TOP > My page > Review List of sorano

Review List of sorano 

Showing 181 - 195 of 257 items

%%header%%

%%message%%

  • 0 people agree with this review
     2021/06/18

    人気作家・乙一の短編集が映画化という事で期待していたら、短編集5編をそれぞれ別の監督が撮るという面白い試み。しかも5人の監督が映画監督に限定されず、普段はCMやアニメーションを撮っている監督もいて、原作への表現の仕方も大きく違っている。個人的には「SEVENROOMS」で密室に閉じ込められて極限状態からの脱出劇が独特な表現で描かれていて良かった。あと「陽だまりの詩」はアニメーションになっていたのもイメージと合ってて乙一作品とアニメーションの相性の良さを再確認出来た。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/18

    深く考えず笑える映画が観たい時にオススメの作品。神木隆之介演じる17歳の高校生・大助が事故にあい目が覚めると地獄にいたところから物語はスタートし、地獄には長瀬智也演じるキラーKという鬼がいて、現世に甦るための特訓をするというストーリー。監督・脚本は宮藤官九郎なので、好みは分かれると思うけど、お馴染みのクドカン節とロック&メタル愛は作品の中でガンガンに感じた。脇役も個性的な演技派で固めているので、奇想天外なストーリーでも破綻せず面白く観る事が出来ます。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/18

    将棋に興味がない、将棋のルールもよく分からないという人でも楽しめて、将棋の面白さを知る事が出来る作品です。主人公は中学生でプロになった少年。家族と上手くいかず一人暮らしを始めて、高校では浮いた存在。「自分には将棋しかない」と自分を追い込んで、孤独や絶望を感じながらも試合に勝つためにまるで命を削るように、将棋と向き合う。どんな世界でもプロと呼ばれる人は、壮絶な世界で生きているんだと、何の努力もせずに成功している人を羨んだらダメだと思わられる。ただ近所に住む3姉妹との交流で、少しづつ頑なだった考えに変化が生まれ学校でも部活に入り、人として成長する事で、将棋の指し方も変わってくる。頭脳戦だからこそ手に汗を握る展開に、ドキドキしながら最後まで楽しんで観る事が出来ました、前後編と映画としては長いですが、全然長さを感じません。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/17

    男同士の恋愛が描かれていますが、それだけでこの作品を敬遠して観ないのは本当に勿体ないと思います。人が人を愛するという事がどういう事なのか、そして人の狡さや執着など、決してキレイとは言えない感情をどうしてこうキレイに描く事が出来るんだろうと感嘆してしまいます。原作は「失恋ショコラティエ」で有名になった水城せとなさんのコミックですが、水城せとな作品の中でも最も人気の作品で、続編があるので続編も映像化されるかどうか気になるところ。あと映像の撮り方もコミックのイメージが崩れないように、本当にキレイで色気があって良かったです。映画の尺に収めるため仕方がないとはいえ欲を言えばもう少し心理描写を丁寧に描いて欲しかったという気持ちも原作ファンとしてはあります。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/17

    原作は「このミステリーがスゴい」に選ばれた同タイトルの小説です。大学のミステリー愛好家のホームズとワトソンがロックフェスで起きた謎を解くために山奥のペンションに訪れます。山奥のペンションと個性的な宿泊客という設定でもうワクワクしてしまいます。そしてこのミステリーは色々と常識破りで、W探偵と全く役に立たない助手、そして15人という多すぎる容疑者。小説と同じ展開なのかと思っていたら、オリジナルな展開も用意されていて、原作ファンでも楽しめる作品になっていました。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/17

    原作の「バクマン」は漫画家を目指す高校生の2人組が主人公の漫画で作中でも敏腕編集者の元で週刊ジャンプの連載を勝ちとり漫画家として成長を遂げていくストーリーです。それを実際に週刊ジャンプに連載されたことでも話題に。漫画家を目指す高校生の2人組には、佐藤健と神木隆之介コンビで、漫画の実写化に関して安定感がある2人なので、原作のイメージが壊れる事無く面白く観る事が出来ました。漫画がどれだけ面白くても普段あまりフォーカスが当たらない漫画家の実態に迫り、尚且つ週刊ジャンプの小ネタも随所に散りばめられていて、漫画好きにはぜひ観て欲しい作品です。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/17

    今から15年ほど前にTVで放送されたドラマで、当時は篠原涼子演じるスーパー派遣社員が正社員より有能で頭がキレて行動力も備わっていて、派遣だから時間給なんだけど、資格手当などがつく事でとてつもなく高時給を稼ぎ出すという設定。格好良くクールな働く女性像という感じだった。当時はフリーターや派遣社員が自由な働き方としてプラス面ばかり押し出されていたような気がする。でも実際はコロナ禍で真っ先に人員削除されたり、正社員はテレワークが許されて、派遣社員だけ出社して働かなければいけないという不安定な雇用状態が露見され、15年程度でここまで時代の流れの変化を実感するドラマもそうそうないと思う。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/17

