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Review List of madman 

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     2009/05/05

    '01年発表。すばらしい気候ときれいな女の子など豊かな地域環境で多くのバンドを生んできたオレンジ・カウンティの中でも天真爛漫な楽しさでは断然トップを行く人たち。4作目ともなると、さすがに酔っぱらいのジョークみたいなおバカ・ソングはなくなって(しかし、オバカぶりを発揮する瞬間がないわけではない)、ちょっとオトナになったのかなァなんて気もしたりして。
    DJのいるミクスチャー・ロック・バンドだが、レゲエ・バンドに10年もいたギタリストだったり、80年代のニュー・ロマンティックスに傾倒していたりという妙なところがあって、よくいる西海岸のミクスチャー系とはちょいと違う。なにしろラジオ・フレンドリーなんである。アルバム全曲シングルにできそうなくらい、どの曲もフックだらけで、演奏にしてもパワフルでありながら耳に心地よい。歌詞も今まで

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     2009/05/05

    '01年発表。Pro Toolsがフリー・ダウンロードされている。プラグ・インなどは基本的なものしか入っていないが、実に挑戦的太っ腹さ加減である。ダウンロード後、ノートPCにマイクが内蔵されていれば、基本的にどこででも音楽が作れることになる。楽器があればそれにこしたことはないが、楽器レスでも作れる。PCがすこぶる内部ハード、あるいはソフトの利便性を高めることによって、インナー・ワールドの具象化であった音楽を、場所が屋外であっても、またひとりという物理的限界にとらわれることなく作ることができる。THE MAD CAPSULE MARKETSは、デジ・ロックの申し子だと思われているフシがあるが、この集合体の本質は、バンド名の字義どおり、CAPSULE〜マユあるいは被膜におおわれたものを、MARKETS〜市場というアウト・サイドに解放するが、その文法は〜MADである、ということだと解している。前作から完全にPro Toolsレコーディングになった彼らだが、本作もハード(PC)を試しきるためのソフト(音楽)のUP的な音作りであり、それは清々しくもある音である。楽曲に充填するべき視点も、"御来光"から"ナノマシーン"までレンジの広さをきっちりと披露。USでのリリースも控えて、先端的なものの中にあるワールド・スタンダード性を射程に入れているのかもしれない。Eのようなベースのリフを骨格に持つアンビエントと観念性をミクスチュアした楽曲……この種の曲がワールド・スタンダードになる日はさはど遠くないと僕は思う。

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     2009/05/05

    '01年発表。"いい歌"で人々を魅了した名盤「ザ・マン・フー」に続く3作目。憂いを秘めたソフトなvoにメランコリックな美メロ、フォーキーなサウンドといった彼ららしさはそのままに、叙情的な楽曲が増えるわプロデュサーのナイジェル・ゴッドリッチ得意のエコー処理も冴え渡るわで、シンプルでさりげない作風ながら、じっくり余韻に浸れる味わい深い仕上がりに。彼らには珍しい夏っぽいイメージがこれまた新鮮。

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     2009/05/05

    '01年発表。素晴らしいデビュー・アルバムを携えてこのバンドがロサンゼルスから登場したのは15年前のこと。2作目「ピンカートン」発表が1996年。それから4年あまり。そのブランクは、中心人物のリヴァース・クオモがハーバード大学(!)に進学したためだが、大学を卒業したのかどうか、ともかく彼はこうしてバンドを引き連れて戻ってきた。この3rdアルバムを聴いて失望するファンは、いたとしてもほんの少しだろう。
    ウィーザーと他の多くのギター・ポップ・バンドとの一番の違いは、曲そのものの良さ。この作品でも、内気な男の恋愛におけるジレンマを詩的次元にまで高めた「ドント・レット・ゴー」や、倦怠感に満ちたサマー・ソング「アイランド・イン・ザ・サン」、皮肉っぽいロック賛歌「グロリアス・デイ」など、ロック・ファンの共感を呼ぶだろう曲は多い。簡素な演奏はパンク・ロックのいさぎよさを受け継ぐものだし、歪んだギターは歌に込められた屈折した感情をほのめかしている。繰り言と反逆心とユーモアが混ざりあったロックンロール。そして、クオモのどこか投げやりなボーカル-。
    日本盤のみのボーナス・トラック(終わりの2曲)を加えても、演奏時間は33分半。しかし、60分以上もの曲が詰め込まれた退屈なアルバムとくらべて、その半分しか入っていないこのアルバムは、そうしたアルバムの倍の聴き応えがある。ロックが単なる娯楽以上の何かだと考えている人には、歌詞(

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     2009/05/05

    '01年発表。表向きはUK在住ナゾの新人4人組。その実態はブラーのデーモンとプロデューサーのダン・ジ・オートメーターによるユニット。重心低めのブレイクビーツに脱力ギターやダブ、ヒップホップ、ソウル、ラテンなど様々なテイストを絡めたクールなサウンドは、いかにもデーモンの好きそうな路線。ゲストにイブラヒム・フェレールを呼ぶほどやりたい放題&遊び心いっぱいだが着地点はクレイジー一歩手前。

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     2009/05/05

    '01年発表。00年末に日本武道館で行われた20世紀を締め括るライブを全曲収めた2枚組CD。激しいヘビー・チューンも、じっくり聴かせるナンバーも、アピール度は満点。完成度が高いうえに前向きなパワーがみなぎる充実したライブ演奏を存分に楽しめる内容だ。なお、武道館公演に先駆けて行われた名古屋公演からの「鼓動」もボーナス・トラックとして収録されている。

