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Review List of 楽しい夜更かし 

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     2021/07/21

    ギター・ソロ・アルバム「Virtuoso」シリーズが有名になってしまったギタリスト、ジョー・パスの、パシフィック・ジャズ時代の名盤です。ギター、ベース、ドラムスを引き連れて、軽やかにスイングする演奏を聞かせてくれます。このアルバムは、ジャンゴ・ラインハルトにちなんだ曲が並びますが、やはりアルバム冒頭のジョン・ルイスの「Django」が印象的です。MJQでおなじみのテーマが終わった後、トツトツと始まるアドリブはシンプルですが、とても洒落たフレーズを奏でます。ギターを持っているファンならば、挑戦してみたくなる名アドリブです。自分としては、ギター・ソロ・アルバムよりも、こういう洒落たスイングアルバムがジョー・パスには似合っていると思っています。

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     2021/07/21

    MAMAMOOの日本デビュー・アルバムです。新たな日本人ファン開拓のためのサービスということだと思いますが、韓国盤にもない、彼女たちのベスト・アルバム的な作品集で、ヒット曲も多く聴き応え十分のアルバムです。ガールズ・グループ・ブームの韓国でも、これだけ歌唱力のあるメンバーを集めたグループは他にはないと思いますし、また、キム・ドフンを中心としたプロデュース・チームによる、最新のR&Bをうまく韓国流に消化した曲作り、サウンド作りも、見事と言うしかありません。収録されたヒット曲は、すべて日本語バージョンとなっていますが、外国人アーチストの日本語バージョンにありがちな「まどろこしさ」も、彼女たちの圧倒的な歌唱力の前には関係ないようです。

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     2021/07/20

    スティーリー・ダンのサポートメンバーに過ぎなかったマイケル・マクドナルドの加入が、豪快なアメリカン・ロック・バンドを、都会的なソウル系AORバンドへ大きく方向転換させてしまったことに戸惑いを感じました。しかし、その後「Livin’ on the Fault Line」「Minute by Minute」と、クオリティの高いアルバムを続けて発表すると、改めて過渡期ともいえるこのアルバムの魅力が見えてきました。特にタイトル曲「Takin’ It To The Street」には都会の朝のキリリとした身の引き締まるような緊張感を感じます。また、これまでとはイメージの違う真っ白いアルバム・ジャケッも、そこから新しい世界を覗き込んでいるようなパット・シモンズの、そのグラスには、これから彼らが飛び出すことになる都会のストリートの風景が写っているようです。

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     2021/07/20

    西海岸のパシフィック・ジャズ・レーベルを代表する名盤。東海岸からモダン・ジャズ・カルテットのジョン・ルイス、パーシー・ヒースの二人を招いて、西海岸の三人、ビル・パーキンス、ジム・ホール、チコ・ハミルトンとの偉大なる出会いという趣向でしょうが、ほとんど東も西もなく、見事に一体化しているのは、思惑外れだったのか、狙い通りだったのか。飛び切り知的で、垢抜けて、洒落た作品となっています。

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     2021/07/20

    鈴木慶一とムーンライダースが全面的にバックアップした杏里の裏名盤です。今でも、過去にも、杏里の音楽からは想像もできない音楽が詰め込まれています。ひねくれたところのない、どこまでも伸びやかな杏里のボーカルと、ひと捻りも、ふた捻りもされたムーンライダースの組み合わせは、何とも新鮮だったけど、当時はマニア受けしかしなかった記憶があります。今聴いても興味深い曲ばかりで、退屈させられないアルバムですが、特に、作詞・糸井重里、作曲・鈴木慶一の「エスプレッソで眠れない」、松尾清憲作の大ロッカバラード「ヘッドライト」は、いまだに鼻歌で出てくるお気に入りの名曲です。

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     2021/07/20

    CSN&Y のメンバーだからという理由で手に入れたデヴィッド・クロスビーのファースト・ソロ・アルバム。難解だと言われていますが、正直言って、10年以上、自分はこのこのアルバムの魅力がわかりませんでした。しかし、説明するのは難しいのですが、ある日突然、目の前が開けたように、彼の音楽がすっと吸収できるようになりました。声も、メロデイも、サウンドも、何もかもがクロスビーなわけで、何もかもが魅力的だと思えるようになりました。どんなジャンルにもくくれない、他のどんな音楽にも似ていない、まさにデヴィッド・クロスビーの音楽です。

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     2021/07/20

    ジョー・ウォルシュのプロデュースのもと、ドン・ヘンリー、グレン・フライ、グレアム・ナッシュ、などそうそうたるメンバーのバックアップも得て発表されたウエストコースト・ロックの王道を行くダン・フォーゲルバーグの日本デビュー・アルバムです。ソフトな声に、哀愁ただようポップなメロデイづくりには、ウエスト・コースト・ロック・ファンであった自分は、一発で魅了されました。特にアナログのA面となる「Part Of The Plan」から「The Long Way」までの流れは、名曲揃いで、起伏のあるドラマを見ているような展開で、繰り返し、繰り返し聴いたものでした。大切にしたいアルバムです。

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     2021/07/20

    結局、ここへ帰ってきてしまうのです。クレイジー・ホースを引き連れた「Down By The River」「Cowgirl In The Sand」の無骨で荒々しいロックこそ、自分の好きなニール・ヤングの原点だと思います。もう何年も、何年も、このアルバムを引っ張り出しては、この二曲を聞き続けています。

