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TOP > My page > Review List of まさむね太郎
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3 people agree with this review 2010/08/11
「こんなに空が青くては」は、川村ゆうこのデビューアルバムである。 泉谷しげる、井上陽水、小室等、吉田拓郎が設立したフォーライフ・レコードの 第1回新人オーディションで見出され、吉田拓郎作詞作曲プロデュースで 「風になりたい」でデビューしたのが川村ゆうこだった。 この「こんなに空が青くては」に参加したプレーヤーを見ると、石川鷹彦や 高橋幸宏、吉川忠英、等々綺羅星のように並んでいる。 いわば、「フォーライフ・スーパーセッションfor川村ゆうこ」といった趣きで 当然プロデュースは、吉田拓郎である。 当時のキャッチフレーズは「5人目のフォーライフ」だった。 こうして、恵まれたデビューを飾った川村ゆうこだったが、シングル数枚とアルバム2枚を 残して、長い沈黙へ入ってしまう。 それでも、「風になりたい」は拓郎が他のアーチストに提供した楽曲としては、出色のものであることは 隠れもない事実であり、沢田聖子や中の森バンド等にカバーされていく。そして、フォークの名曲集といった オムニバス・アルバムにも収録されることが多い。 ぼくは、「風になりたい」を聴くためにオムニバス・アルバムを買う気にはどうしてもなれなかった。 ただ、「川村ゆうこは、どこに行ってしまったのかな?」と思っていた。 そんな時、彼女が再び歌い始めたのを知った。 川村は言う「人生も折り返しを過ぎて、何かやり残したこと?って考えて、もう一度、歌をまじめにやってみようと思った」 デビューが吉田拓郎作品であった川村は、Itune等で「アジアの片隅で」、「花酔曲」、「どうしてこんなに悲しんだろう」そして 「風になりたい」を配信している。これは、復活の挨拶状といったところだろう。 復活後、いくつかのバンド等でライブを試みていた川村は、2010年7月からキーボード柳田ヒロ、ギター前田達也の サポートで本格的にライブに取り組みだしている。 幸いなことに、この3人でのライブを見ることができたが、サポート二人に支えられて生き生きと歌う川村は、素晴らしかった。 柳田と前田の演奏は、時には川村をしっとりと支え、またある時は川村を煽り立てる。素晴らしい演奏だった。 この「こんなに空が青くては」には、3人での演奏がボーナストラックとして収録されるという。 デビューアルバムは、そのアーチストの原点である。川村が自分の原点であるこのアルバムに、今の自分をボーナス・トラック として収録するということは、再出発にこれ以上ふさわしいことはないだろう。 それは、原点を見つめなおして、そこへ戻るのではなくそこから更に出発していくという意思表示に思えるからだ。 川村には、未発表のオリジナルが数多くあるという。こうして、デビュー・アルバムが再発された後は、いよいよ今の川村ゆうこ、 そのものを見せて欲しい。 「5人目のフォーライフ」は、今「ひとりの川村ゆうこ」へと向かっていくだろう。
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