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Review List of oto 

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     2011/10/08

    目くじら立てて書き込む必要もないのですが、なんだかこのアルバムに対する『歴史的名盤』の定義が誤解されているような気がして、そして、このアルバムへの評価が低い方がいることが悲しくて書き込みます。
    このアルバムが発表された当時のロックンロールは、ヴァン・ヘイレンやボン・ジョビ、モトリー・クルー、その後に登場したガンズ&ローゼズなどに代表される赤や青や黄色の配色が目立つ派手な“悪”を売り物としたロックンロールがほとんどでした。私もそんなロックに熱中しましたし、事実すごくカッコ良かった。(まあ、今では懐かしくて好きですが・・・)
    ところが、薄汚いシャツを着て、破れたデニムを履いて、中古のギターを弾きながら、スモークで曇ったアンダーグランドのライブハウスで演奏する彼らの飾ることのない“リアルな”音楽を目の当たりにしてからは、そんなカッコいいロックンロールがなんだか陳腐で恥ずかしいものに感じてしまうようになってしまった、それがニルヴァーナの登場でした。
    音楽的にも「なんだ、この半音ずれる音は・・・。心地悪いのに、心地よい音楽だなあ。」というのが当時の感想で、今でこそ当たり前のように聞かれる微妙な音階の音楽群ですが、半音ずれるような音階がメジャーに登場してくるなんて不可解なことでしたし、ニルヴァーナの奏でる音楽は本当にそれまでに聴いたことのないような新しい音楽でした。
    このアルバムに対する『歴史的』という意味は、それまでの音楽を変えてしまったという意味合いが含まれています。
    70年代〜80年代のロックが「ビートルズ以降」と表現されるように、一世を風靡したリンプ・ビズキットやレディオヘッド、今をときめくカサビアンなどの現代のロックは「ニルヴァーナ以降」と表現されると言っても過言ではありません。
    このアルバムへの評価は、「聴いていて飽きてしまう」とか、「良い」とか「悪い」とかの次元ではありません。
    まあ、それぞれの評価ですから仕方がないことですし、あまり好きではないという若者がいることも仕方がないことだと思いますが、出来ればロックの歴史や変遷を理解して欲しいと思い、レビューを書き込みました。
    それから、異常なまでに感受性が強く、ちょっとしたことでも傷ついてしまい、最後は自殺までしてしまった、「世の中に適合出来なかった天使」とまで言われるカート・コベインという人物についても、ぜひ理解して下さい。
    きっとこのアルバムへの理解度が断然に変わってくると思いますよ。

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