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Review List of 枯渇院無学衰弱 

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     2012/11/16

    Brad Mehldauにも通じるダークで、切ない無二の世界を持つ柴田淳の初カバーを何度も聴いて思うのは、ライターとしての彼女のオリジナルの詩とメロディーがいかに高水準であるかである。柴淳ファンとしては選び抜かれた70年代の名曲といえども、彼女のオリジナルには届かない曲があるが、低音からピュアなファルセットまでカバーする歌手としての素晴らしさを改めて認識させてくれた貴重な一枚となった。声が本当に美しい! 特に素晴らしく、柴淳オリジナルではないかと思わせる切ないダークな仕上がりは「Mrサマータイム」「スカイレストラン」二曲にみられる。昔、仕事移動の車中FMで「片思い」を偶然に耳にして涙して以来「ひとり暮らし」「お父さんより。」でも涙するオヤジファンとしては、是非今後は80年代、90年代もお願いしたいが、一番望むのは彼女のオリジナルである。由紀さおりさんのように、ピンク・マルティー二との共演によるジャズテイストでの化学変化も聴いてみたい。

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     2012/06/17

    ラフマConcerto2&3+ラプソディ&ソナタ&ヴォカリーズと黄金の組み合わせながら激安なので購入。期待もせずに聴き進んでいたところ、2番に比べて演奏が難しい為か力づく無機的演奏が多い3番の1楽章から歌うに歌うではありませんか。必要とされる超絶テクニックを感じさせないほど余裕ある堂に入った演奏で破綻は全くなし。2楽章では思わず涙。3番はこんなに美しくも力強い曲だったんですね。大感動。Gutierrezは1948年キューバはハバナ出まれのアメリカのピアニスト。カストロ政権奪取時にアメリカに一家で脱出。ホロビッツの師であったTamowskyやジュリアードでMarcusに師事。1966年にはNYPが主催するヤングピープルコンサーツにバーンスタインとTV出演。クライネフとリルが優勝を分け合った1970年のチャイコフスキーコンクールで2位入賞。このレコードも発売当初はグラミー賞受賞。ランランの弾くピアノソナタは翳んでしまいました。ジャケットデザインは酷いですが内容お勧めです。

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