TOP > My page > Review List of madman

Review List of madman 

Showing 946 - 960 of 2995 items

%%header%%

%%message%%

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。マーク・リーボーは、ラウンジ・リザーズをはじめ、ジョン・ゾーン、トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロなどさまざまな曲者たちとの活動歴を誇るギタリスト。俗に"ダウンタウン派"と呼ばれるニューヨークの先鋭的なミュージシャン・サークルで活動している異才だ。こうしたことからも想像できるように、マークは旺盛な好奇心と実験精神を持ち合わせた、いわば音楽ジャンルの越境者。それだけに、前作「キューバとの絆〜アルセニオ・ロドリゲスに捧ぐ」(98年)はキューバ音楽に取り組んだものだった。この「iムイ・ディペルディード!」は、そんな前作の流れを汲むもので、キューバ音楽のカバーとラテン風のオリジナル曲で構成されている。
    キューバ音楽がテーマといっても、現地のミュージシャンたちと一緒に演奏しているわけではなく、また、キューバ音楽の名曲をそのまま演奏しているわけでもない。マークはあくまで自分流にキューバ音楽を翻訳し、小編成のバンドで演奏している。その意味では、彼のキューバ音楽に対するアプローチは、"フェイク・ジャズ"を標榜していた初期ラウンジ・リザーズのジャズに対するそれに近い、と言ってもいいだろう。事実、バンドの演奏には、真面目さと遊び心、繊細さと大胆さが同居していて、かなり風変わり。が、それでいて哀愁も滲んでおり、噛めば噛むほど味わいが増す。本物のキューバ音楽ではないが、さりとて低級なまがい物ではない。ここで

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。CSN&Yの99年のアルバム「ルッキング・フォワード」に、「アウト・オブ・コントロール」など、自分のアルバム用に書いていた良い曲を提供してしまったヤングだが、しかし、ここに収められた「ザ・グレイト・ディヴァイド」「ホースシュー・マン」「レッド・サン」などを聴くかぎり、それは余計な心配だったようだ。それほどこの作品は充実している。
    プロデュースはヤングと朋友ベン・キース。キースはジュエルのデビューに貢献したベテラン・プレイヤーだが、歌の背後に流れるスティール・ギターやドブロも聴けばすぐ彼とわかるものだ。そのキースやジム・ケルトナー、スプーナー・オールダムら腕利きたちによる演奏は、必要最低限といった感じの控えめな、そしてツボを押さえたもので、そうしたアコースティックなサウンドをバックに、ヤングは曲のおもむくままにうたっている。
    心にしみ込んでくるようなメロディ、

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。過去5枚のアルバムからの曲を万遍なく取り上げ、パール・ジャムの強く太いグルーヴが時代に左右されないものであることを雄々しく主張してみせた傑作ライブ盤がでたのが98年暮れ。99年の夏には新作の録音にとりかかったというニュースが流れ、10月に行われたブリッジ・スクール・ベネフィット・コンサートではシングルDを含む新曲が数曲披露され……。インターネットのニュースサイトから次々送られてくるEメールでは収録曲が徐々に固まっていく様子を体験することもできた。じわじわとファンの期待を高め、ついにその全貌を明らかにした7作目だ。健康問題で脱退したジャック・アイアンズに代わって前ライブ盤に参加した元サウンドガーデンのマット・キャメロンがそのままメンバーとして正式加入。ここ数作続いたブレンダン・オブライエンとのコンビネーションをいったん解消し、チャド・ブレイクにプロデュースを依頼しているのも新味か。チャド・ブレイクとパール・ジャムとの相性については賛否分かれそうだが、ニール・ヤングとともに今や唯一グランジという方法論を有効に機能させている得難い存在としてのパール・ジャムも、彼らなりの試行錯誤を続けているわけだ。エディ・ヴェダーはもちろん、ジェフ・アメントを中心に他のメンバーもなかなかいい曲を提供。チャド・ブレイク独特のくすんだ音像とのマッチングも面白い。轟音の裏側に見え隠れするせつなさに胸が震える。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。前作「ロメオの心臓」から約2年。この2年間が、彼らにとってどんな年月だったかは、先行シングルであり、このアルバムのオープニング・ナンバーでもある「Sea Side Jet City」を聴けば明白だ。シンプルかつ勢い全開のロックンロール・ナンバー。しかし外面はハッピー・チューンのこの曲も、それを作る音の一粒一粒はロックな鋭い冷たさが凝縮している。弦をかき鳴らすピックの勢い、スネアを叩くスティックの勢いは、彼らが当時いかに研ぎ澄まされた状態にあるかを雄弁に物語っている。
    詞の世界もそうだ。ブランキーにしては異色の10分を超える大作「不良の森」で浅井健一はこう歌う。
    "想いは世界平和/静かな森の奥で/いつかはみんなが好きになる/神様はみんなの中にいて/嬉しさをくれる"
    こんな明るい未来を見ながら、しかしそれを

