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0 people agree with this review 2007/05/04
'83年発表。もしあなたなら「YMOの最高傑作は?」という問いに何と答えるだろうか。たぶん半数以上の人は「BGM」か「テクノデリック」のどちらかを挙げるのではないかな。 この2枚の傑作が、たて続けに発表された年、それが81年であった。それまでのいわゆるテクノポップ的ピコピコ・サウンドの、ある種脳天気な陽気さは影をひそめ、スタティックで内省的な、聴きようによっては重くて暗いサウンドへと自らを変貌させたYMOが、その2枚のアルバムの集大成として行ったのが、このDVDに収められた「YMOウィンター・ライヴ81」のツアーである。 あれだけ完成度の高いアルバムを発表したあとなだけに、いったいどんなステージングを彼らが披露するのか。大好評に終わった80年ワールド・ツアーを越えることが果たしてできるのか。そんなファンの期待にYMOは
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0 people agree with this review 2007/05/03
'07年発表。圧巻の音世界が究極のサウンドと映像でより濃密に。アルバム「平成風俗」を、CDを超える高音質、大容量のDVD VIDEOの音声トラックに収録。「この世の限り」「la salle de bain」のPVや、収録曲のイメージをモーション・グラフィックで表現したビジュアル作品に触れることもできる。
'07年発表。映画「さくらん」のエンディング・テーマでもあるタイトル曲は、ゲスト・ボーカルの実兄、椎名純平、アレンジャーの斎藤ネコ氏と共にミュージカルさながらの広がりを見せる総勢70人編成の壮大なオーケストレーション・ポップだ。カップリングにはベテラン・シンガー・ソングライター、長谷川きよしをフィーチャーしたブラジリアン・リズムの「錯乱(ONKIO ver.)」と妖艶なムードを醸し出すタンゴ・アレンジの「カリソメ乙女(HITOKUCHIZAKA ver.)」の2曲を収録。そのいずれもが映画の枠を超え、アルバム「平成風俗」へとどこまでも美しく膨らんでゆく。
'06年発表。GLAYと一緒にやっている「Say something」もすでにアメリカ人のミュージシャンと2回録ったものの、思ったものが出来なくてお蔵入りしていた曲だという。彼が「GLAYが自分の描いていた究極のバンド・スタイルのかっこ良さを見せてくれた」と言うのもそんな過程があったからこそだ。シングルとして発売されているものもアプローチの違うミックスによりまったく違う曲に聴こえたりする。求めるビートと06年のロック・シーン。そしてその中の自分の声のポジション。痛みに満ちたバラードも含め氷室京介にしかできないロックが凝縮されている。彼の中で何かが変わった、それが伝わってくるアルバムだ。
'06年発表。久々のモンスター・アルバムの登場だ。キーワードは「セッション」。生身のアーティスト同士がぶつかり合って火花を散らす。たっぷりのエナジーと、奥深い精神の愉悦が込められている。特にオススメはBJK。NYのトップ・スタジオマンのデヴィッド・サンボーンがBで火を吹くようなサックスをブロウすれば、Kでは中村達也が爆発的なドラミングで布袋を挑発する。さらには「名曲ソングライター」布袋の手になるメロディを、これまたベスト・ボーカリスト吉田美奈子が歌うJが素晴らしい。既成の枠にとらわれないアーティストと呼ばれてきた布袋寅泰が、まさにその姿を全開にした超スリリングかつゴージャスな大作だ。
'06年発表。8ヵ月ぶりとなる本作。今回も両A面。ライブで聴いたファンからの熱い要望でCD化されることとなったグラマラスな@。そしてスリリングな愛を歌うA。どちらもビート感を強調した非常に「らしい」仕上がりだ。
'06年発表。クロマニヨン人は言葉が話せたからネアンデルタール人を滅ぼした、という説がある。「タリホー」は、そんな言葉のひとつなのか?というのは冗談で、歌詞を見れば意味がわかる。ローリング・ストーンズの追っかけでバンド名が決まっただけに、転石苔を生せず、ということか。ウキウキするようなビートとメロディ、言葉遊びは見事にヒロト流。「♪形は変わる 自分のままで」という一節も、今の心境を物語っているよう。Aはノリ一発のロックンロールで、ライブではすぐ定番になりそう。そしてBは、パンキッシュでグルービー。これも定番間違いなしだ。
'06年発表。活動25周年を迎えた布袋寅泰が、フェイバリット・ギタリストのひとりであるブライアン・セッツァーとがっつりセッションしたコラボレーション・シングル。ブライアンといえばロカビリーのイメージが強いが、この楽曲はシンプル&タフなロックンロール。エッヂに高揚するギター・リフや存分に弾きまくるふたりのギター・ソロ、六本木の夜の甘く危険なスリルを歌う歌詞など、ロックンロール本来の熱気がダイレクトに詰め込まれていて痛快だ。徐々に熱を帯びていく布袋寅泰のギターにも注目!この延長線上にあるセッション・アルバムへの期待をあおった会心作だ。This is Rock'n'Roll!!
