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Review List of 雪花地獄 

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     2013/05/01

    74年のUSツアー発掘音源。ディスク1にダラス公演、ディスク2にクリーヴランド公演を収録。ラジオ用音源の為、音質はまずまず良好。「Impossible Dream」リリース時のツアーで、バンドの演奏は完璧。SAHBのオリジナルディスコグラフィーでは、シングルアルバムの「Live」でしか、ライヴ演奏を聴けない。これでは不満。それを解消するのがこのアルバム。スタジオ盤とはアレンジが異なり、ライブバンドとしての魅力が充満。アレックス曰く「ステージでは毎晩、映画を作り、そのサウンドトラックを演奏しているんだ...」。正に己のバンドを的確に表現。生々しい迫力に圧倒されること間違いなし。持ち味のごった煮サウンド。一歩間違えればバラバラに。それを纏めるのが彼らのセンス。聴き込むほどに味わい深い楽曲とアレンジメント。「British Tour ’76」アルバムと合わせて聴かれることをオススメ。

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     2013/05/01

    76年5月の貴重なライヴ音源。6枚目のアルバム「SAHB Stories」リリースの頃。アグレッシヴな演奏と狂熱のオーディエンス。発掘音源でありながら録音状態は良好。脂の乗ったバンドの演奏と観客の興奮を完全密封。病欠のヒューに替わり、後の「Rockdrill」アルバムに参加するトミー・アイアーがキーボード。サウンドに重厚感が漂う。このツアー後半よりアレックスの体調が悪化しアレックス抜きのアルバム「Fourplay」の繋がっていく。下降線を辿っていくバンドの過渡期を捉えたライヴであるが、「バンド」自体は絶好調。幾分ラフな演奏もライヴならではの魅力に溢れ、ザルのギブソンSGは艶やかにアグレッシヴに唸りをあげ、クリスとテッドの鉄壁のリズムセクションはこの日もタイト。スタジオ盤よりもハードロックバンドとしての魅力がよく伝わる好盤。

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     2013/04/26

    ミスクレジットにレーベルの愛情は感じられないが、音に耳を傾ければそこには70年代のイギリスが広がる。貴重なBBC音源。鉄壁のコンビネーションを誇るリズムセクション。クリス・グレンとテッド・マッケンナ。その上を自在に暴れるギターはザル・クレミンソン。ギブソンSGを素晴らしいトーンで奏でるこの男。へヴィリフを刻み込む。アレックスの味のあるヴォーカルはシアトリカルに、楽曲は物語を綴る。ヒュー・マッケンナのアレンジセンスとアレックスのストーリーテラーとしてのセンスが噛合い、正にブリティッシュ・ロック/ブリティッシュ・ハードロック。過小評価にも程がある。

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     2013/01/04

    エクストリーム・アグレッションは健在。しかし、フラッグ・オブ・ヘイトではない。表現者としての成熟を湛えたアグレッション。剥き出しのヘイトに替わって現れるのは哀しみを帯びたヘイト。アートワークも秀逸。ブックレットを見ながら聴くと、本当に今日で世界が終わるかのよう。耽美性を伴った終末感。エンドラマは無駄ではない。テッド・ジェンセンによるマスタリングもアルバムの出来に貢献。終わり無き苦痛から始まったキャリアの集大成。最高傑作。恐るべきはミレ。完璧。

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     2013/01/04

    デスエンジェルだと一発で判るリフワーク。一曲目から磐石のスタート。だが、何か感触が違う。違和感。リズム隊が代わっている。アジア系から欧州系への人種変更。これは大きい。明らかにリズム感、アタック感が異なる。しかし、その違いは吉と出た。ブ厚いサウンドにロブのギター。新生デスエンジェルを高らかに宣言。2曲目エンディングソロを奏でるロドガブの客演も奏功。新しい門出への祝演だ。

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     2013/01/02

    アレックスとグレッグが戻っての2作目。ドラムは「デモニック」で叩いたジーン・ホグラン。期待するなという方が無理。のっけからライブでの大合唱が想像出来るキャッチーなコーラス。これぞテスタメント。分厚いリズムはジーンの手柄。グレッグも負けじとお馴染みのバキバキとしたベースを弾く。2人のアックスメンも安定した抜群のコンビネーションを聴かす。感情を昂ぶらす楽曲とアレックスのリードプレイ。テスタメント印は全開。快心の一作。

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