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0 people agree with this review 2009/10/07
'09年発表｡ﾀﾞﾝｽ･ﾐｭｰｼﾞｯｸ･ｼｰﾝで大ﾋｯﾄしたﾃﾞﾋﾞｭｰ･ｱﾙﾊﾞﾑ｢OK Cowboy｣以来､4年ぶりとなる2nd｡ﾃﾞｨｽｺのわかりやすさを維持しつつも､ﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟ･ﾐｭｰｼﾞｯｸの特性を発揮して､ｽﾄﾚﾝｼﾞな冒険心に満ちたｻｳﾝﾄﾞ･ｱﾌﾟﾛｰﾁを展開している｡
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'09年発表｡ｸﾞﾗﾝｼﾞの代表格orﾆﾙｳﾞｧｰﾅの好敵手も今は昔｡彼らはこの3年ぶりの新作で激しいﾛｯｸ･ﾅﾝﾊﾞｰのみならず､ﾌｫｰｷｰおよびﾁｪﾝﾊﾞｰ･ﾎﾟｯﾌﾟ風のｱﾚﾝｼﾞも交え､史上最高のﾛｯｸ･ﾊﾞﾝﾄﾞにふさわしい包容力をｱﾋﾟｰﾙ｡ﾄﾞﾗﾏﾁｯｸな中盤が特にいい｡
3 people agree with this review 2009/10/07
'09年発表｡今年のﾌｼﾞﾛｯｸではついにｸﾛｰｼﾞﾝｸﾞを務めたUKのDJﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ･ﾃﾞｭｵ｡DJならではの嗅覚で早くからｻﾝﾊﾞやｼﾞﾌﾟｼｰﾌﾞﾗｽ､ｸﾝﾋﾞｱを取り入れ､過去の4枚全てのｱﾙﾊﾞﾑからｸﾗﾌﾞ系としては異例のｼﾝｸﾞﾙ･ﾋｯﾄを出してきた彼ら｡新作はﾀｲﾄﾙこそ｢SCARS=傷｣と痛々しいが､内容はﾃﾞﾋﾞｭｰ10周年を記念したのか､いつも以上に節操なくﾄﾞえらいお祭り騒ぎだ｡ｼﾞｬｲｳﾞあり､ﾙｰﾂﾚｹﾞｴ?ｽｶあり､ﾌﾗﾜｰﾎﾟｯﾌﾟあり､R&Bあり､西ｱﾌﾘｶの女性ｸﾞﾘｵ風あり､熱いﾗﾃﾝ･ﾛｯｸあり､そうしたｱﾅｸﾛかつｱﾅﾛｸﾞな音を､得意のｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸ･ｻｳﾝﾄﾞでﾊﾞｷﾊﾞｷ&ｱｹﾞｱｹﾞに作り直している｡参加歌手達もｻﾝﾃｨｺﾞｰﾙﾄﾞやｱﾝﾌﾟ･ﾌｨﾄﾞﾗｰ､ﾘﾙ･ﾙｲｽ､そしてｵﾉ･ﾖｰｺら､主役を食うﾄﾞﾃらいﾒﾝﾂが並ぶ｡なのにどこを切ってもBJだとしっかりわかる金太郎飴的個性｡13曲全てがｼﾝｸﾞﾙ･ｶｯﾄ出来そう｡
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1 people agree with this review 2009/10/07
'06年発表｡完全復活のﾋﾟｭｱ･ｻｲｹﾃﾞﾘｯｸなﾌｨｰﾄﾞﾊﾞｯｸ･ｷﾞﾀｰが最高に心地よい11枚目｡昔ながらのﾌｧﾝはそれ一辺倒でも十分に興奮だろうが､今回は15曲80分にわたり､ｻｰﾌ､ﾗﾃﾝ､ﾌﾞﾗｽ･ﾛｯｸと､20年のｷｬﾘｱを総括するような大名曲を連発｡文句ﾅｼの最高傑作｡
