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TOP > My page > Review List of コバピー
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5 people agree with this review 2014/12/25
クイケンはこの録音にてバッハの四大宗教作品全てのOVPPでの録音を完成させました。 クイケンはカンタータ集の録音も遂行しておりますが、私としてはカンタータの演奏の方がのびのびとしていて良いように思えました。 とは言え、クイケン特有の温かみのある柔らかな演奏は健在で、大合唱を使った演奏が苦手な方には特にお薦め出来ます。 ただ、今回のトランペットは些かぎこちなく、終曲では合唱の四声が何だかしりすぼみな感じで…少しばかり残念な気もしました。 未だクリスマス・オラトリオのOVPPはこのクイケン盤しかありませんので、聴き比べが出来ません。これから先が楽しみとも言えましょう。 今は懐かしいクイケンの無伴奏…あの温かみのある音は、きっとこれからも続くと期待しています。
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8 people agree with this review 2012/06/20
レオンハルトが亡くなって、もう半年が経とうとしています。私はレオンハルトが好きな訳ではないですが、このCDを聴いてやはり彼は古楽復興の立役者だったと痛感しました。彼の弟子たち、特にコープマンなどは全く別解釈の演奏を繰り広げてますが、レオンハルトの揺れのある素朴でいて優雅な演奏は、聴いていて落ち着きます。最近の古楽はロマン派後期に見られた技術に頼った演奏が目立ちました。その点、レオンハルトは内面を深く掘り下げた演奏で、聴くものを包み込む温かさがありますね。クイケンとのヴァイオリン・ソナタは絶品でしたし、平均律も名演と謳われるに相応しい演奏でした。古楽の好きな方には是非手元に置いてほしいセットです。
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0 people agree with this review 2012/05/29
初期のロ短調のインパクトを想像してる方にはお勧めしません。全体的に緩やかなテンポで、金管よりティンパニが力強くて印象に残ります。管楽奏者だけあって、管楽の響かせ方は非常に美しいですね。 今年亡くなられたレオンハルト氏もそうですが、年を追う毎に緩やかなテンポになるのは仕方無いですが、その分、深みのある燻し銀な音になっていると感じます。 ここまで来たら「昇天祭」と「クリスマス」も録音してほしいものです。
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0 people agree with this review 2012/02/26
バロックの編曲ものでフルートのみの四重奏は珍しいですが、温かみのある非常に美しい演奏でした。 曲目はラッソやファッシュなどマイナーなものもありますが、スヴェーリンクの"我が青春は既に過ぎ去り"による変奏曲やバッハの管弦楽組曲第1番、フーガの技法から未完のフーガを含む5曲、コラール"装いせよ、おお汝我が魂よ"BWV.654aなどの名曲も並びます。 ややスタッカートじみた演奏で、聴き始めに違和感があるかも知れません。しかし、聴けば聴くほど味わい深く、例えるならセピア色の写真…とでも申しましょうか。どこか懐かしく、忘れていたものを思い出させてくれるような…そんな演奏です。
0 people agree with this review 2012/02/15
編曲ものに「最高」を付けるのは些かなものかとも思いましたが、敢えて付けさせて頂きました。 BWV.1052のギター協奏曲版はナクソス・レーベルでも出ていますが、これはその上をいく名演!ナクソス版ではもったりとした遅い演奏でしたが、この演奏は原曲を意識した快活なもので、合奏を弦楽四重奏にしたのも納得。音が浅いかと思いきや、とんでもない!息の合った演奏に目から鱗でした。 ギター・ソロの前奏曲BWV.846-1では最初ハープで演奏しているのではと思わせるほどで、とても素晴らしい演奏でした! 編曲もの嫌いな方にもお薦め出来る演奏だと思います。チェンバロの音は嫌い、だけどギターは好き…こんな方にはピッタリではないでしょうか?
3 people agree with this review 2011/12/28
数ある名演奏の中にあって、この演奏での特筆すべきは冒頭合唱の速さ。私もかなりクリスマス・オラトリオは聴いてますが、こんな疾走する冒頭合唱は聴いたことはありませんでした。他の作品でも全体的に速いテンポなソファリスですが、これは異常に速いと言えました。他の指揮者が7分台で演奏しているのに対し、ファソリスは6分29秒ですから…。 他の楽曲はそこまで速くはないですが、ソファリスらしいハキハキしたテンポで展開されます。 エヴァンゲリストにダニエルズ、バスにメルテンスを起用しているのも嬉しいところですが、纏まりある美しい合唱も聴きどころ。 ゆったりした演奏をお好みの方にはお薦め出来ませんが、速いテンポをお好みの方には推薦出来る一品!
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6 people agree with this review 2011/11/13
とにかく楽しい演奏! 古楽によるバッハは今や当たり前で、ブランデンブルクや管弦楽組曲の録音は多いですが、このカフェ・ツィマーマンの演奏は間違いなく上位の演奏です。 フランスの団体なのでもう少し優雅かな?と思いきや、スピード感溢れる演奏に目を丸くしました。特に、ブランデンブルク第1番第4楽章は古今の演奏で最速ではないでしょうか? また、通常オーボエで復元されるBWV.1053がオーボエ・ダモーレで演奏されていて大変興味深く、全体的にとにかく楽しい演奏だと言えました。 初心者にはやはり多少高いにしても国内盤をお薦めしたいですね。解説を読みながら聴くと、また違う一面を見つけられると思います。 古楽ファン、バッハ・ファンには是非手元に置いて欲しい演奏です!
