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Review List of madman 

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     2009/04/25

    '95年発表。アメリカのみで発売されたベスト・アルバム「THE BLUE HEARTS」「BLAST OFF」の2枚に、ライブ・バージョンの2曲DISK 1:FGを加え、ニュー・マスタリングした2枚組。さらに、アメリカでのツアーの模様を(それまでに3度行っているのだ)32ページのブックレットでたっぷり見せてくれる。日本でも人気の高い曲がズラリ20曲。まさにベスト・コレクション盤として押さえておきたい1枚。

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     2009/04/25

    '95年発表。92年1月5〜7日、Xが敢行した東京ドーム3DAYSの公演最終日を収録した2枚組ライブ・アルバム。この日のステージはすでにライブ・ビデオとして発表されていたが、絶えずファンが増え続ける状況をみれば、この期にCDリリースされたのはうれしい限りだ。"破滅に向かって"というライブ・タイトルも生々しく、勢いと煽情感、そして臨場感あふれるプレイが展開される。新旧問わず、Xファンは必聴の大作だ。

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     2009/04/25

    '94年発表。パール・ジャムというのは、ロックの究極の機能美を実現している。彼らの研ぎ澄まされたハード・ロック・サウンドは、それだけで問答無用にカッコいい。付加価値的なイメージとかは全く必要ない。90年代前半の"グランジ"ブームに乗って登場した彼らだが、例えば、ニルヴァーナ辺りに比べて"アングラ"的な匂いは極端に少ない(但し、自分はそっちも好きなので誤解なきよう)。かと言って、日本やドイツで特にもてはやされる典型的"王道"ヘヴィ・メタルとも一線を画している。すなわち、様式美ではなく機能美。だからこそ"王道"がダメな自分みたいなヤツも、彼らのサウンドには一発で参ってしまった。
    そのポイントはビートとリフ、そして"うた"というロックの基本型に向けて、限りなく収束していくことにあった。少なくとも前作までは。当初アルバム・タイトルは、なしの予定だった(!)というのが象徴的だ。しかしこのサード・アルバムは違う。もちろんこれまでのギター・ロックもちゃんと収められているものの、それに混じってアバンギャルドな音の遊びや奇妙な弾き語り風ナンバーなどが顔を出し、全体的にベックやセバドー(元ダイナソーJrの人がやってるヘンなバンド)にも通じる"歪んだ"構成となっている。"靴の中にも、頭の中にも、そこら中に虫がいる…"と歌われる曲などは、ほとんど精神を病んだ者の独白のようだ。これだ

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     2009/04/25

    '89年発表。バウハウス残党の3人組が発表した4作目。これが全米チャートで14位にランクされるベストセラーになるなんて誰も予想していなかったけど、彼らが大切に抱えてきた秘密の宝箱の中身を惜し気もなく注ぎ込んだそのサウンドは天下御免の爆裂ポップ。自己批評的な視点も含むラヴロケの集大成であると同時に「これが売れなきゃこの世は闇だ」的な傑作でもある。

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     2009/04/25

    '83年発表。70年代には"カレーライス"でおなじみだったエンケンが発表した"オムライス"。当時はまだYMOの一員だった細野晴臣と愛弟子(?)越美晴が参加していることからもわかるように、テクノ時代のユニークなエンケン節が聴ける。当時は「テクノ・フォーク」(笑)なんて言っていたけれど、これもまたエンケンならではの独創的な特産物。ぼくは好きです。

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     2009/04/25

    '94年発表。気がつけば90年代ももう半ば。テイ・トウワのソロ「フューチャー・リスニング!」をここ東京で聴く気分はハッピー。世紀末って案外愉快なんじゃないかって、ネオ・パンクのピチT・ボーイを眺めながら思った当時。こんな音を求めていたことに気がついた。
    ディー・ライトはもちろん90年代に入って"コレやん!"と後頭部鈍器級にショックを受けたグループだった。そのメンバーに80年代の東京を通過したテイ・トウワがいたことが自体にはさらに何かを予感させもした。そしてこのソロである。坂本龍一、細野晴臣、立花ハジメ、高野寛、野宮真貴、清水靖晃と日本ミュージシャンも多数参加。坂本龍一の「sweet revenge」同様、パッと聴きにも大変美しいポップ・ミュージックに仕立ててはある。なんの予備知識もなく、大型レコード店でかかっていたら即チェックの音だろう。

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     2009/04/25

    '94年発表。「元気が出る音楽を作ること自体が十分社会的主張になってるわ」。レディ・キアーはグッドなことをおっしゃったもんだ。ノンストップでホログラフィックなディー・ライト・ワールドが展開されるこのアルバムは、まるで一晩中クラブでDJが回してるみたいな作品。α波作用でトランシーてな感じでしょ-か。ダンス・フロアにおける快楽主義が徹底してるところは、さすが職人。気持ちよくさせてくれます、相変わらず。

