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Review List of madman 

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     2007/11/02

    '85年発表。85年にプレイテックス改めPSY・Sでデビュー。「フェアライトCMIを所有する大阪の2人組」という紹介文はインパクトあったが、元々輸入代理店が地元大阪にあり、後見人の作家・小松左京のスポンサードを得たものだった。プロデュースは岡田徹で、デモ・テープが英詞だったため、佐伯健三、高橋修らハルメンズ組が日本語詞で参加。ファンク・バンド出身の安則まみことチャカの肉弾ボーカルと、松浦雅也のプログラミングの相性は鉄壁で、その完成されたサウンドから「和製ヤズー」と呼ばれた。スネアの「カーン!」という音が一世を風靡したが、どこで聴いても即PSY・Sとわかる、企業CIのような戦術が見事だった。

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     2007/11/02

    '07年発表。すでに初来日公演を敢行して大成功を収めている、イギリスのニューカマーのデビュー・アルバム。自らプレイする小気味いいギター・カッティングを中心にした、エモーショナルなバンド・サウンドと、キャッチーで時に切ない美メロ、そしてソウルフルな陽性ボーカルからなる会心のギター・ポップ/ロックが揃った、明快&痛快な1枚だ。

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     2007/11/02

    '07年発表。学校で習う唱歌を21世紀に再生しようという意欲的なコンセプトで制作されたオムニバス・アルバム。三波春夫+コーネリアス、坂本龍一+中谷美紀、カヒミ・カリィ+大友良英など、興味深いコラボレーションも交えつつ、コンテンポラリーなサウンド・アプローチで、親しみやすいメロディと歌詞を、斬新な印象にリメイクしている。

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     2007/11/02

    '07年発表。斬新で強力なロック・アルバムだ。参加メンバーは傑作セッション・アルバム「SOUL SESSIONS」で出会ったドラムの中村達也をはじめ、キーボード・森岡賢、パーカッションのスティーブ・エトウなど豪腕ミュージシャンばかり。彼らとセッションしていくなかで生まれたのは、生々しいビートに導かれたロック、ファンク、バラードなど。さらに、そうした布袋寅泰の現在を切り取った断片が、山口州治、GOH HOTODAなどの現代を代表する4人のエンジニアの手によって力強く曲として仕上げられている。途中に挟み込まれているインストも同じく生命力に溢れ、今後の布袋寅泰の音楽的方向性を示唆している。

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     2007/10/21

    '99年発表。ロバート・カーライル主演のカニバリズム映画の音楽を手がけたのは、ブラーのデーモンとクラシック界の巨匠マイケル・ナイマン。この組み合わせ聞いただけでもゾクゾクするが、音聴くともっとゾクゾク、衝撃映像なしでも十分ブキミ感あり。特にナイマン印のトラディショナルな旋律にデーモンの好きそうな実験的アレンジが加わったアブストラクトな曲にはイヤ?な気分倍増。崇高にしてゲロゲロなサントラ。

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     2007/10/21

    '81年発表。テクノとサイケデリックを合わせた造語がタイトルになっている「テクノデリック」は、原始的で民族音楽っぽいものとヨーロッパの前衛的な感じをより押し進めた、前作「BGM」の延長上にあるような作品。
    とはいえ、音圧は強くとも絶対に暗くならない前向きな音というか、明るく健康的でスッキリしたサウンドに変貌している。また、ふたたび無名性の強いグループ(YMO)としての存在感のある作品に仕上がっており、YMOのもっとも充実した時期(YMO中期)の代表作、かつ最高傑作との呼び声も高い。
    まず特筆すべきは、前作の自然音をシンセサイザーで再構成する試みに拍車をかけて、音の出るものならなんでも使おうという態度。つまりサンプリングへ向かったことだ。が、当時はサンプリングという手法じたいが新しく、サンプラーも市販されてなかった時代。必然的にYMO第4のメンバーといわれるマニピュレーター、松武秀樹の自作したLDM-649(のちのオレンジ)という機械が大活躍することになる。これは元々ミックス・ダウンの音決め用に制作されたものだったようで、サンプリングした音に音程を付けることも不可能な簡易サンプリング・マシーンだったが、それを逆手にとった彼らはリズム・セクションやSEなどで効果的に活用した。
    @すでにエフェクティングされたスネアやタムの音を録音して、オリジナルのリンドラムとした使用法。
    Aバケツや

