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Review List of 宮城野のクーベリック 

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     2010/04/18

    アップの多いきれいな映像に仕上がっているが、マルチチャンネルの音声では会場の中央かやや後方の座席で聴いている印象で、映像と音声の感覚がややアンバランスに感じる。全編を通じて指揮者の映像が右下に小さな画面で見ることができ、客席から見えないピットの中でシャツを腕まくりしているバイオリン奏者の様子も伺える。指揮中はノーネクタイのシャナイダーもカーテンコールでは正装して出てくる。個人的には明るい舞台で現在の設定の演出に違和感を覚えるが、演奏は申し分ない。シャナイダーはローエングリンで定評のある指揮者だが、タンホイザーその他のワーグナーも聴いてみたい。

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     2009/12/19

    3月にBS放送を視聴した際、十分に良い画質と音質と思ったが、ブルーレイではどちらもけた違いだ。映像付きでSACDと同じ音質で聴けるのだからメジャーレーベルがSACDから撤退したのも理解できる。このホールでピアノの演奏を聴いたことがあるが、そのときのこのホール独特の反響音が聴こえてくる。コンセルトヘボウの映像は少ないが、一流のオーケストラは木棺奏者に存在感があると感じることができる。ヤンスンスとのSACDも多いが映像も残して欲しい。

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     2009/12/05

    1幕のヴェーヌスベルクの演出はもう少しどうにかならないかと思う。しかし、全3幕を通じてテンポがゆったりしており各アリアはたっぷりと聴かせてくれる。時にパルシファルを聴いているかの錯覚に陥る。日本語字幕はうれしい。輸入版は中国字幕が多かったが、独自のHD-DVDのフォーマットを採用する影響か、日本語字幕が採用されている。今後もこの傾向が続くことを期待したい。マルチチャンネルもいよいよ7.1chが聴けるようになったが、我が家のシステムでは2.1本スピーカーが足りない。

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