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Review List of madman 

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     2009/05/06

    '65年発表。ロマン・ポランスキー監督の映画「袋小路」のオリジナル・サウンドトラック。音楽は「吸血鬼」「ローズマリーの赤ちゃん」「水の中のナイフ」など一連のポランスキー作品のコンポーザーとして知られるポーランドの奇才クリシトフ・コメダ。ジャズ・ピアニストでもある彼のクールなヨーロピアン・ジャズのスコアは、都会の夜を彩るラウンジ・ミュージックとしても楽しめる。

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     2009/05/06

    '02年発表。ほぼワン・ループで推し進む覚醒感大盛りのバウンシー・ビーツに、童謡や数え歌にも通じる無気味美しいフックが絡む、いつもどおりと言えばいつもどおりな姐御の4枚目。しかしその、ズタズタに分断されたグルーヴというか、R&B特有の重量感を100%無視したティンバとのカオスはいよいよここに極まり、その中毒性も過去最高。エレクトロとかテクノ好きにも大推薦の傑作。ドープ!

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     2009/05/06

    '02年発表。ケガから復活した布袋寅泰が最新作「SCORPIO RISING」を引っ提げて行ったツアーから武道館公演を1枚のCDに集約。ノリのいいヒット・シングルDEF、朋友・松井常松(b)の参加で実現したBOφWYのナンバーGほか、ワクワク感とビート感溢れるロック・パフォーマンスを満載している。

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     2009/05/06

    '02年発表。文武両道……しばしば教育理念にもなるこの四文字熟語は、実は気高きロック・ミュージックにも当てはまる。いくら、誰にも負けない速くて強いビート・チューンをプレイできても、そればかりやっていると、体と心のバランスを欠き、ひいては惰性化を招き、さらにはビート・チューンの精彩を欠く事態に陥りかねないのだ。緊張と弛緩、高揚と鎮静、放出と貯蔵……それらがあたかもコインの裏表のように不可分なのは、その両方があって初めて上に行けるからである。逆の言い方をすれば、高みに挑もうとするなら、その両方をバランスよく磨く必要がある。本作に収録された曲は「ぎりぎりchop」や「juice」とは逆サイドの、しかしながら、これらの曲がなければ「ギリギリ〜」も「juice」もさらなる上には行けない、そういった楽曲群であろう。つまり、文武で言えば、"文"にあたる領域に属する15曲である。寒空の下から戻り、部屋を暖め、そっと開くBOOKの1ページが、温かい飲み物が五臓六腑に染み渡っていくように作用する、そんなアルバムだと断言できる。哀切の涙や優しい抱擁、そして明日への決意を、聴き手はそれぞれの曲に見いだすことが可能だろう。打ちひしがれて出口が探せないとき、疲弊して現状を見つめられないとき、何が悪いのかわからず捨てバチになるとき、本作のバラッドを聴いてみよう。僕の経験から言えば、"バラッドは精神を作る"のだ。夏のLIVE-GYMで受け止めたたくさんの人のエネルギーという名の熱を自分の奥底にとどめるためにも……。

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     2009/05/06

    '02年発表。ユーミンから影響を受けてない人はいないのではと思うのは、彼女が「初めて扱った歌のテーマや感情」が、あまりにも多いからである。例えば「人は脳によってモノを見る」ということを、最初に聴きやすいラブ・ソングに仕立ててくれたのもユーミンだ。心の被写界深度や、心の動体視力。彼女の歌を味わい深くするのは、そうやって、気持ちのグラデーションまで描けているところ。そんな彼女の作品を歌うとなると、構えちゃう人も多いだろうけど、ここに並んだ人たちは、適度にミュージシャン・シップを発揮しつつ、彼女の作品を取り上げることを心から楽しんでいる様子だ。ちなみにフェローズというのは仲間たちという意味。
    鬼束ちひろには感激。トップ・バッターを見事に努めている。彼女のボーカルはアイルランドの歌手がそうであ