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     2007/10/21

    '81年発表。「エキゾティシズムとシンセ・サウンドの融合」を目指したポップな作ふうから一転して、重厚で実験的な音作りに向かったのが本作。マス・メディアを私的に乱暴に利用してきた(!)彼らは、従来の音楽のみならず、YMO自らの音楽をも破壊することでリスナーに大いなる裏切り行為をとってみせた。第2期YMOの誕生である。ジャケットに「イエロー・マジック・オーケストラ」の文字はなく、記されるは「YMO」のみ。シングル・カットにふさわしい曲も姿を消し、表だった派手さがないという点ではBGM(バック・グラウンド・ミュージック)といえるかもしれないが、その実、従来の意味でのBGMでは決してないビョーテキなサウンドなのだ。タイトルの、なんと皮肉なことよ!?
    まず、この作品のカラーを決定づけたのが、重く低くたれ込んだような全体の音質。ドイツ実験音楽をはじ

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     2007/10/21

    '98年発表。サウンドだけでなく映像、衣装、演出などすべての面においてセルフ・ディレクションをしていたユニット、グニュウツール。本作もやってくれました!全10曲、どれをとってもトコトンこだわりがあって、カッコよくて、楽しくて…。改めてふたりのセンスのよさをじっくりと感じさせてくれる内容。バンド名のとおり、グニャグニャと変形し続けて、一定のイメージなんかにとらわれないところがサイコー。

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     2007/10/20

    '07年発表。士郎正宗の原作、ジョン・ウーのプロデュースの映画「EX MACHINA」のサウンドトラック盤。監修を細野晴臣が務めており、彼と坂本龍一、高橋幸宏の新ユニットであるHASYMOをはじめ、COUNELIUS、THE MAD CAPSULE MARKETSのKYONO、太田莉菜ほかジャンルを超えて多彩な顔ぶれが集結し、オリジナルティあふれる楽曲で競演。

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     2007/10/20

    '07年発表。アメリカのエレクトロニカ系レーベル「12K」の看板アーティストとして知られるクリストファー・ウィリッツと、教授によるコラボレーション。ウィリッツの特徴でもあるユニークなメロディとリズムを生み出すギター・プレイと、教授の音色が複雑なサウンドテクスチャーを生み出し、唯一無比の世界観でアルバムは展開していく。

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     2007/10/17

    '99年発表。言葉のアーティスト・森雪之丞氏がみせる新しいロックのスタイル。GLAYのTAKURO、HISASHI作曲のAでは山下久美子・TERU・中西圭三が、Eでは千聖と奥居香がコーラスで共演するなど意外な顔合わせもアリ。Kiyoshi、今井寿、TAKUYA、山本恭司、GONTITI、高中正義、窪田晴男ら豪華な面々によるサウンドが、森氏のポエトリーと究極のコラボレーションを繰り広げるさまは、実にファンタスティック!

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     2007/10/17

    '82年発表。パンク・バンド、ダムドのベーシストである彼のアルバムが「なぜ、テクノなんだ?」と思うだろうが、本作は正真正銘のテクノポップである。テクノにはユーモラスな要素が多分にあるわけで、それは愛情のこもった「茶化し」とも言い直せる。このアルバムは、音楽に対する愛情を詰め込んだ「FAKE」に満ちあふれているのだ。ソフト・テイストの大ヒット・シングル「ハッピー・トーク」をはじめ、すっとんきょうなアレンジの曲、さらにはジャズ的な要素まで取り入れて制作された1stソロ。トニー・マンスフィールドがプロデュースを担当したのが効を奏し、アイデア的にもサウンド的にも最上級のテクノ・ポップスに仕上がっている。

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     2007/10/13

    '07年発表。97年からきっちり2年ごとに新作を届けてくれる彼らの6作目。前作でのドラマー交代も、半年前のケリーのソロ発表も、全てがバンドにとってプラスに働いているかのような順風満帆の安定感。渋さに逃げることも若さに走ることもなく、淡々と突き進む等身大ロック。シンプルに感動。

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     2007/10/11

    '06年発表。「ROCKAROLLICA」と「ROCKAROLLICA U」。タイトルは1文字しか違わないのにこの1stと2nd、テイストはまったく異なっている。前者はロックンロールと言いつつも今井寿とKiyoshiの豊かなボキャブラリーのせいで、全曲二味ぐらいは違うナンバーが並んでいた。対して今回はリハスタでのラフな音出しをそのまま録音してしまったかのような作風。もっとも詞のはしばしに表れる彼らが思うところのバンド・イメージからすると2ndこそがLucy、なのかもしれない。

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     2007/10/11

    '05年発表。今まででもっとも映像的なアルバムかもしれない。聴く、というより見るといった方が似合いそうな内容だ。5人の音が鳴っている場所も、音場というよりは(芝居の)舞台といいたくなる感じで。そう思わせる理由はリスナーを物語的な世界にいざなう音の数々。キーボードも大幅に導入されていてバンド・サウンドという言葉ではくくれないものがある。それでいて機械っぽいノリになってないのは土台に有機的なリズム隊の存在であり、鍵盤も生楽器系の音色が多いせいか?

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