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     2021/07/20

    クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの見事なハーモニーを支えるクロスビーとナッシュによる、はじめてのデュオ・アルバム。今は、不仲となってしまった二人ですが、この頃はまさに蜜月時代で、二人の良好な人間関係と、優しい人柄がにじみ出てくるようなアルバムです。ナッシュの創るポップな作品と、やや難解なクロスビーの作品も、お互いがハーモニーで支え合い、派手さはありませんが、とても素朴な人間味あふれるアルバムとなっています。

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     2021/07/19

    MAMAMOOファンの自分ですが、2020年のK-POPで最も気に入って聴いていた曲がGFRIENDの「MAGO」でした。それまで美少女グループのイメージが気恥ずかしくて敬遠していたGFRIENDですが、このアルバムで一気にアダルトな雰囲気となり、哀愁のダンス・チューン「MAGO」にもハマり、さあこれからが楽しみと思っていたら活動中止という残念な状況に。歌唱力もあるメンバーの今後に期待します。

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     2021/07/19

    はじめてラジオでタイトル曲を聴いたとき、鳥肌が立ったのをハッキリと覚えています。アルバムの一曲目として、何かが起こりそうな予感をさせる、また数あるロックのヒット曲の中でも指折りの名イントロです。カントリー・ロックの期待の星だったイーグルスは、前作「オン・ザ・ボーダー」で新メンバーとしてドン・フェルダーが加入し、サウンドがグッとハードになり、さて次はどんな作品が届くのかと楽しみにしていたところに投げ込まれたのが、予想を超えたタイトル曲の衝撃でした。もちろん、その後には「ホテル・カリフォルニア」という化け物が控えているのですが、イーグルスが大きく一皮むけたのはこのアルバムです。自分としては、完成度高すぎとも思える次作よりも、「呪われた夜」のほうがずっとロックな気がして、イーグルスでは一番好きな作品です。

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     2021/07/19

    アコースティック・セットのDISC1、エレクトリック・セットのDISC2。もちろん、聴き応えがあるのは、スティルスとヤングのギター・ソロが正面からぶつかり合うエレクトリック・セットです。特にヤングの「サザンマン」と、スティルスの「キャリーオン」は、それぞれ10分を超える長尺の演奏で、たっぷりとふたりのギターバトルを堪能することができます。ギターソロの応酬だけではなく、キターの音が止まり、互いの出方を観ているような瞬間もあったりと、その緊張感は半端ではありません。当時は二人のバッファロー・スプリングフィールド時代からの確執なども噂され、聴き手は否が応でも盛り上げられます。ロックにおけるギター・バトルでいちばん好きなアルバムです。

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     2021/07/19

    大滝詠一といえば「A LONG VACATION」ということになっていますが、自分にとってはこの「ナイアガラ・ムーン」こそ大滝詠一なのです。アルバムに添えられたライナー・ノーツで、一曲、一曲について元ネタなどを敬意を込めて、ミュージシャン本人が解説しているということが新鮮な驚きでした。このアルバムを手にして、自分は音楽の聴き方か変わったと思いますし、大滝詠一の大ファンとなりました。「A LONG VACATION」の完成度こそありませんが、ナイアガラサウンドの原点ともいえるアルバムで、とにかく音楽を楽しんで作っている姿が見えてくるようです。オリジナルは「ナイアガラムーン」から始まり、「ナイアガラムーンがまた輝けば」で終わる30分もない作品ですが、滝の音で始まり、滝の音で終わるという演出がなかなかお洒落で、何度も何度も聴き返しました。CD時代になって、良くも悪くもボーナストラックが追加されることが当たり前になり、滝の音で終わったと思ったら、すぐに曲が始まったりとか、40周年盤では曲順まで変わってしまったりで、ちょっと残念です。

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     2021/07/19

    1969年に「CROSBY,STILLS & NASH」という傑作アルバムでデビューした3人に、ニール・ヤングが加わり4人組となりましたが、50周年記念盤でもわかるように、引き続き、このグループの中心はスティブン・スティルスでした。しかし、限られた時間での参加だと思われますが、ニール・ヤング加入の効果は「カット・マイ・ヘア」「ウッドストック」といったアルバムを代表するハードなロック・ナンバーに歴然と現れています。ニール・ヤングの荒々しいギターこそ、それまでの3人では生み出せない部分だったと思います。有名な「ティーチ・ユア・チルドレン」や「僕達の家」は、ニール・ヤングの加入なしでも創ることのできた曲でしょうが、「カット・マイ・ヘア」「ウッドストック」という二曲こそニール・ヤング加入の証しであり、このアルバムがデビュー作を超えるために必要だった曲だったと思います。70年代ロックの傑作です。

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     2021/07/19

    デヴィッド・クロスビー、スティヴン・スティルス、グラハム・ナッシュの3人によるスーパーグループという語られ方をするが、何よりもスティルスのボーカル、ギター、ベース、キーボードと、どれをとっても一流のグルーヴ感を楽しむアルバムだと思います。ソロ・アルバムではないが、これだけスティルスの多才な面が前面に押し出された初めての作品となっています。もうひとつの強い個性の持ち主であるクロスビーにとっては、「木の舟」「ロング・タイム・ゴーン」と、スティルスとの共演によって、彼の個性が最もうまく活かされ、広くファンに認められる作品になっています。そして、ナッシュはクロスビーとのコーラスにより、アルバム全体に統一感をもたらすという点で貢献しています。一度は、聴いておいた方がいい作品でしょう。

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