋寅泰との共同作業に興味をそそられる。
    90年にリリースした「Riff Rough」によって花田裕之は楽曲上におけるバラエティに挑戦した。なぜそれができたかと言えば、布袋寅泰がプロデューサーであったからだろう。1曲1曲を言わば原色に近い"楽曲風貌"にとりまとめる能力にかけて布袋寅泰は十分過ぎる人材であり、おそらく放っておくと"淡く"なっていく花田裕之にバランス回路は布袋寅泰のサウンド・センスをほしがっていたのかもしれない。「MY LIFE」「ALL OR NOTHIN'」を経て再び共同作業を行った本作でも1曲毎の性格付け=色付けはハッキリしており、その結果、花田裕之のボーカルが浮き立つという仕上がりになっている。
    「エリック・クラプトンなんかもレコード制作において、放っておくとブルースにいっちゃうと思うんだ。馴れ親しんだ部分だからね。だから、アルバムごとのスパイス的ディレクションという意味合いで理解できる人をプロデューサーにするんじゃないかな。例としてはフィル・コリンズとかね」-この花田裕之の発言は、かなり近い状態で彼のアルバム作りに反映してると言って差し支えないだろう。本作は6曲入りの凝縮版である。

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     2009/04/25

    '93年発表。94年1月には初来日公演もした彼らが、ワールド・デビューを飾った前作から2年ぶりにリリースした作品。「ダイナソーJr.へのイギリスからの回答」といわれたノイジーなギターを軸としながらも、メロディはビートルズのハーモニー感覚を受け継いだカラフルな印象が強い。ご愛嬌のように控え目にフィーチャーされたアコースティック・ナンバーでもしっかり聴かせてくれる楽曲の魅力が、サウンド以上に際立っている。

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     2009/04/25

    '93年発表。ヨーロッパの邪悪なダンス・ミュージックがアメリカのインダストリアルと出会った-まさにそんな感じのハードな音。
    ほとんど自分たちのスタジオでレコーディングするという彼ら。実験的な姿勢としっかりとしたチームワークがその作品に大きく反映されている。
    確かにダイナミックでロックのスウィング感とポップ性を加えたアルバムに仕上がっていると思うが、いっぽうでカーヴの個性となっているミステリアスでダークな雰囲気は強調されるばかりだ。

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     2009/04/25

    '09年発表。メンバーがそれぞれ別に拠点を構えるというユニークなスタイルで活動してきた米国のグループの9枚目にあたる新作。テクノロジーを駆使した特異なプロダクションと明るいボーカルのメロディの組み合わせが、ポップでありながら、シュールな音響空間を生んでいる。

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     2009/04/18

    '09年発表。リック・ルービンのプロデュースのもとに進めていたセッションから仕切り直したため、前作から5年弱と過去最長のインターバルを挿んで届けられた本作。結果的に迎えられたのはブライアン・イーノとダニエル・ラノワといったおなじみの顔ぶれだが、今回は彼らをプロデューサーとしてだけでなく共同作曲者としても起用しており、従来の作風にとらわれない風通しの良さが漂っている。曲調だけでなくボノのボーカルもかつてなく多彩な表情を見せており、デビューから30年を迎えるとは思えないほどの瑞々しさ。意気揚々とあらたな境地に足を踏み入れた力作だ。

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     2009/04/12

    '09年発表。これまで通りのポストモダン・トロピカリアだが、随所でアシッドなシンセやコンクレート的な電子音響が過去以上に大々的に響いており、ものすごく幻惑的。エヴァの深いリバーブのかかった歌声も、混然とした音像に溶け込んでしまっている。どうしたらこういうミックスになるんだろう?と思ってしまうほど奇妙なパラノミック・サウンドの曲もあって、非常に刺激的。ROMのマット・クラムとピヴゥットのローレンス・パイクがゲストで参加している。「Everything She Touched Turned Ampexian」と「La Llama」はどちらも、エクアドルからの移民の二世で、マイアミ・シーンが生んだ鬼才エプスタインことロベルト・カルロス・レンジとの共同プロデュースになっているが、この人が果たしてる役割は存外に大きいのかもしれない。

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     2009/04/12

    '09年発表。タイトルにもあるように、このアルバムはアンペックスのアナログ・テープレコーダーをレコーディングに使用しており、デジタル機材を完全に排除している。その効果はサイケデリックにくぐもった音像に如実に現れている。だがそれ以上に驚くことは内容だろう。以前からプレフューズの作品にはその傾向があったが、今回は1分に満たないトラックを含む長短バラバラの全29曲が、まるでサウンド・コラージュのように激しく錯綜しながら進んでゆく。もしかすると習作的に過去に録ってあったものかもしれないと思うようなワン・アイデアの実験的な曲も入っており、全体としてこれまでのプレフューズにはなかった、怒りにも似た荒々しく破壊的なエネルギーに満ちているのだ。もちろん如何にもスコット・ヘレン的なヒップホップ・チューンもある。だがそれも、曲の完成度よりもプリミティブな熱量の方を優先しているように聴こえる。まるで一枚で巨大な1曲のような印象を与える、不思議なテンションの作品となっている。これが今の彼の気分なのだろうか?

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