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0 people agree with this review 2007/12/31
'85年発表。ソニーが開発した巨大モニター「ジャンボトロン」のデモとして行われた映像ライブの記録。立花ハジメ「太陽さんツアー」にも同行した、筑波大学卒のラディカルTVと共演。戦争映像などを素材にフェアライトCVIを操るラディカルTVの2人に対抗し、教授もフェアライトCMIやダイアローグ素材の5枚のCDをリアルタイムで操作して、即興演奏を繰り広げる。冒頭で流れる時代設定など、監修は浅田彰。全曲オリジナルだが、インダストリアルに傾倒しており、「未来派野郎」と印象はかなり異なる。
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0 people agree with this review 2007/12/30
'06年発表。オラフル・ジョセフソンが奏でる音楽はどこか悲しみをたずさえたトーンで綴られているけれど、ぬくもり、まばゆさ、美しさがゆらゆらと波のように寄せては、また返す。
'69年発表。英国出身のジャズ評論家で多くの著書やビバップのアンソロジーCDを手掛ける、レオナルド・フェザーのプロデュース盤。ジャケット写真は、ボーカルを務めるアリスとラエの双子のアンドリュース姉妹だが、参加は前半のみで、本編はポール・ビーヴァーのモーグ、エミル・リチャーズの微分音階ヴァイブラフォンなどを使った実験的な内容になっている。オープニング「Hurdy Gurdy Man」は女性のボーカリーズに波のSE、サウンド・コラージュを施したピンク・フロイド風のブルース。「HEX」はソフト・ロック風のコーラスに電子音のオブリガードや電子変調、エミル・リチャーズのフリーキーなヴァイブが加わる前衛曲だ。
'07年発表。10月10日ネット上にて価格破壊アルバムとして全世界解禁され、ありとあらゆる媒体が興奮し感動し絶賛した7作目。新機軸を打ち出すという強迫観念から開放され、難解さを廃除した美しさに接近し、かといってハッピーとは言いがたい複雑かつ微妙な感情を、かつてないくらいわかりやすく輪郭のはっきりした音像に昇華。戦争と平和が、憎悪と愛情が、混乱と秩序が、複雑かつ微妙に入り混じる07年という時代性を無意識的に切り取った42分34秒。過去6作の余剰部分と未完部分と失敗部分をすべてチャラにするような進化の果てを見る思いで、奇跡的な10曲を聴き続けている。
'68年発表。ハリウッドにあるヘラーズ・アド・エージェンシーを主宰する、ヒュー・ヘラーズを含む作家、歌手、役者らによる「音のミュージカル」。ソフト・ロック風音楽やラジオドラマを、音楽監督のディック・ハミルトンがモーグを駆使してリアライズ。けたたましいタイプライターと実況中継風の「And Now The News」、シンセ効果音のモンタージュ「The Flight」など、ゴドレイ&クレーム「ギズモ・ファンタジア」の耳触りに近い風刺劇を展開している。
'81〜'89年作品。首謀者は、豪州メルボルン生まれのジム・サールウェル。18歳でロンドンに渡りパンクを体験。自らのレーベルを立ち上げ、ロシア構成主義風のジャケによる国籍不明のノイズ音楽でシーンに登場する。ギターを使わないNYのヒップホップの洋式と、がなり立てるパンクな歌唱の組み合わせは、かなり新しかった。スワンズ、トレント・レズナーとのコラボ作品もあるが、F.O.E結成時の細野晴臣とも交流を持っていた。
1 people agree with this review 2007/12/30
'59年発表。カクテル・ラウンジもので知られるピアノ・デュオの最初の作品集は、「ジョン・ケージ・ミーツ・イージーリスニング」と例えたい実験的アルバム。アーサー・フェランテ、ルイス・タイシャーはともにジュリアード音楽院出身で、40年代にコンビ結成。2台のスタンウェイにプリペアード・ピアノのような細工を施し、まるでシンセサイザーのように自由自在な音色合成を披露している。「Pegu-Leg Merengue」でメレンゲのリズムを鳴らしているパーカッションも素材はすべてピアノのみ。メキシコ民謡「Lacucaracha」は、コンピュータのような精密なビートを聴かせる。ジャケ写真は映画「禁断の惑星」の一場面より。
