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TOP > My page > Review List of 桐嶋屋勝造
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0 people agree with this review 2010/11/27
ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏するカーペンター版の第10交響曲はこの版の演奏では気になったマーラーらしくなくヒンデミットみたいな音が気にならず、暖かみがある少し厚めの響きが心地よく好ましく感じます。 モリス版のLP以降30年以上この交響曲の5楽章版を何種類も聴いてきましたが、クック版以外で繰り返し聴いてみたくなったのは、ロペス=コボス&シンシナティ響が演奏するマゼッティ第2版以来久しぶりの出来事です。
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3 people agree with this review 2010/08/28
国内盤のオリジナルジャケットの企画のシリーズでそろえました。 発売からしばらくして気がついたので、あちこち在庫があるところから買い集めて、なんとかそろえて喜んで聴いていました。 こうしてまとまった形で皆さんが聴けることを喜ばしく思います。 学生時代にマーラーを聴き始めて3番だけはつかみ所がない感じがしていましたが、レヴァインの演奏で第2〜3楽章の演奏を聴いてこの曲が好きになりました。 第10番は第一楽章だけ先に発売されて、あとでクック版として全曲が録音されたものですね。クック版の第一楽章と単独の第一楽章は厳密には異なるという話も聴いたことがあります(インバルはそれで二重に出ている?)が、まだクック版が広く演奏され始める前でモリス版くらいしかなかった頃に曲への共感が強く表現された演奏をしていたことは素晴らしいと思います。 ジャケットのデザインが素晴らしかったのでブックレットか何かに載せて出てくるといいなと思います。
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0 people agree with this review 2010/06/19
編曲も違和感なく原曲の良さを表現していると思いますし、演奏も録音も美しく好感を持ちました。今後何度か繰り返し聴くだろうと思います。 気になったことが一つあります。 第4楽章幕切れと第5楽章冒頭に大太鼓の一打があるはずと思います。これを重複と誤解してどちらかを切ってしまうケースがあります。 ウィン・モリス指揮のPhilipsから出ていたLPでは両方を演奏していたのですが、ScribendumのCDでは第4楽章の章幕切れのほうを切ってしまっています。 このCDでは第5楽章の冒頭のほうを切ってしまっているように思います。
1 people agree with this review 2010/04/05
ヴィヴァルディの四季のイメージとはかけ離れたカチカチの演奏です。 楷書風とかドイツ風と言えなくもないですが、非人間的とか機械的というのが適切な印象を受けます。 春の冒頭からイ・ムジチだったら優美に艶やかに演奏するところをごつごつとひっかかる感じの奏法をわざわざ採っています。 アーノンクールの演奏について「喫茶店で絶対にかからない演奏」と評されているのをどこかで見たことがありますが、この演奏と比べるとまだまだ四季らしらが生き残っていると感じる、それほどにこの演奏は変わった演奏です。 ミュンヒンガーは何を意図してこのような演奏をしたのだろうかと考えさせられます。 「バロック音楽ブームの火付け役にもなったミュンヒンガーの、古典的名盤」とたすきに書かれています。途中の「、」が意味深く、「ミュンヒンガーはバロック音楽ブームの火付け役にもなった(この演奏は必ずしもそいうではないけど、ミュンヒンガー指揮の四季は1950年,1972年については)、古典的名盤」と言いたいのかなと思ったりします。 四季を飽きるほど聴いたマニア向けの演奏かもしれません。
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5 people agree with this review 2010/03/28
2005年の発売当初に購入してこの演奏の素朴な美しさが良いと感じました。 どうやら学究的には間違った演奏スタイルらしく、ある見識のあるらしい方から酷評されているのを拝見して、以降あまり聴かないで過ごしてしまいました。 テオリアさんのレビューコメントを拝見して、久々に取り出して聴いてみて、自分の感性も間違っていなかったと改めて思い直しました。 ヨーロッパでどのように聖歌が歌われていたのか知りませんが、イ・ムジチのヴィバルディやグールドがピアノで演奏したバッハを許容できるならば、これも許容範囲ではないかと思います。何に感動するかは人それぞれですね。
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8 people agree with this review 2010/03/14
コープマンの全集も少し前は10万以上だったのが安くなったけどもし4〜5万になったら直ぐに買いたいなと思っていました。 何気なく1月後半頃に見ていたら思っていた価格帯になっていましたので、早速購入しました。 通勤と帰宅中の電車で聴いています。もちろん自宅のCD Playerでも聴いています。 演奏はとても透明感がある綺麗な合唱・独唱とそれを支える器楽がとても心地よく幸せで穏やかな気持ちになります。 この全集は最初エラート・レーベルで着手され、その後しばらく空白期間があってこのレーベルで継承されて完成されたと聞いています。 こうして入手しやすい価格になったのも事業として成功して還元ということであれば幸せな良い循環だと思います。 レオンハルト&アーノンクール盤、リリング盤、ルーシンク盤、コープマン盤の全集とリヒター、ヴェルナーの選集を現時点(2010年3月上旬)では持っており、それぞれの特徴を楽しんでいます。それにガーディナーのアルヒーフでの選集も間もなく出るので楽しみです。
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34 people agree with this review 2010/02/07
