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1 people agree with this review 2010/10/30
2008年ハイ・サウンドのウイリー・ミッチェルがプロデュースした新作です。たぶん遺作になるのではないでしょうか。全体にスローバラードやブルース系の曲が多いように思いますが、それがハイ・サウンドと見事にマッチして落ち着いた上質のアルバムに仕上がっています。バーク自身もあまりシャウトを多用せず上手さが目立つ(決して元気がない訳ではありません。すべきところでは十分にシャウトしています。)感じです。見事にバックとバークが融合していて、実際に一緒に仕事をするのは初めてでも長年の交友が実を結んだ感じです。まあ2人ともこんな年になったなあという感じはしますが、それがうまくプロデュースされてボビー・ブランドのメンバーズオンリーを聞いた時ののように勇躍迫らない懐の深さを感じさせます。ストリングスが入った曲は昔から苦手にしていたのですが、ハイ・サウンドは違います。甘すぎずスムーズに流れ込んできます。気持ちを鎮めたいときには最適なアルバムだと思います。
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2003年オランダでのライブアルバムです。これにはソウルの歴史とバークの軌跡が刻まれています。この前年の2002年にロック畑の人たちと作ったアルバムでグラミー賞を受けています。そのせいかプラウドメアリーやメドレーでロングトールサリー、ルシール、トッティフルッティなどが入っています。この辺がロッキンソウルたる所以でしょうか。それと特筆すべきはサム クックのチェンジゴナカム(熱唱オリジナルよりいいかも)やオーティス・レディングのドッグオブザベイやサッドソングをやっています。泣きのレディングとはまた違った魅力を放っています。レディング自身ソウルの中では一番ロックに近づいた人だっただけにどこか共通するものがあったのでしょうか。この他エーメンのコーラスに合わせてスタンドバイミーを歌ったりする所はプリチャーらしい所か。94年のライブと比べると対象がヨーロッパだったので有名曲ばかり集めたのかもしれないがナットキングコールのモナリザまでやるとは(またこれが良い)。全体に力は衰えていないし、あまり黒人音楽を聞いていない人には94年のライブより入りやすいかもしれないとおもいます。とにかく思いっきり歌いシャウトしロールしプリチャーするバークにストレス解消します。
0 people agree with this review 2010/10/30
1994年ニューオリンズのハウス オブ ブルースでのライブです。ここにはキング オブ ロックン ソウルと呼ばれる前のソウルシンガー ソロモン バークがいます。ぶ厚いホーンを身に纏い60年代のヒット曲を歌いまくりシャウトするバーク。キング ソロモンと呼ぶにふさわしい姿です。特筆すべきはブルースが多いことでしょうか。時代の要請に応えたショーのスタイルでしょう。どれも見事なアーバンブルースに仕上がっています。往年のスタイルに一番近いライブではではないでしょうか。買って損のないアルバムです。
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