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　2008/05/06

'08年発表｡布袋寅泰､KREVA､亀田誠治による限定ﾕﾆｯﾄ｡強者3人が自由にｸﾘｴｲﾃｨﾌﾞに個性を発揮｡男の生き様を描いた歌世界は映画とﾘﾝｸ｡ｽﾘﾘﾝｸﾞさと開放感を持ち併せたﾛｯｸ･ﾁｭｰﾝは､文句なしｶｯｺｲｲ｡

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　2008/05/06

'79年発表｡40年代SFの大御所､ｴﾄﾞﾓﾝﾄﾞ･ﾊﾐﾙﾄﾝの原作をNHKがｱﾆﾒ化｡田宮武ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰの｢SFをｼﾞｬｽﾞで｣の発案で､大野雄二が起用された｡ﾃﾞｨｽｺ風の主題歌｢夢の船乗り｣は不朽の名曲で､ﾋﾃﾞ夕樹が歌った第1ｼｰｽﾞﾝ以降も､ｺﾞﾀﾞｲｺﾞのﾀｹｶﾜﾕｷﾋﾃﾞが歌う新ﾊﾞｰｼﾞｮﾝが作られた｡発売予定はなかったが､ﾘｸｴｽﾄが多かったため急遽LP化されたもので､実際､ﾕｰ&ｴｸｽﾌﾟﾛｰｼﾞｮﾝ･ﾊﾞﾝﾄﾞよりもｺﾝﾊﾟｸﾄな楽団構成｡その分､ｼﾝｾやｿﾘｰﾅを使った音の遊びを堪能できる1枚｡

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　2008/04/29

'84年発表｡ﾈｵ･ｻｲｹといえばﾋｭｰ･ｼﾞｮｰﾝｽﾞ｡そんな図式が成り立つ程､当時の彼の手腕は凄かった｡ﾘﾊﾞﾌﾟｰﾙ期待の星として登場したｱｲｼｸﾙ･ﾜｰｸｽもそんな彼の元､実に伸びやかで清々しいﾎﾟｯﾌﾟ･ｻｲｹ･ｻｳﾝﾄﾞを作り上げている｡ｱﾒﾘｶでもﾋｯﾄした名曲中の名曲､｢Birds Fly(Whisper To A Scream)｣を含むﾃﾞﾋﾞｭｰ作かつ最高傑作｡

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　2008/04/28

'88年発表｡ｺﾞｼｯｸ･ｼｰﾝの大型新人とは言うものの､ﾃﾞﾋﾞｭｰ当時はまんまｼｽﾀｰｽﾞ･ｵﾌﾞ･ﾏｰｼｰの亜流という印象が強かった彼らが､その呪縛から完全に逃れ､ｵﾘｼﾞﾅﾙなｽﾀｲﾙを確立するに至った2nd｡ｳｴｽﾀﾝ調のﾊﾟﾝｸ･ﾋﾞｰﾄを巧く取りいれた楽曲など､ﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝに幅ができ､単調さが目立った前作とは見違えるほどｱﾙﾊﾞﾑ･ﾄｰﾀﾙとしての完成度が増した｡

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　2008/04/28

'84年発表｡ｻﾞ･ｻｻﾞﾝ･ﾃﾞｽ･ｶﾙﾄ解散後ﾃﾞｽ･ｶﾙﾄを経てｻﾞ･ｶﾙﾄへ｡ﾋﾞﾘｰ･ﾀﾞﾌｨ(g)､ｼﾞｪｲﾐｰ･ｽﾁｭﾜｰﾄ(b)､ﾅｲｼﾞｪﾙ･ﾌﾟﾚｽﾄﾝ(ds)､そして野性のｲｱﾝ･ｱｽﾄﾍﾞﾘｰ(vo)｡ﾎﾟｼﾞ･ﾊﾟﾝ界のﾃｸﾆｼｬﾝを招集して作られたﾃﾞﾋﾞｭｰ作｡音像自体はﾎﾟｼﾞ･ﾊﾟﾝ然としているものの､ｲｱﾝ･ｱｽﾄﾍﾞﾘｰのﾎﾞｰｶﾘｾﾞｰｼｮﾝだけでなく､演奏､楽曲の構成などもﾀﾞｲﾅﾐｽﾞﾑを増して､すでに原点回帰を示唆するような要素も……段階を踏まえてという事でしょう｡