CD1〜CD9に収録された四大宗教大作をコレクターズ・シリーズのボックス・セットで購入して愛聴してきました。よって、このセットで9枚が手持ちと重複というのは抵抗があります。 カンタータ40曲をまとめて入手して聴いてみたいと思いますし、後半13枚でこの価格と思っても大変有難いものではあります。 なのでもう少し迷った上で注文すると思いますが、カンタータ40曲だけをセットにしてくれればとても嬉しいのになと思っています。 最近はこういうまとめて安くするからダブって買えという売り方が多い感じがしますね。
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19 people agree with this review 2010/01/16
とうとう幻のインスブルック・ライヴが大手CDショップでの取り扱い対象になります。 日本国内メーカーから発売されたときには、発売前にレコード芸術の評論家さんたちが聴いて特選となり、発売されたのですが、たった三日で回収となったと伝えられています。著作権上の問題が不完全なまま発売されたためのようです。 中国のpoloという会社だけが正式にライセンス契約をして、発売しているものがこのCDになります。 ある書籍で紹介されており、その著者の方が経営する会員制のCDショップで1年半ほど前に購入しました。以来私が最も好きな平均律のCDとなっていました。 演奏はBMGから出ているものより躍動感があり会場の残響の関係もあり音がすっきりしています。 安定的に流通することになって多くの皆さんがこの演奏を聴くことが出来るようになることを喜ばしく思います。
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7 people agree with this review 2009/12/28
「バイロイトの『リング』ライヴ全曲CDは66&67年のベーム盤以来」と紹介がされていますが、ブーレーズ/バイロイト1979-80年ライヴがPhilipsから出ていますので、間違いではないでしょうか。
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0 people agree with this review 2009/12/05
シューベルトは第6番の交響曲と交響曲ロ短調 D759:所謂「未完成交響曲」との間に3曲の未完成の交響曲を書いています。 交響曲ニ長調 D615, 交響曲ニ長調 D708A, 交響曲ホ長調 D729の3曲です。 その後、「ザ・グレート」を書き、さらにその後にもう一つ交響曲ニ長調 D936Aを途中まで書いていました。 このCDで演奏されています「レンダリング」は、最後の未完成に終わった交響曲ニ長調 D936Aのスケッチを、20世紀イタリアの作曲家ベリオが、そのほぼ全素材を使いつながりの所を現代音楽的な手法の音楽で構成したものです。 ベリオ以外にエッシェンバッハ(2回)、シャイー、ユベール・スダーンが演奏し録音しています。 このページで紹介されているCDはベリオが演奏したもので、他の指揮者の演奏では現代音楽的な実験という印象が強くシューベルトの遺産を楽しんで味わうという趣ではないのですが、ベリオの演奏はまさに『あくまで「復元」ではなく「補修」』という発言を実践したものとなっています。
2 people agree with this review 2009/10/10
ロットの交響曲からは良く知られた作曲家の作風に似たところが多く聴かれます。特にマーラーからの「真似?」と思えるところが散見されるのですが、実はこの曲の作曲年は1878〜80年なのです。マーラーの交響曲第一番は1883〜88年です。マーラーを10年も先取りしているわけです。 マーラーもブラームスもロットを強くライバル視し、自分の未来を映す鏡のようなロットを恐れ、無視したり徹底的に酷評したりし、ついにロットは発狂して自殺。 先に才能を発揮しすぎた天才の悲劇といえるかもしれません。 もし、マーラーとブラームスの「いじめ」にあわなかったら、どんなすごい作品群を残してくれただろうかとか、いろいろ思いを巡らせてしまいますが、そういうことを忘れて「マーラーのほうが後なのですよ」ということだけ頭の片隅に置いて曲を味わうのが健全かもしれません。 録音も新しく演奏も特に第一楽章がのびやかで聴きやすいものに仕上がっています。
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24 people agree with this review 2009/08/16
管弦楽組曲を既に持っている私にとって有難くない抱き合わせです。ブランデンブルグ協奏曲だけの選択が可能な発売をしていただきたい。
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1 people agree with this review 2009/04/26
大作曲家が自分の才能を遺憾なく発揮し血と肉を削りながら命を吹き込んだ作品群は実はすべてある意志によって生み出された・・面白い見解です。傑作名曲の分け方の偏りが難点ですが、シューベルトの存在の大きさを再認識できました。未完成とグレイトを作曲した後の最晩年の1828年にマーラーの第九(1910年)を先取りしたような曲を書きかけていた、何十年も先の時代を覗き見してしまったため神の怒りを買ったとも考えられる・・何とか聴けないものだろうかとありますが、マリナーの全集をはじめ幾つかの演奏がCDで聴けます。作品番号はD936Aです。
0 people agree with this review 2009/04/26
シューベルトの交響曲で1825年という年号が付いています。最晩年が1828年ですので、ザ・グレイトより後の最晩年にどんな作品を書いていたのだろうかと知的好奇心をくすぐります。聴いた事のある別の作品に似たようなところが沢山あります。偽作の可能性が高いと感じました。ですが、シューベルト最晩年を想像しながら一度は聴いてみても良い曲です。
0 people agree with this review 2009/04/25
マーラーの10番全曲ならなんでも聴いてみたい性分なので、違和感たっぷりという評判を聞きながらも購入しました。評判どおり時々ヒンデミットみたいな音がしたりしてマーラーっぽくないです。こういうのもあるということを知るためのものと割り切って聴くものと思います。
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