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TOP > My page > Review List of 多果茎 逸漏
Showing 1 - 2 of 2 items
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1 people agree with this review 2015/01/21
本当は、まずは精々、最初の半分くらいまで観て、残りは次の日の積もりであった。が、一気に最後まで観てしまった。そういった途中までで、今日はこの辺りで止めておこう!といった気を起こさせないものが、本作品には有るように思えた。お蔭で、寝不足! ラストの場面。自由になれる、これで漸く家族の元へ帰れる。そう想い希望を抱かされた後の判決が、極刑。そこからの主人公の演技が本当に凄かった!(それ以前だって、決して悪くはない。) 一部からは“軽い”などと言われる感も、無きにしも非ずである本主人公のキャラクターであるが、本作品では家族想いの善い父親像が描かれたいたように思う。 只、映画全体の流れに対しての、細かいことを並べると、奥さんの集めた嘆願書の署名は、何処で如何やって、その効力が全く達しないことになってしまったのか?!その辺りの経緯みたいなものが、後からエピソード程度でも構わないから、多少なりとも描かれていて欲しいと思った。 また、これは余計なことだが、明日は我が身か?といった捕われの身となった際の同室者が、同じ人気グループの“あの有名な彼”だったといったところ。そこは、あの人気グループのファンである視聴者にとってみれば、十分なファンサービスであったのだろうと思われるのだが、冷めた見方をするならば、あの同室のシーンの辺りで、視聴の上での或る種の緊張感のようなモノが緩んでしまったような、そんな気がしないでもない。勿論、“彼”は彼で、別の場面での、充分に面白い演技者なのであるが…。
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0 people agree with this review 2010/02/12
(実は)道化は、(決して)単なる踊り達者といった訳ではない。その身の熟しには、ヴァオイリン名手の家系の息子さんが奏でたツゴイネルワイゼンを思い起こさせる。 (オソラク途轍もなく)難しい(演奏上の技術が要求される)であろう曲を、(聴衆には)彼の苦労を(微塵も)感じさせることなしに(「朝飯前だ!」と言わんばかりに)、アッサリと演奏してしまう。如何いった処が難しくて、こんな具合に苦労したのだといった辺りを(敢えて、高い技量の彼から)解き明かして貰えるような演奏であったならば、素人であっても、共に目的地へと導いて貰えるような心持になれるだろう。そんな足運びに感じられた。
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