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　2010/08/17

アルティメット・エディションに関していうと、特典ディスクに収録されているミニ・ドキュメンタリーがなかなか興味深いです。本作の場合、００７映画には欠かせない印象的なタイトルバックを多数手がけた、モーリス・ビンダーの功績が取り上げられており、イイ話が満載です。

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　2010/08/17

かつて、押井守監督が金子修介監督との対談の中で、「ガメラ２」における戦車描写の不満を述べる件があり、戦車が登場する映画の傑作として上げていたのが本作です。
一両の戦車とゲリラの対決を描き、こと戦車の描写に関しては、その筋の人にはタマらないと思われる大活躍です。
しかしながら本作の魅力はそれだけにとどまらず、キャラクター配置の巧みさや伏線の回収など、声高にテーマを掲げることなく、絶妙な語り口で観客に余韻を与えてくれます。
押井監督が演出家の教科書レベルとまで推していたので、気になっていた一本だったのですが、広くオススメできる映画だと思います（そういえば本作に登場する狂気の戦車長はどこか押井キャラっぽいような…？）。