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     2009/05/05

    '01年発表。00年末から01年2月まで、全21公演の壮大なるステージを繰り広げた"ROCK THE FUTURE TOUR 2000-2001"での全27曲をノー・カット収録した待望のライブ・アルバム。懐かしきヒット・ナンバーも続出する、ピアノ&ホーン・セクションを含む総勢11名が織りなす重厚なライブ・サウンドは圧巻。当時、映画主演・音楽監督を務め、ますます注目されていた彼だが、やはり原点はライブだと実感させられる迫力と感動の160分。

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     2009/05/05

    '01年発表。元ブランキー・ジェット・シティのベンジーとUAが中心になって結成したバンド、AJICO。このふたりの共通点は、かたやロックンロール、かたやソウル・ミュージックという体温の高い音楽をやっていながら、非常に冷たさを感じる表現を今までしてきたことだ。ドライアイスにさわると火傷をするように、冷たすぎて逆に熱さを感じるような肌触り……そんな音楽をやってきたふたりの音が交わったとき、どんなことが起きるのか?まずはそれがこのバンドに対する興味だろう。その点、1stシングル「波動」ではUAの声とベンジーのギターの相性の良さを感じさせてはくれたが、それはUAのアルバムですでに証明済み。で、本当の答えを用意してくれたのが2ndシングル「美しいこと」だ。この曲はベンジーがメイン・ボーカル、UAがコーラスをとったナンバーだが、ふたりの声が決して混じらない感覚は、一瞬不協和音にも思える。ただそれは、交わってひとつのカラーを作る普通のコーラス・ワークと違うというだけで、互いの声は相手の声を生かす役割を果たしている。甘いものに塩をひとつまみ入れると甘さの輪郭がはっきりするように、今まで彼らの音楽の印象をぼんやりと感じていた人もこれを聴けばとてもクリアにそれが見えてくるのではないだろうか。ドラムの椎野恭一、ベースのTOKIEも含め、メンバーの個性が渾然一体となってひとつの大きなグルーヴを作るといったタイプのバンドではないが、個性が個性のままむき出しになってゴロゴロ転がって行く感じがこのアルバムにも詰まっている。

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     2009/05/05

    '01年発表。95年から99年の間に彼らが発表した楽曲の中から、シングルでのみ発表したアルバム収録曲の別バージョンや別テイク、アルバム未収録曲等を完全網羅した2枚組。シークレット・トラック、トリビュート盤収録のカバー曲や、録音年しかわからない幻のライブ・テイクetcレアな音源がズラリ。こういった側面にもシンプルなロックンロールの奥の深さがにじみ出る。ハイロウズならではの味が炸裂。

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     2009/05/05

    '01年発表。ドラマ主題歌としても好評を博したシングルBを含む3作目。ポップなメロディとスイートなボーカルを軸にしたアレンジは比較的シンプルなんだけど、キュートなばかりじゃない陰りやロックなたくましさ、独特のリバーブ感とザラついた音像etc.一音一音へのこだわりは、充実のプライベート・スタジオから発信した職人技。淡く滲んだ音のはしっこが、しっかりとその場の空気を包み込んでブリグリ色に染まる。

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     2009/05/04

    '00年発表。同時期に、UAらと結成したAJICOでも話題を呼んだ、元BLANKEY JET CITYの浅井健一率いるTHE SHERBETSの約1年ぶりの本作。感動を呼ぶA、歌詞を見るだけで涙が出てくるD……次々と映画のワン・シーンのごとき情景を浮かばせる楽曲の中、寂しげでいて、ワビサビ?さえ感じさせる浅井健一の声が、心に深く突き刺さる。世紀末最後の年の最後の月に、自分を取り戻させてくれたアルバム。

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     2009/05/04

    '00年発表。米パンクを代表するバンド、オフスプリング。前々作、前作ではパンクと言うよりはハード・ロックと呼びたいほどスケールアップした演奏を聴かせていたけれど、2年ぶりとなるこの作品では彼ららしいコミカルな面も感じさせるパンク・ロック調も復活。従来の彼らと新しい彼ら、その両方を楽しめるひじょうにバランスの、いい作品に…なんて細かい分析云々のレベルを超えて、もう貫禄勝ちって気もするけど。

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     2009/05/04

    '00年発表。映画「M:i-2」のテーマ曲を担当したのも話題を呼んだリンプの、全米でのセールスだけで600万枚を突破した前作に続く待望の3rdアルバムが登場。ヘビー・ロックとヒップホップを絶妙に融合させたリンプ・ワールドが、さらに枠を広げたようでもあり、さらに奥行きのあるものになった感もある。当時のロック・シーンをリードすべく、確固たる存在感を見せつける力作に仕上がっていると言えるだろう。

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     2009/05/04

    '00年発表。テレビで流れていた「VAMPIRE」のPVも鮮烈に、この作品への期待を高めたHOTEIのアルバム。デジタリックでヒューマナイズされている独特のテイストはそのままに、ポップでありマニアックでもあるスケール無限大の楽曲には頷けることしきり。「LIFE IN TOKYO」はジョルジオ・モロダーがプロデュースしたJAPANのヒット・ナンバーのカバー。HOTEIにしか成しえないネオ・モダン・ワールドが炸裂!

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     2009/05/04

    '00年発表。サザンのベスト盤といえば、やはり"バラッド"。13年ぶりに復活した当シリーズの第3弾は、2枚組の全28曲。87年以降に発表された楽曲からのセレクトとはいえ、「勝手にシンドバッド」をリアル・タイムで聴いていた自分にとっては、収録曲のどれもが記憶に新しい。たがしかし、胸の奥からこみ上げてくるキュ〜ッと切ない感じ……。これこそが"バラッド"シリーズの醍醐味であり、幅広い層が共有できる味わいだ。

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