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     2009/04/25

    '94年発表。女は助手席をするりと抜け出し、暗い路地の中に消えた。オレは腹を立てるまでもなく、女がガゼルのように美しくすばしこい動作で、去っていく姿にしばらく見とれていた。そして、オレはアクセルを踏む。バックミラーに、汚れた摩天楼の景色が流れていく。あの女に関する記憶も、少しずつ薄れて……。
    頭の中で妄想が渦巻く。ぐりぐりと、本1冊分くらいのストーリーが生まれるぅ。氷室京介の歌に、ビンボ臭い男は出てこない。虫刺されの跡をボリボリ掻いてる人なんか、ひとりもいない。クールでゴージャスな男女がフツーに愛し合ったり傷つけ合ったりしている。で、それは現実離れした世界じゃない。ビンボ臭くない、完結した"現実"がそこにあるわけだから。
    氷室京介が支配する現実。それが、ここにきて疑う余地も揺らぐ不安もないほどに完成されたという感じがする。ボーカルの肌触り、ギターの音色、たぎる情熱の中に独特なクールさをはらんだビート感。すべてが、偶然ではなく選び抜かれた要素だ。囁くように歌う瞬間も、激情にまかせてシャウトする過程も氷室京介の現実を構築していくうえでのハプニング。ほんの1ミリでも狂うと、すべてが崩壊する。そんな危ういまでの美しさが心地よい。とは言ってもマニアックな視点を強要されるような狭くねじれた入口しかない音楽ではなく、ある意味ではとても普遍的なポップさが全体を貫く幹となっている。それなのに、気がつくと今の現実から"氷室京介の現実"というパラレル・ワールドへと滑り込んでいる。どっぷり浸る、という幸せをとことん享受できる作品だ。

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     2009/04/25

    '94年発表。当時の心のベストテン第1位はいつもEだった。だから本当に本作を待ち焦がれていた。
    太く甘い音色でたっぷりとしたリズムのギターが@から流れてくると、期待と安心の入り混じった気分が広がる。サウンドは相変わらずストイックだ。少人数編成のバックが、必要最小限の音で歌をサポートする。詞とメロディが自然と際立つ。そして、歌の中にセリフが入ってる。快い朗読を聴いた後、♪ふぞろいな心はまだいまでも僕らをやるせなく悩ませるのさ♪なんてフレーズが心に飛び込んでくると、ひとつの世代に属しながら古今の美しい青春に精通した小沢健二の才能に拍手したくなる。@は、少し恥ずかしいタイトルだなと思ったが、そのまんま(笑)。ジャイブ・スタイルの軽快な曲に続いて、Bも明るい明るいラブ・ソング。♪BASE LINE

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     2009/04/25

    '94年発表。メンバーそれぞれが自分のイメージで制作したクリップと、94年3月7日NHKホールでのライブを交互に収録。見どころはやはり、各人が手がけたという映像。廃屋のような場所で撮った暴力的な藤井麻輝の作品に対し、遠藤遼一はシュールで抽象的な世界。森岡賢は、全裸で風呂に入っているちょっと変態チックな内容。3人3様の個性とセンスが発揮された映像集だ。また、3人のパワーが集約されたライブには独特の雰囲気があって、観るものをグイグイ引きつける。

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     2009/04/25

    '94年発表。坂本龍一、"渋谷系"へ乱入かッ!?
    イヤ、そんな目論見が"世界の教授"にあろうはずがないだろうが、このアルバムで教授が提示してみせた"ポップス"はオッシャレーでボッサな(?)渋谷族好みのソレと近い。「甘い復讐」なるタイトルには"メロディやハーモニーの美しさを殺している商業ベースのポップス"への"revenge復讐"が込められているようだが、それがジャスト"サバービア"系のツボをくすぐる音で、"アントニオ・カルロス・ジョビン"のCDを"WAVE"で購入する層には同列の愛され方をされること必至なのである。
    ゲスト・ボーカルにはロディ・フレイム(アズテック・カメラ)、ホリー・ジョンソン(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド)、アート・リンゼイ、今井美樹に高野寛が参加。ボーカル・アルバムとしては各シンガーの個性を生かしながら、アルバムの軸の"洗練された、なおかつ大衆も楽しめるポップス"を表現することに成功している。ラップとポエットの融合とも思われるCやFなどの切り口も新鮮で、温故知新ではなく新しいポップ・ミュージックを創造する気概も同時に感じさせる、ブラジル音楽を含む豊穣な音楽の混合が非常に洗練された形になって、聴き手を優しくマッサージするかのような心地よい刺激を与えてくれるヒーリング効果も抜群。Lの「冒険者たち '94」のような今日的なラブ・ソングもいいし、今井美樹の色っぽさにドキッのBなど、確かに彼女の新しい魅