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。約4年ぶり、5作目になる本作。昨今のラウド/ヘビー・ロック・シーンを語るうえではずすことのできないバンドとしてのポジションは揺るぎなく、あくまでヘビーで強力な、鋼鉄のごときサウンドが迫ってくるアルバムに仕上がっている。とりたてて新しいことはしていないものの、そのパワーは衰えることを知らず、圧倒感あり。妥協のないヘビー・ロックは、ファンの期待を裏切らないものだろう。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。マーキュリー移籍後の97〜99年の間にスタジオ録音した音源を完全収録したという2枚組コンプリート盤が破格値にて登場!その間に発表したマキシを含む4作のシングルに、打ち込みを大々的に導入した異色かつ話題の「SEXY STREAM LINER」をまるまる収録。いまや唯一無二の威風堂々たるステイタスを築き上げた彼らの一期間における音の変遷を知るだけでなく、恒久的最盛期ともいえるパワーを見せつけられる。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。このアルバム。生ギターをつま弾きながら、穏やかにつぶやくように、やさしくささやくようにうたわれる歌が10曲入っているだけのアルバムですが、長く厳しい冬の後の春の日だまりの心地よさとでも言えばいいでしょうか、つい、くりかえし、もっと、と思って聴いてしまいます。最近の音楽は、サンプリングした音をループしたり切り貼りしたり音程を修正したりのフランケンシュタインみたいなものが多いんですが、これは一筆書きみたいな音楽。切り貼りもないし、修正もきかない。緊張感はたいへんなものだと思います。ただしその緊張感が目立つことはありません。聴いてるぶんには、そよ風のようにさわやかに流れていく。能ある鷹は爪隠すというやつでしょう。
    知ってる人には釈迦に説法ですが、これはブラジルのボサノバという音楽。ボサノバなんてよく知らないという人でも、小野リサさんがやっている音楽といえば、聴いたことがある人もいるでしょう。あるいは「イパネマの娘」や「コルコヴァド」といったボサノバの名曲は、いたるところで流れているので、聴けば、ああ、あれかとわかる人が多いと思います。ここにはその2曲は入っていませんが、この人がIをうたってボサノバがこの世に誕生したのが51年前のこと。そんな神話時代のパイオニアがいいお爺ちゃんになって、い

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/04

    '00年発表。次の作品がこれほど待ち遠しいアーティストは、ほかにいない。変幻自在。まだ底を見せていない感のある椎名林檎は、今回のアルバムの制作に入る前からトータル55分55秒になることを宣言していたという。そしてその言葉どおりに仕上げた。そのことの意味はと言えば、1曲たりとも動かせない構成を持つアルバムであるということだ。中心にFを置き、@とLは病気の名前がタイトルになっている心憎い配置だ。曲と曲のつなぎもよく練られていて、聴き始めると55分55秒がアッという間。ハードなノイズ・ナンバーBから、美しいバラッドC。そしてストリングスが痛いほどキレイなDなど、心をダイナミックに揺さぶられる。一見とりとめのないサウンドのバリエーションのようでいて統一感があるのは、優れたソング・ライターぞろいのバンドのアルバムに

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/03

    '00年発表。これで通算6枚目のアルバムになるのだが、相も変わらずロッキンロール(笑)。でも、そうじゃなきゃギターウルフじゃないのだ。カッチョ良いタイトルからインスパイアされて、そこから曲を作るというだけあって、タイトルがともかく秀逸。それだけでも疾走感とロッキンロールぶりがバリバリ。「ラーメン深夜3時」なんて、とても凡人の発想からは生まれません。FKのカバーも要チェキ!!

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/03

    '00年発表。X JAPAN在籍中も含めhideがソロ名義で発表したシングル曲が中心のベスト盤。ポップ・センス抜群なタイトル曲の数々、および、コアな部分を見せる印象的な曲たちをバランスよく収録している。今なお、聴くたびに刺激的なロック・ナンバーばかりであり、彼のめざしたものが現在のロック・シーンに通じていることがわかるだろう。いち早く時代を先取りしていたその高感度アンテナにあらためて感心させられる。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2009/05/03

    '00年発表。デビュー曲@をはじめ、BCEFを新たにリ・レコーディングし、Aなど6曲を新たにリミックス、さらに未発表曲O、アルバム初収録曲を加えたマスト・アイテムの登場だ。ボーカルとギターとビートの新しい関係をめざしてデビューしたB'zの初期の人気曲が、骨太なバンド感覚とほかのバンドと一線を画す大きなグルーヴのある今のB'zの音にパワー・アップ。Cにアダルトな味が加わる点なども新鮮だ。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/03

    '00年発表。アルバム「OSC-DIS」のオープニング・ナンバー「TRIBE」から幕を開ける、全6曲を収録したクリップ集。96年に発表された「4 PLUGS VIDEO」以来、待望のビデオ・リリースで、各楽曲がもつサウンドのテイストやスピード感を、アイデア満載の多彩なアプローチで魅せていくクオリティの高い映像集だ。まさしく「OSC-DIS」の音世界を表現する映像版にふさわしい内容の作品。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/03

    '79年発表。スリッツやアダム&ジ・アンツの仕掛け人でもあったロビン・スコットのプロジェクト"M"がリリースしたファースト・アルバム。セカンド・シングル「ポップ・ミューヂック」でテクノ・ポップ・ブームを先導したMがその後のポップ・シーンに及ぼした影響は意外にデカいと思うのだが、そんなことよりも「ポップ・ミューヂック」ってイカしてるよ、やっぱし。でもMを聴くとタコを思い出すのはオレだけか?

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/03

    '00年発表。グレゴリオ聖歌とダンス・ビートをミックスさせた90年のデビュー作であっという間に人気となったマイケル・クレトゥのユニットの本作(通算4枚目)。日本でもテレビのCMに使われるなど、おなじみの彼らが、これまで以上に深みのあるヒーリング・ミュージックを完成させた。中でも声楽家、カール・オルフの作品をサンプリングしたという第1弾シングルBがやはりスケールが大きく聴きものだろう。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/05/03

    00年発表。99年、ソロ活動10周年ということで発表したベスト盤、そして、それを引っさげての全国ツアーも大盛況だった。で、そのツアーのベスト・テイクを集めたCDと、これまでのシングルのカップリング曲をメインにまとめたレア・トラックCDをパックしたものがリリースされた(太っ腹!)。おなじみのヒット曲が躍動してるライブ盤もよし、レア盤のほうもバラエティ豊かにいろんな顔が揃ってる感じで、楽しめる。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 946 - 960 of 2995 items