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     2009/05/06

    '02年発表。ブッシュ政権糾弾ナンバーも含む、かつてないくらい政治的にヘビーな7作目。この2年半の間にデンマークでのロスキルド事故、無編集公式ライブ盤72作品の発表、そしてテロ事件があった。衝撃的な事件が降りかかるたびに名作を生み出すというわけでないにせよ、皮肉を与えるかのような「love」というキーワードを選ぶきっかけにはなったはず。歌詞カードもじっくり読んでもらいたい。

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     2009/05/06

    '02年発表。「レディ・マーマレード」以降の弾けっぷりも本作を聴いて納得。3年ぶりの2ndはレッドマンへのアンサーソングって感じのロックワイルダー作Oはじめ、ロック、ヒップホップ、R&B、ラテンなど様々なテクスチャーの楽曲を自慢の超絶ボーカルで伸び伸びと歌いまくり、その開放感がこっちにも伝わってきて気持ちがいい。アリシア・キーズ、デイヴ・ナヴァロら豪華ゲストとの共演にも注目。

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     2009/05/06

    '02年発表。かつては甘い子供声でイン・シンクの末っ子というイメージだったが、歌唱力も格段に上がりソング・ライターとしても頭角を現してきて、完全にグループの音楽的中心になっていたジャスティン。ティーン・ポップに飽き足らない彼が自分の好きなR&Bやヒップホップでソロ・アルバムを作るというのはとても自然な展開と言えるだろう。
    そこで天下の人気者、ネプチューンズとティンバランドにプロデュースを頼むあたり、白人のガキがカネに飽かして……なんて批判を招きそうだし、個性の強い音作りにシンガーが負けてしまう可能性だってあったわけだ。しかし、そんな危険を冒してこそエキサイティングでゴージャスで洗練された、実験的とも言えそうなほど斬新なサウンドが実現できた。そこにはアーティストに対するリスペクトとチャレンジ精神があふれているし、ジャスティンは堂々のソング・ライターぶりとパフォーマンスでそれに応えているから、ポップ・アイドルの大転身にしてはあまりにも違和感がない。ブラック・ミージックのお膳立てでもわざとらしくソウル唱法なんかしたりせず、ファルセットとハイトーンの地声を駆使して空を舞うように軽やかな独自の歌を聴かせているところもいい。マイケル・ジャクソンではなくて、ジャスティンそのものであろうとしているところがこのアルバムのキモでもある。ときにユーモアを織り交ぜ、セクシーだったりメランコリーだったりする表情を見せ

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     2009/05/06

    '02年発表。ブリグリ名義では久々のアルバム。聴き心地はとってもシンプルにポップ。だけど、ツルンッとしたプラスティック的なタイプではなく、微妙な色合いの毛糸でていねいに編み上げたような優しい感触で伝わる。そこかしこに織り込まれた哀愁感もポイントで、これはやはりTOMMYのソロ作にはない濃厚なブリグリ色だ。お気に入りのニットのごとく、聴き込むほどにカラダにしっくり馴染みそう。

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     2009/05/06

    '02年発表。ロックンロールの楽しさをストレートに表現するのは口で言うほど簡単じゃない。むしろ、適当な小理屈や男の美学なんかをこねくりまわしたほうがソレらしく見えたりするのがなんだか面倒になってしまったロックの現状のようだ。
    そこいくとザ・ハイロウズはいい。スクスク育ったロック・バンドのいい肉体をしてる。それもムリからマシーンで鍛えたような筋肉じゃなくて、普通に米を食べて出来た日本人のカラダ。これがもう7枚目のアルバムだというのに、なんだってこんなに愉快に面白くやってんでしょ、この人たち!うらやましいぞ!
    甲本ヒロトが7曲、真島昌利が7曲というちょうど半々の塩梅がハイロウズの甘味、苦味、塩っぱい味をうまく引き出している。音は陽気、痛快でも、歌の内容は結構毒気が強いハイロウズ。本作ではCがその最たる曲だが、アメリカの正義にゃウンザリは誰もが感じているところだし、Mの"絶望なんて当たり前"のピリッと辛い現実感なんかはきっちり今だ。"♪昭和18年のラバウルで"なんて歌詞も唐突に出てくるし、奇妙な味わいも倍増。しかしながら、"炬燵がちょっと熱すぎるんじゃないか"という言葉をかつてこれほど激しくロックで歌ったバンドもいない。ヒロト曲では脱力の極み、Hが白眉。イイおとなといわれるようになって、初めて気づく自分の中にあるくだらない、し