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　2008/04/27

'08年発表｡すでに10月をめどに2nd発表を公言しているが､このﾊﾞﾝﾄﾞのすごいところはﾚﾃﾞｨｵﾍｯﾄﾞがﾊﾟｰﾛﾌｫﾝと契約した年に生まれた17歳の5人組が､ﾃﾞﾋﾞｭｰ作にして｢ﾊﾟﾌﾞﾛ･ﾊﾆｰ｣から｢ｲﾝ･ﾚｲﾝﾎﾞｳｽﾞ｣までの長く曲がりくねった苦悩の道程をひとまたぎするように､幸福な音を幸福に鳴らしていることだろう｡濃縮還元ｻｳﾝﾄﾞとでも言いたくなる､膨大な過去の幾多数多のﾎﾟｯﾌﾟ･ﾐｭｰｼﾞｯｸの良質な部分だけをすくい取り絶妙のﾊﾞﾗﾝｽで結晶化させる技術と才能は､円熟とか成熟をｷｰﾜｰﾄﾞにするすべての音楽家の価値をｾﾞﾛﾍﾞｰｽにしてしまう｡強烈に力強く美しい11曲｡

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　2008/04/27

'08年発表｡ﾂｱｰのｽﾀｰﾄと同じﾀｲﾐﾝｸﾞで届けられたﾐﾆ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡愛とか人間とか世界とか､それから神とかに関する全5曲入り｡優しく語るようなﾎﾞｰｶﾙ&さらに深みを増した演奏が完璧に融合｡ほとんどつぶやきのような�Dの､その安らかさ､その美しさと言ったら!

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　2008/04/27

'08年発表｡94年に横浜ｱﾘｰﾅで行われた公演をｴﾝﾄﾞSEまで完全収録｡初のｿﾛ･ﾂｱｰならではのひたむきな勢いに加え､ﾕｰﾓｱ溢れるMC&ｻﾌﾟﾗｲｽﾞなﾗｲﾌﾞ展開は彼らしく､すご腕ｻﾎﾟｰﾄ陣のｿﾛ･ｺｰﾅｰも充実｡生々しい音像に､ﾗｲﾌﾞの情景がおのずと瞼に浮かぶ｡

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　2008/04/24

'07年発表｡同名映画のｻﾝﾄﾗ盤｡ﾚﾃﾞｨｵﾍｯﾄﾞのｷﾞﾀﾘｽﾄ､ｼﾞｮﾆｰ･ｸﾞﾘｰﾝｳｯﾄﾞが全編で楽曲を手がけたｲﾝｽﾄｩﾙﾒﾝﾀﾙ作品で､ｽﾄﾘﾝｸﾞｽ･ｾｸｼｮﾝを中心とした深遠かつ幻想的なｻｳﾝﾄﾞ･ｽｹｰﾌﾟが､聴き手のｲﾏｼﾞﾈｰｼｮﾝをかき立てる｡彼のｺﾝﾎﾟｰｻﾞｰとしての異才ぶりが発揮された力作だ｡

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　2008/04/24

'08年発表｡ﾌｰﾌｧｲの全米ﾂｱｰのｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞに抜擢され注目を集めた､ﾃﾞﾄﾛｲﾄ出身ﾊﾟﾜｰ･ﾎﾟｯﾌﾟ経由ﾒﾛﾃﾞｨｯｸ･ﾊﾟﾝｸ･ﾊﾞﾝﾄﾞのﾃﾞﾋﾞｭｰ作｡痛快なｷﾞﾀｰ･ﾘﾌ&ﾀｲﾄなﾋﾞｰﾄを搭載したｱｸﾞﾚｯｼﾌﾞなｻｳﾝﾄﾞが一気に駆け抜けてく､その高揚感をぜひ爆音で!