6 people agree with this review
3 people agree with this review 2011/10/09
最高…としましたが、これは賛否両論になると思います。 私がバッハを聴き始めたのは、丁度古楽演奏への転換期で、リヒターやミュンヒンガーなどの現代楽とレオンハルトやブリュッヘンなどの古楽が入り乱れていた時期でした。故に、古い録音も新しい録音も聴きますが、このシンフォニア集は異質。 一種、コープマンの演奏に近いのですが、装飾などの考え方が違い、ともすればランペの演奏に近い…と言えば語弊があるので、言葉にするのは少し難しい感じです。 演奏自体は秀逸で、透明感のある清々しいものです。ここでは教会カンタータとしてのシンフォニアではなく、ソリストの妙技を堪能できる協奏曲の断片として聴いた方が正解で、ダントーネのオルガンは聴き逃せません! ともあれ、古楽好きには是非手にして頂きたい一枚であり、バッハ好きにも無論聴いて頂きたい一枚です。
2 people agree with this review 2011/09/02
初心者にはお勧め出来ない演奏ですね。 無伴奏作品はVnもVcも渋いもので、その数ある演奏の中でもこのハジェットの演奏は渋い。他の作品にしても、ハジェットは独自の解釈を貫き、アンサンブル・ソネリーで録音した管弦楽組曲(原典復元版)でも、その力を存分に発揮していました。 かなりクセがありますので、最初は取っ付きにくいかも知れませんが、無伴奏Vn作品が好きな方には、是非とも手にして頂きたいアルバムですね。
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4 people agree with this review 2011/09/02
力強さの中に、女性らしい柔らかさを兼ね備えた演奏。有名なBWV.1041&1042は言うに及びませんが、BWV.1055のヴァイオリン版は、このポッジャーの演奏が最も良いと思いました。そうは言っても数演奏あるだけですので、珍しさの方が先に立つかも知れませんね…。 BWV.1056はオーボエ復元と共に有名な復元版ですので、録音はかなり多いです。個人的には廃盤になっているアカデミア・ビザンチナの方が良いかなと思いますが、甲乙つけがたいのが正直な感想です。 マンゼと組んだアルバムには二つのヴァイオリンの為の協奏曲[BWV.1043&1060R]が入っているため、こちらもお勧めです。
4 people agree with this review
1 people agree with this review 2011/09/02
アスペレンと共に録音したものが良かったので購入したものの…いまいち。 こちらは未完のフーガまで演奏していますが、四声で完全に書かれている部分までしか演奏されていず、今一つスッキリしない録音でした。音も些か硬く、弟子であるコープマンなどの演奏と比べると一聴瞭然。 レオンハルト・ファンであればお勧めしますが、純粋にフーガの技法が好きな方にはちょっと…と言った感じでした。
1 people agree with this review
0 people agree with this review 2011/09/02
華はないものの、堅実で素朴な演奏です。透るようなその響きにクセはなく、初心者にはお勧め。新バッハ全集では除外された二曲も含みますので、有名なシチリアーノが好きな方には喜ばしい全集ではないでしょうか?
7 people agree with this review 2011/07/22
劇性を重視したマタイに比べ、ヨハネはコラールを重視したその柔らかさが魅力的な作品。そのため、ピエルロの丸みを帯びた演奏は適しているように思います。 完全なOVPPとは言えませんが、肝心な部分の合唱に人数を加えたことは正解で、それでも8人で歌いきるのはマタイ同様に大変だと思います。ですが、これが非常に美しい。 ですが、ヨハネにマタイ同様の劇性を求めるならば、やはりこの演奏では物足りないかも知りません。 元来、バロック演奏については諸説あり、現在に至ってもはっきりしている訳ではないので、それが逆に様々な演奏を産み出してくれることは喜ばしいことだと思います。 しかし、劇的な演奏解釈は少なくとも古典派以降の解釈ですので、このピエルロの解釈もあながち間違いとは言い難いと思いますね。 何はともあれ、この演奏は特に推薦したい一品!
7 people agree with this review
1 people agree with this review 2011/07/20
古い録音ばかりですが、これが時代を感じさせる良い演奏で良かったです。 ヨッフムのロ短調ミサは重圧感があり、どっしりとした落ち着きある演奏です。古楽のせかせかした演奏が嫌いな方にはお薦め。クリスマスと昇天祭はレッジャーの演奏で、思った程重々しくはありませんでした。クリスマスにアメリングとフィッシャー=ディースカウが参加しており、その素晴らしい歌声が堪能出来るのもポイントだと思いますね。復活祭はゲネンヴァインのドイツの伝統的な名演ですが、古い録音によくあるように終曲後にコラールが入っており、これはBWV.Anh.11の第31曲からの転用です。こちらにもフィッシャー=ディースカウが参加し、美しい歌声を聴かせてくれます。 どれも旧き善き時代の名演ですので、一度は聴いてほしいかなと思います。
1 people agree with this review 2011/07/17
バッハ以外の演奏では肩の力が程好く抜けた演奏で、あちらは沈美と言えますが…バッハになるとどうも力みすぎてる感が拭えず、どの曲も得てして可もなく不可もなく。 評判が高かったのでかなり期待してたのですが、少しガッカリでした…。特にバス独唱…苦しい。 ですが全体的には整っていて、決して悪いと言うわけではありませんので。
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