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     2009/04/25

    '94年発表。前年の傑作アルバム「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」から1年もたたないうちに、モッズっぽいロックンロールありの、映画のサントラ調ありの、歌謡ポップありの(以下省略)と、とんでもなくバラエティ豊かな17曲がポイッと投げ出されてしまった。そのきっぷのよさと、やりたい放題の、ほとんど破天荒なまでのとっちらかりよう、もとい多様性に、最初はとてもラフな作品という印象を受けたのだが、いやぁ、聴くほどにわかる大胆な構成力に感動することしきり。
    前作がこれまでのイギリスのポップ/ロックの流れを汲むものだったとすると、このサード・アルバムはサウンド的には延長上にありながらも、そうした過去の歴史に倣おうとする殊勝さがカケラもない。前作で繰り広げた歴代ブリティッシュ・サウンドは、今や完全に彼らの骨肉となり、本作ではよりダイナミックに、より野心的に、より奔放に、彼らの演れることの可能性を極限まで追求している。これを聴くと、あの前作ですらちんまりした印象を受けてしまうほどだ。
    この途方もない冒険的アルバムは、意識的にロックであること、ロックすら否定することから生まれた。90年代の70年代ロック的なものが復活した風潮の、まったく逆を行くやり方。ロックのうねりが、魂の叫びが、原点が、という周囲の動きをせせら笑うかのように、ブラーは強靭な演奏力をもって触れれば弾けんばかりのポップを叩きつけ、誰にも予測のできないような音の世界にグイグイと漕ぎ出していくのだ。まるで4人の不遜な表情が浮かんでくるような、ふてぶてしい存在感がたまらなくいい。

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     2009/04/25

    '94年発表。オッ、ビル・ペインにサム・クレイトンじゃないか!?などと、リトル・フィートのメンバーのクレジットを見つけて喜ぶのは45歳以上に違いないが、そのうえタワー・オブ・パワーのホーン・セクションときてはちょっと冷静じゃいられない。しかし、当時のプライマル・スクリームのような南部系アメリカン・ロック寄りになったと思うのは早計。当時は"スワンプがキテル!?"んだとか一部で囁かれてはいたものの、そこはブランキーだ。音の骨格がしっかりしているバンドなだけに、ベテラン・ミュージシャンの参加で個性が薄まるどころか、屈強な志がかえって浮き上がってきた。ときにファンキー、ときにジャジーなアレンジがほどこされた曲もあるが、どこを切ってもブランキー以外のナニモノでもない音に仕上がっている。と同時に彼らが歌で描く世界の硬直した美しさと恐ろしさときたら!デビット・リンチの「ツイン・ピークス」「ワイルド・アット・ハート」に近い暴力的な美しさを感じるのは自分だけだろうか?リンチの映像の音楽シーンでEなんかが流れたら、カッコイイだろうなぁ。舞台は名もない田舎町の裏びれたロードハウス。時代は50年代に見えて、実は90年代の終わり……と、いくらでも妄想は続く。
    現在、あらゆる時代のロックンロールが出つくしたし、ヒッピーもパンクスも"アリ"になった今、ブランキーが見た未来とは?♪何を愛するの 僕たちの世代♪と歌われるIが空白の世代の口笛のよう

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     2009/04/25

    「GUITARHYTHM W」 '94年発表。日本語で、しかも自分の声で歌うようになってから布袋寅泰の楽曲は変わった。センス、キャパシティ、技術といったものの上に、フィロソフィー(哲学)と呼べそうな精神的弾力が加わったと思う。ギターと曲、プラス音作りで自らのポジションを築いた彼が、具体的な聴覚映像と、好むと好まざるとにかかわらず付着してしまうメッセージであるところの日本語を自分で歌うとき、それまで築いたものを斬らせる部分がきっとあったのではないか。肉を斬らして骨を断つ側面を活動に学んだことによって、布袋寅泰が挑んだものはセンスやモードをギターによって創造することばかりではなく、より全人格的なものをギターを通して表明していくことであったはずだ。彼の歌は力強くなった。
    前作は、まだギター的ムード、布袋的ムードに寄りかかるところが散在していたけれども、本作は精神的弾力が骨と筋になっていて、彼のドラマチックなところと拮抗する様相を呈している。もちろんアルバムの序曲=誘導と終焉がオーケストラで固めてあったりするなど、彼のメソッドの不変さはしっかりと存在する。Eではバイオリンとギターがクロスしながら1曲を成型しているが、こうした融合のさせ方にも布袋メソッドの熟成をみる思いである。最初の「GUITARHYTHM」のとき、ギタリズムなるコンセプト・ワードの内容面を"リズムギターじゃマズイでしょ?"と言ってはぐらかしたが、いまやその種の斜めユーモア感覚も薄れてきた気がする。あえて比較するならば、ファースト・ギタリズム・アルバムと対をなす労作と言えるだろう。

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     2009/04/25

    '94年発表。エンドリアン・ブリュー(g)、ポルノ・フォー・パイロスのスティーヴン・パーキンス(ds)もゲスト参加している2枚目。テクノロジーを駆使しながらも無機物的な機械音楽にならないのはトレント・レズナー=ナイン・インチ・ネールズの才気、多様性、ヒューマンなパワーゆえか。そのへんのHMバンドとかよりシンセだ打ち込みだっていうバンドやアルバムのほうが、よっぽどヘビーだったり激しかったりする。

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