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　2008/04/20

'08年発表｡06年最高の未契約ﾊﾞﾝﾄﾞとして注目され､最終的にﾗﾌ･ﾄﾚｰﾄﾞとｻｲﾝした男女混成5人組｡1stも高い評価を受け､2作目の今作ではﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ､ｴﾛﾙ･ｱﾙｶﾝの仕切りによりｶﾞﾚｰｼﾞ色から一気にｴﾚｸﾄﾛ色にｼﾌﾄ｡ﾊﾞﾝﾄﾞの体質がもろに出た点に注目｡

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　2008/04/20

'07年発表｡NYのｱﾝﾁ･ﾌｫｰｸ･ｼｰﾝで活動している彼が､政治的なﾒｯｾｰｼﾞ性をｽﾄﾚｰﾄに掲げた80年代のﾊﾟﾝｸ･ﾊﾞﾝﾄﾞであるCRASSの楽曲をｶﾊﾞｰ｡初期のｳﾞｪﾙｳﾞｪｯﾄ･ｱﾝﾀﾞｰｸﾞﾗｳﾝﾄﾞのような覚醒した肉声と混沌としたｻｳﾝﾄﾞのｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝが絶品だ｡

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　2008/04/19

'08年発表｡80年前後にﾆｭｰｳｪｰﾌﾞの代表ｸﾞﾙｰﾌﾟとしてｺﾞｼｯｸ的と呼ばれるﾍﾋﾞｰな様式美を確立した4人組が､最後の作品として25年ぶりに発表したｽﾀｼﾞｵ録音盤｡比較的ゆっくりめの楽曲を中心に､各ﾒﾝﾊﾞｰが資質を素直に発揮し､ぶつけ合う様子が味わい深い｡

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　2008/04/13

'78年発表｡76年に放送開始した山田太一脚本のNHKﾄﾞﾗﾏ｡鶴田浩二をｼﾞｬﾝ･ｷﾞｬﾊﾞﾝ風に演出したﾄﾞﾗﾏ本編のﾉﾘ同様､ｷｰｽ･ｼﾞｬﾚｯﾄ風にというﾃﾞｨﾚｸｼｮﾝを受け､ﾊﾞｸﾘｰ理論を発揮したﾖｰﾛｯﾊﾟ映画のような音楽を書いているのが､｢いろはの"い"｣とは対称的｡｢海(釧路まで)｣などの曲で､ｽﾃｨｰｳﾞｨｰ･ﾜﾝﾀﾞｰを彷彿させるｼﾝｾ･ﾀﾞﾋﾞﾝｸﾞも｡局内ｽﾀｼﾞｵ録音が原則のNHK作品の制約のため､本盤はﾚｺｰﾄﾞ化のために改めて､36時間で一気に再録音したﾊﾞｰｼﾞｮﾝを収めている｡

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　2008/04/13

'77年発表｡CM監督時代に仕事をした縁で､大林宣彦は映画ﾃﾞﾋﾞｭｰ作の音楽をﾐｯｷｰ吉野に依頼｡ﾊﾘｳｯﾄﾞ･ﾎﾗｰを狙った本編に合わせ､ｺﾞﾌﾞﾘﾝなどの海外映画の音楽を意識した､斬新なｼﾝｾ音楽を付けた｡ﾎﾝｷｰﾄﾝｸ･ﾋﾟｱﾉの明るい旋律が､悪魔のような無調音楽に入れ替わるﾃｰﾏ曲からかなり怖い｡演奏はｺﾞﾀﾞｲｺﾞではなく､直井隆雄､村上秀一らのｾｯｼｮﾝだが､｢ｲｰﾄ･ｲｰﾄ｣ほか､ｺﾞﾀﾞｲｺﾞの未発表曲｢組曲 ｺﾞﾀﾞｲｺﾞ号の冒険｣からの流用曲もある｡珍しいｲｴｽ風ﾌﾟﾛｸﾞﾚ曲もあり｡