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'04年発表｡ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽは前作同様ﾄｰﾚ･ﾖﾊﾝｿﾝ｡恋人との間に生じ始めた距離を､独自の視点で描いた歌詞に注目｡ﾅﾁｭﾗﾙな趣味のいい音作りで､ｱﾚﾝｼﾞの良さが光る｡
'02年発表｡大村達身(g)が加入し､初めて放つ9th｡ﾃﾞｼﾞﾀﾙ･ﾘｽﾞﾑやﾎﾞｲｽ･ｴﾌｪｸﾄを取り入れて､ｸﾞﾙｰｳﾞ感溢れるｻｳﾝﾄﾞを展開｡新しい自分たちのｽﾀｲﾙを築こうとする意志を感じる｡
'01年発表｡未発表2曲を含む8th｡ｿｳﾙﾌﾗﾜｰﾕﾆｵﾝの奥野真哉の跳ねてるﾋﾟｱﾉと､岸田繁自ら演奏のﾊﾞﾝｼﾞｮｰの音が､華やかさを演出｡陽気なﾃﾞｷｼｰ調のｱﾚﾝｼﾞに､新鮮さを感じる｡
'01年発表｡淡々とした曲調の背後に強く確かな意志が渦巻く傑作ﾗﾌﾞ･ｿﾝｸﾞ｡ｽｰﾊﾟｰｶｰのﾌﾙｶﾜﾐｷがｺｰﾗｽで参加｡美しいﾒﾛﾃﾞｨをものすごい轟音でｺｰﾃｨﾝｸﾞした②も､泣ける｡
'00年発表｡ﾀﾞﾝｽ･ﾎﾟｯﾌﾟに急接近し､いつもとはかなり異なる表情を見せる｡しかもﾘﾐｯｸｽ③は12分以上もあるし､さらに④は初回盤のみ収録ということで､急いで探すでしょ｡
'00年発表｡5thは叙情的なﾐﾃﾞｨｱﾑ･ｽﾛｰ｡ﾌｫｰｸっぽい懐かしさのある楽曲で､歌世界にも同様な空気が流れている｡岸田繁の素朴なﾎﾞｲｽが◎
'00年発表｡ﾃﾞﾋﾞｭｰから15年を経てﾘﾘｰｽされた本作も､飄々とした風通しの良さがとにかく心地よい仕上がりになっている｡前作でも感じることのできた､茫洋とした穏やかな温度感やｻｳﾝﾄﾞ･ｽｹｰﾌﾟ｡それはある種のﾃｸﾉとかｼﾞｬｽﾞとかﾀﾞｳﾝﾃﾝﾎﾟ･ﾐｭｰｼﾞｯｸにも通じるものがあるかもしれない｡基本はﾍﾞｰｼｯｸでｵｰｾﾝﾃｨｯｸなｷﾞﾀｰ･ﾛｯｸなんだけれど､彼らは"良質なｷﾞﾀｰ･ﾊﾞﾝﾄﾞ"というようなﾜﾅからもいつの間にか自由に抜けきってみせてくれるからなんとも不思議だ｡ｴｸｽﾍﾟﾘﾒﾝﾀﾙを装うでもなく､それでいて実に豊かなｻｳﾝﾃﾞｨﾝｸﾞが､彼らがいかに貴重なﾊﾞﾝﾄﾞかということを物語っている｡
0 people agree with this review 2009/10/06
'99年発表｡岸田繁の叫ぶﾎﾞｰｶﾙのｻﾋﾞで始まるﾊﾞﾗｰﾄﾞ･ﾛｯｸ｡ｼﾝﾌﾟﾙなｷﾞﾀｰがﾒｲﾝ｡ﾛｯｸのﾌﾟﾘﾐﾃｨﾌﾞな力動感に満ちた､骨のある音だ｡
'99年発表｡ｷﾞﾀｰがｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝ唸る疾走感のあるｽﾄﾚｰﾄなﾛｯｸ｡ﾃﾝﾎﾟのあるﾊｲ･ﾃﾝｼｮﾝな演奏で､叙情派という今までのｲﾒｰｼﾞを一蹴｡
'99年発表｡ｷﾞﾀｰのﾚｱな音色が味な､ﾊﾞﾗｰﾄﾞ･ﾛｯｸ｡ｱﾅﾛｸﾞ感のあるﾏｲﾅｰ調ﾒﾛﾃﾞｨが､独特のｸﾞﾙｰｳﾞ感をかもし出す｡懐かしさもあり｡
'98年発表｡京都の大学生､男3人組の1st｡voと詞曲を手がける岸田繁の心のつぶやきを綴った詞が胸に迫る｡音には60?70年代の匂いも｡佐久間正英ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ｡
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