0 people agree with this review
　2003/08/13

まず疑問に思うのが､どうして彼女の持ち歌だけにしなかったのだろうかということだ｡忘れちゃいやよ､一人静､雨の長崎など､ビクターで吹き込んだ当然収録されていていい歌が洩れていて､佐藤千夜子の紅屋の娘や､平野愛子の港が見える丘などのカバーが収録されている｡コロムビアでヒットした曲は新録にするのはわかるのだが､もしステレオ音源がなかったから先にあげた曲が洩れたのだとしたら､別に当時の音のままで良かったのではないか｡長崎物語など､彼女の持ち歌ではないかと知らない人なら間違えるようなカバーもあるし､それなりに楽しめるアルバムだ

0 people agree with this review
　2003/08/13

佐藤千夜子の読みは､ちよこ､ではなく､ちやこ､です｡さとうちやこ､と入力しても出てこなかったので多分間違えているのでしょう…訂正はこれ位にします｡このアルバム､選曲はかなりいいと思う｡当世銀座節が両面分収録されているのもよい｡夢の女の歌､青いすすき､章魚突きが洩れているのは残念だが､かなり満足できる内容だ｡須坂小唄､雨降りお月､カチューシャの唄などは､別のアルバムで聴くことができるので､このアルバムに入っていないことは特に悔やまれない｡二三吉のアルバムに､東京行進曲の替歌などが入っているので聴いてない人はぜひ聴いてみて下さい

0 people agree with this review
　2003/08/12

私は､芸者歌手の中でも､勝太郎､きみ栄､音丸（芸者ではないが…）の三人が特に好きである｡勝太郎の魅力は､何と言ってもあの声だと思う。特に､あの夜あの時は､素晴らしい高音に驚嘆させられる｡勝太郎ファンなら､それなりに満足できるアルバムだろう｡内容的にはいいのだが､東京音頭や東京甚句､祇園囃子､さくら音頭といった､レコードでは両面に渡って吹き込まれた曲が片面分しか収録されていないのが惜しい｡また､佐渡を想えば､別府音頭､勝太郎子守歌､勝太郎くずしなど､かなり売れた曲が洩れているのも残念でならない｡二枚組で出してほしかった｡

0 people agree with this review
　2003/08/05

音丸さんの代表曲がほとんど収録されており､音丸ファン必聴だ｡特に､潮来追分は音丸の声やこぶしがよく生かされており､素晴らしい｡ただ､おはら浜唄､佐渡は四十九里､それに五木の子守歌や大島あんこ節などが漏れているのが残念だ｡いつか復刻されるのを期待している｡