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Review List of つじ村 

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     2025/12/26

    久我山先生、この度はご当選おめでとうございます!

    MERの皆さんの活躍と同じくらい私が楽しみにしているのが、久我山の見せてくれる反応です。

    久我山はこれまで何度もTOKYO MERを潰そうとしたり、MERの活動に否定的な態度をとったりとシリーズを通してMERの壁となってきました。そんな姿を見て、嫌なやつだと感じる方も多かったはずです。
    そんな自分の立場や出世のために狡猾に動く久我山ですが、今回の南海ミッションでは視聴者の理性的で現実的な部分の鏡にもなっていたのではないかと私は思います。

    MERというものは現実には存在しません。
    災害現場でオペをしたり、危険な現場に直接足を運ぶ。そんな、非現実的なフィクションの存在であるMERに現実味を帯びさせているのは「そんなの無理だ」「危険だやめておけ」と否定的な声をあげる者たちの存在。
    これまでも否定的な声の中、それを打ち破るように決して諦めることなく数々の救命活動をしてきたMER。
    視聴者の感じている、諦め、不安、ハラハラする気持ち、それらを覆すようにMERが道を切り拓いていく様には強い希望や感動を抱かせる力があります。
    これまでのシリーズでは、久我山の狡猾さが目につくシーンが殆どでした。
    今回は厚生労働副大臣という、政府が指揮する南海MERの責任を負わなくてはいけない立場。
    島全土の大噴火という絶望的な状況下で、「もう終わりだ、諦めるしかない」と視聴者が感じはじめていた諦めの気持ちを吐露する姿。
    そこからの「島にいる人々は誰ひとり諦めてない!」と叫ぶ音羽統括官の対比にはやはり胸を打たれました。

    今回も南海MERに振り回され、感情豊かになる久我山を演じられた鶴見辰吾さん。久我山という鏡を通してフィクションと現実との世界を繋ぐリアリティのある演技力が光っていたと思います。
    最後まで根底にあるのらりくらりと勝ち馬に乗るキャラクターは変わらず、厚生労働副大臣となった久我山の新たな側面が見られる劇場版『TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』を是非DVD、Blu-rayでご覧ください。
    久我山がなぜ議員になったのか、久我山が理想とするものは何なのか、きっとあなたも、久我山にフォーカスしたスピンオフ作品が見たくなること間違いなしです。

    前置きが長くなりましたが、今回スペシャルメイキングの鶴見辰吾さんをお目当てに豪華版Blu-rayを購入いたしました。
    (以下、特典内容の軽微なネタバレ注意)
    事前情報では、緊急対策室の様子は映っているものの、久我山本人は一切映っておらずシュレディンガーの久我山状態となっていましたが、スペシャルメイキングにて、久我山について語る鶴見辰吾さんが観測できました。
    TBS様、ありがとうございます。
    スペシャルメイキングで鶴見辰吾さんの映っている時間は、おおよそ2分程度となりますが、真摯に役に向き合う鶴見さん、カット後の役とのギャップがたまらないにこやかなお姿、撮影現場の裏側が窺えるたいへん素敵なメイキングでした。鶴見辰吾さんファンの方には是非ともご鑑賞いただきたいです。
    本編も、前作から出番が格段に増えており久我山の魅力が光る作品となっています。これが自分の好きなタイミングで見れて1万円以下、実質無料です。
    これからの年末年始のお供にいかがですか?

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