    芥川龍之介の「藪の中」という小説を題材とした作品です。もう「藪の中」と言えば日本文学の中でも名作中の名作で、殺人事件が起こり、4人の目撃者の証言から犯人を特定したいのに、とにかく4人の証言が矛盾・錯綜していて真相がまるで見えてこない、読者にも真相は謎のままで今までにも多種多様な解釈が生まれています。短編集でありながらここまで物語を書き込めるの才能が凄い。映画
    「Tajomaru」で描かれている解釈も、なるほどこうゆう考え方もありなのかと興味深く面白く観る事が出来ました。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/17

    まさか「YAHOO!知恵袋」のカキコミが映画化されるという驚きもさる事ながら、「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」とネタではなく、なぜなのか真剣に理由が知りたいとネットで相談した夫の生真面目さと、毎回バリエーション豊富に死んだふりをする妻のユニークさ。映画では、安田顕と榮倉奈々が演じた夫婦があまりに可愛らしすぎて微笑ましい気持ちになりました。そして妻がなぜ死んだふりをしたのか、その理由を知ると妻の深い愛情を感じ取る事が出来て、この映画はコメディではなく感動モノでした。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/16

    「不能犯」とは常識的に考えて実現が不可能な犯罪行為の事で、証拠も何も残らないため警察は捕まえる事も不可能な存在。一見するとフィクションだから何でもありと思われがちだけど、例えば「認知バイアス」なら与えられた情報を偏って受け取ってしまう心のエラーの事で、実際そういう心理が存在しているからこそ実はリアリティがあって怖いなと感じてしまいます。「不能犯」を観たおかげで、日常生活では知る機会もそうそうないだろう様々な人間の不可思議な心理を知るきっかけとなり、人間って面白いと思いました。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/16

    将棋のルールも分かりませんが、「聖の青春」や「3月のライオン」のように、将棋がテーマとなった物語を観るのは好きです。主人公の聖は子供の頃なら難病で、学校にもろくに行けずに、病院のベッドでひたすら将棋をしてプロになり、名人を目指します。一戦という言葉がこれほど相応しい人もいなくて、まさに一戦一戦を命を削るように戦って、治療に専念しないと命にかかわる状況になってもまだ将棋で戦う事を選んで29歳という短い生涯を終えました。でも短くても将棋ファンはもちろん、彼の短い生涯を描いた小説がベストセラーになり、彼を題材として漫画家や映像化もされる事で、本当に多くの人が「凄い奴がいた」と聖の存在を知り、記憶に残している事を考えると感慨深いモノがあります。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/16

    ツッコミどころ満載の映画です。舞台はシングルマザーとして小さな娘を育てるために「スナック小夜子」のママとして働く真奈美、そして娘の父親はお酒の勢いで寝てしまったオカマの友人・エンジェル。20年後「スナック小夜子」が経営難に陥った時に、娘の小夜子が母親に今オカマバーが流行っているからオカマバーに変えようと提案し、女2人でオカマに扮するが上手くいかずに、本物のオカマであるエンジェルの指導を受ける事になる。「いや、3人ともオカマになってるけど親子だよね」とか「偽りオカマって何?」とツッコミは入れたくなるものの形にハマらない家族の形を表現するという点においては成功している作品だと思う。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/16

    直木賞作品の映画化です。ラブホが舞台の作品なので、最初はもっと男女のドロドロした話かと思っていたら全然違って、密室のラブホという非日常な空間でひそかに繰り広げられている人間模様が、殺人事件が起きた事で公になってしまい、最後はじんわり心が温まる作品に仕上がっていました。原作では7つの連作から成り立っていた事もあり、登場人物が多いのですがとにかくキャストが豪華、そして監督もあの「全裸監督」の武正晴とくれば、面白くない訳がない。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2021/06/16

    少年ジャンプの作品はベストセラーで映像化する事も多いけど、まさかこのコミックが映像化する事なんてありえないと思っていた「変態仮面」がなんと福田雄一の手で映像化してしまったら、見ないわけにはいかないけど、映画館に行くのは恥ずかしいから、DVDになるまで待ちました。ヒーロー役の鈴木亮平の肉体美が話題になったけど、個人的には安田顕がハマり役すぎて笑ってしまいました。
    外見だけならイケオジだけど、北海道のバラエティで見せる彼は、すぐに脱ぐ&変態なので、「変態仮面」のキャスティングの確かさに拍手。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2021/06/16

    タイトルだけ聞くとかなり猟奇的と思われそうですが、コミックエッセイが原作で実話です。もちろん猟奇的な意味ではなく、それぐらい母親の事を愛していて、母親が亡くなってしまった悲しみが大きいため、こうゆう表現になったんだと。映画化にあたって息子役は安田顕が演じていて、母親がガンだと分かり
    過ごす日々、そして母親がなくなり心に空いた穴を埋めようともがく日々、そんな時に届いた母親から息子への最後のプレゼントに家族愛や大事な家族を残して死ぬ事、残された家族の事など、いろいろ考えさせられる作品でした。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 181 - 195 of 257 items