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'70年発表。マネージャーでディメンション5作品のジャケットを手掛けるクリス・カチャリスの影響で、サイケデリック音楽に開眼。9ボルト電池で稼動する小型発振器や、ヴォコーダーでの歌唱を披露するなど、唯一メジャーからのソロ作品は、実験的かつポップな作品となった(カチャリスもボーカルで参加)。これをきっかけにカートゥーン音楽を手掛けるようになり、先輩格のレイモンド・スコットと邂逅。クラヴィヴォックスを譲り受けた。
0 people agree with this review 2007/12/29
'07年発表。自然にわき出てきたような素朴な音と、ミニマムな、かわいらしい電子音の融合。ソフト・ロック、北欧エレクトロニカなど彼女たちがきっと好きなんであろう音たちを自分達なりに、儚く、キュートに消化していて、聴き手としては夢心地な気分に。
'84年発表。VA第2弾は、複数のプロデューサーが新鋭を紹介するスタイル。直枝政太郎(鈴木博文)、近藤達郎(矢口博康)、パリス(鈴木慶一)、クオーテーションズ(和田博巳)に、ソロのデモ・テープがよいと評判を呼んでいた比賀江隆男が加わった5人組。ナゴムから作品集が出る予定もあった、直枝政太郎の「運河の兵隊」、「トロッコ」のドゥルッティ・コラムに通ずる透明感のあるサウンドが素晴らしい。近藤達郎曲は、れいち参加のウニタ・ミニマの原型。パリスには、後にUFOに参加するラファエル・セバーグが在籍していた。レーベルはこれを含むわずか4枚で終焉を迎えるが、テイストはビクターのコミックのイメージ盤などに受け継がれた。
'81年発表。第1作リリース時に招待者のみで行われた81年4月6・7日の渋谷エッグマン公演が素材。「素材」というのは、そのマルチをKAMIYAスタジオに持ち込んで過激にダブ処理したものだからで、観客の声援もオーバーダブして2倍増し、小川美潮のメンバー紹介すらズタズタにハサミを入れられており、その加工の跡はYMO「公的抑圧」以上。@が「Boiled Side」で、Aが「Scrambled Side」。Aではゲストの村上秀一のドラムがゲート・エコー処理され、テープ・スピードも変えられている。ボーナスとして「生素材」が加えられたが、田中角栄などの物真似を繰り出す、「人間シンセ」と言うべき坂田明の洒脱に脱帽。
'87年発表。ファッション誌のようなジャケットや、あさくらせいら、麻生圭子ら4人の女性作詞家の起用に、音楽オタクの独占物から大きくメジャーに飛翔したいという意志が。だが、サウンドはいっそう実験色を極めており、音色のパラノイアックなこだわりが凄い。鈴木智文曲は前作のトニマン路線の続きだが、「いじめの構造」、「キュートな事情」などの中原信雄曲はYMOのようなミニマルな手法に傾倒しており、作風が本作からくっきりと分かれた。難しい曲をさらりと歌う野宮真貴のボーカルは見事だが、その声はまるでプログラムされた楽器の一部のようで、人間的な魅力にやや欠ける面もあり、テクノポップの大衆化の限界を感じさせる印象も。
'85年発表。水族館VAに提供した2曲は素晴らしかったが、不幸にも即デビューに至らず。他人のバックで働いたこの時期に、鈴木智文、中原信雄の2人はアレンジの実験に没入し、かなり過剰なスクリッティ・ポリッティへの傾倒を聴かせる遅すぎたデビュー作。だが、ストロベリー・スイッチブレイドの如きゴリゴリの打ち込みが上品に聞こえるのは、デヴィッド・モーションとの交流で知られる森達彦のプログラミングゆえか。
'07年発表。87年に神戸と横浜で、バンドのレパートリーすべてを披露するというコンセプトで行ったステージを収録。ボーカル、演奏ともに文句なしの、まさに絶頂期の記録ともいうべき強力なライブ盤だ。
0 people agree with this review 2007/12/28
'07年発表。DJ SHADOWが抜けてサンプリングの面白さが減った分、ヘヴィなギター・コラージュがカッコイイ。このテイストや自由な展開は、トリップ・ホップ・ブームが去った今もグッときます。
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