'06年発表。表題曲の転調するBメロを聴いていて「今のサザンは無敵だな」と思った。どこかで加齢することを許されないポップ・ミュージック・シーンで、GROW OLDすることが、かくも柔構造なマイティ感を生むのかと感嘆に値する楽曲である。皺が1本増えたとて、その溝の向こうに、夕暮れの学舎にたたずむうら若きキミの横顔がはっきり見て取れる……そんな音楽のマジックを少し寂しげな笑顔で生み出すサザンオールスターズ。そう、歌は時空を超えることのできる最も簡潔なアイテムであったことを確かめられるのだ。「BREEZE」では、桑田佳祐の「リリック=ルビ表現」は完成の域に入っている。驚愕の3曲。
'06年発表。最初に氷室京介の声を聴いたとき、彼は「人の不幸は大好きさ」と歌っていた。そのひしゃげた視点、しかしながらヒトの暗部を告発する強い意志に裏打ちされた声は、決定的な波動を僕の胸内に送り込んできた。氷室は人知れず鍛練を繰り返し、それを誰にも見せなかった。判定基準などない砂漠のような大衆音楽の領域に、音楽に対する圧倒的な力量と強靭な精神力を持ち込んだ。だが、帰結として牙城から出られなくなる状況を生んだのも事実。それを打開したのがGLAYの比類なき優しさである。つまり、「ANSWER」とは、融解のことだと思う。解け合うこと、それは困難であっても、結果きっと強くなれる。
0 people agree with this review 2007/05/02
'06年発表。04年9月リリースの「Wild Romance」以来となる、なんと1年5ヵ月ぶりの本作。@は、おなじみの振り絞るようなボーカルで愛を歌い上げるミディアムのロック。メロディの合間に挿入される短いラップも印象的だ。
'05年発表。大沢伸一のプロデュースの下、04年12月にデビューした信近エリの1stアルバム。大沢伸一というと四つ打ちのダンス・ミュージックというイメージが強いが、最近の彼のプロデュース・ワークを見ていると、日本語とビートの融合、とりわけ和メロ、歌モノの追求に向かっているのがわかる。信近エリこそが、彼が求める新しい日本のポップスを具現化できるシンガーなのだ。彼女は、生楽器の香りが強い弾き語りから、重量感のあるダンス・ビートまで、着る服は違えども、どんな服でも自分流に着こなしてしまう。しなやかで情感豊かで、少し陰のある歌声と、軽やかに飛翔するメロディの美しさに耳を傾けてほしい。
'05年発表。うぉーノイジー!思わずのけぞってしまうほど攻撃的な音もビシビシ聴こえるトミフェブ久々の本作。こういう部分でも「イライラする感じ」が高まってきますね。とはいえ基本はメロディくっきり&ノリもバッチリのユーロビート!盛り上がりながらも切なくなる感じがたまりません。「パラダイス・キス」は恋と夢との両方を追いかける女子高生の物語なわけですが、それに通じる感情、たしかに歌われています!ちなみにTommyとしては「NANA」のコンピレーション盤にheavenly6名義で参加したことがあるので、この曲が矢沢あい作品と2回目のコラボということになります。
'05年発表。ジャケットの布袋マークは愛器・テレキャスターに描かれた幾何学模様のHOTEIモデル。世界にひとつしかないスタイルと同様、唯一無比の布袋サウンドを表現した象徴的なジャケットだ。本ベストにはBO0WYやCOMPLEXの楽曲のリメイクをはじめ、ソロ代表曲のリメイクやリミックス、そして朋友・町田康とのコラボレーションで生まれた新曲を収録。ただ単に過去へのオマージュではなく、全編に今現在のギタリストとして充実している布袋の才気がほとばしっている。本作がさらなる未来へ繋がるために奏でた屈指のロックンロール・アルバムに仕上がっているのは、本当に素晴らしい。
'05年発表。当時リリース・ラッシュだった彼ら。本作はロンドンで書き下ろして録音しており、ホワイト・ストライプスのアルバムを手がけたリアム・ワトソンがプロデュース。シンプルな音と言葉で織りなす究極のラブ・ソング。くるり節は絶好調。
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