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　2010/08/02

たとえば告という字を見てみると，「[説文]二上には、字の上半分は牛の角であるとみて、牛が何かを人に告げるとき、横木をつけた角で人に触れるのであるとしているが、牛はそのようなことはしない。」と書いてあったりして，飄々とした雰囲気が楽しい．ぼくは子の名付けに用いた．

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　2010/08/02

リヒテル，ベネディッティ＝ミケランジェリ，アルゲリッチ，フランソワ，バルビゼ，ハイドシェックに関する評伝的エッセイ．
ミケランジェリの項では，彼の演奏スタイルの変遷について，録音に耳を傾けると同時に時代背景などと関連づけなが丁寧に考えを巡らせており，説得力がある．ミケランジェリのファンには躊躇せずに薦められる．

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　2010/08/02

曲目はピアノ組曲(1933)，”プロメテの火”より 火の歓喜(二台ピアノ版)，ヴァイオリンとピアノのための二つの性格舞曲，そして最後はピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ．
リトミカ・オスティナータは栃木県交響楽団との熱のこもった共演．オーケストラの演奏技量が追いつかず，いたるところでバラバラに崩れてしまっているが，すさまじい白熱ぶりで，聴いていて興奮せずにはいられない．NAXOS盤のほうが技術的に上なのは明らかだが，沈静すぎてつまらない．どちらか一方を選ぶならこちらの盤を．