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     2009/05/06

    '02年発表。オリジナル・アルバムを出して2ヵ月後の速攻リリースも、その最新作からは「東京」すら収録されていないことも、聴けば納得の2枚組ベスト・アルバム。ナゾは解けた。本作と最新作を合わせて、初めて"集大成"になるっつ-ことですね。たぶん。
    KUWATA BANDの"一面"であった日本語詞曲における試行錯誤や、1stソロで確立された濃密なポップ・ロジック、弾き語り的な骨太フォーク・ロックで確認した"時代の語り部"としてのアイデンティティ……。サウンド的にはやや懐かしさを感じるモノも中にはあるが、全編に貫かれているのは"揺るがない桑田佳祐"の強さだ。毎回長いブランクをおいて制作されてきたソロ作品だが、そのスタート地点の情熱はぶれることなく守られ、なおかつ進化を続けている。比較的最近のソロ・シングル曲から並ぶ曲順によっ

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     2009/05/06

    '02年発表。本国アイスランドよりも3年半遅れてリリースされ日本でもヒット。全世界でロングランとなった「アゲイティス・ビリュン」に強く3作目だが、タイトルは括弧のみ。8個の曲も含め、聴き手それぞれが抱いた想像で言葉を与えてほしいとのこと。絶妙のタイミングで絶妙なことをやってくれたものだが、音のほうも飛翔力・包容力が無限であるかのようなスケールの広がり。これこそ必聴盤。

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     2009/05/06

    '02年発表。02年5月発表のベスト盤もオリコン・チャート10位、4度目となる全10回の公演も全て売り切れ。まさに日本でもストレイ・キャッツ時代をしのぐ状況の中、古典芸能に徹する彼の潔さに感動する名盤がまたひとつ登場した。オリジナル1曲を含む、有名無名のクリスマス・ソングのカバー集だが、選曲・構成・演奏どれも質が高い。中途半端な企画オムニバス盤買うならこちらを断然おすすめします。

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     2009/05/06

    '02年発表。日本先行で発売された4作目のアルバム。刺激的なラップとハードで攻撃的なパンク・サウンドが炸裂したかと思うと、やわらかい響きのハーモニーが飛び出してきたり、ゆったりレゲエ調になったり、アコースティック・サウンドが入ってきたりもし、ダークなムードから明るいポップ調のトーンまで表情豊かに、ヒップホップを基調としながら層の厚いミクスチャー・ロックを満載している。

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     2009/05/06

    '02年発表。当時、米国のR&Bシーンでは、ネオ・ソウルの動きとリンクする形で台頭してきた女性シンガー・ソングライターの活躍が目立っていた。エリカ・バドゥ、ローリン・ヒル、メイシー・グレイ、アリシア・キーズ、そしてインディア.アリー。中でもこの生ギターを弾きながら歌うインディアは、R&Bシーンでは珍しいタイプのシンガー・ソングライターだ。それだけに、約1年半前にリリースされたデビュー盤「アコースティック・ソウル」は大きな反響を呼んだが、早くも2ndアルバムが届けられた。
    今回も生楽器と必要最小限のプログラミングを組み合わせたフォーキー・ソウル路線の曲が並んでいて、すでに多くのリスナーに浸透しているインディアのイメージを裏切らない仕上がり。全曲に生ギターがフィーチャーされており、音作りはおおむねシンプルだ。当時日本でよく目にした"オーガニック・ソウル"という言葉がふさわしい音楽、と言っていいだろう。もっとも、インディアの音楽はたしかに有機農法で育てられた野菜のようだが、アーシーな味わいは薄く、洗浄されてデパートの食品売場で売られている野菜のような感じがする。彼女の歌にはもっとアーシーな音のほうが似合うように思うが、サウンドは小綺麗で、この点に不満を覚える。がしかし、インディアの悲哀を内包した声自体はとても魅力的だし、その響かせ方もぐっとくる。特に彼女と女性ボーカリストだけで録音されたKは、シンプルであるがゆえに胸に響くものが大きい。この作品、後半に良い曲が揃っている。

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