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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2018/01/22
行進曲を集めたアルバムである。 この手のCDとしてはオーソドックスな選曲。 演奏の大半はオランダ王立海軍軍楽隊(このCDではロイヤル・ネイビー・バンドと表記)が担当している。 指揮者の記載はないが、聴く限りはH.ラインスコーテン大尉が指揮した音源が原盤のようだ。 かなり古い音源ではあるが、アメリカ式編成による明るいサウンドと、ヨーロッパ的な重厚さ、その上メリハリのついた演奏は今聴いても実に心地よい行進曲の手本ともいうべき名演奏だ。 フィリップスにはこのCDにも収録されたイーストマン吹奏楽団という売れ筋の看板があるにも関わらず、あえてオランダ王立海軍軍楽隊を中心にピックアップした制作者の目の付け所は見事という他ないだろう。 オランダ王立海軍軍楽隊以外の演奏だと、ドイツ連邦司令部軍楽隊(ブンデスヴェール軍楽隊と表記、例によって指揮者の記載もないが、W.シュテファン大佐の音源)によるドイツ式の重厚な『旧友』『ラデツキー行進曲』も良いし、先に書いたイーストマン吹奏楽団のアメリカ的なスーザも良い(これのみF.フェネルの指揮と書かれている) これも先に書いたが古い音源なので、いまいちなところもあるが、録音年代を考えれば仕方ないとも言えるだろう。 ともかく演奏は良いので、音質さえ気にしないのであれば、入門用にもおすすめ。
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3 people agree with this review 2018/01/21
ヨハン・シュトラウス2世を中心としたシュトラウス・ファミリーの音楽を集めたアルバム。 良質な廉価盤を出すことで有名なオランダのブリリアント・レーベルから出たもので、まだ他社からのライセンス音源が中心だった頃のCDである。 演奏者は1枚目から6枚目までは、アントン・パウリク指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、7枚目がオットー・アエビ指揮、チェコスロヴァキア・ブラスチヴァ放送交響楽団、8枚目がヴィリー・ボスコフスキー指揮&ヴァイオリン、ボスコフスキー合奏団の演奏。 原盤はアエビがオーパスで、他はヴァンガードで、いずれもこの本家や他所のレーベルでCD化されています。 この盤の良い所はインターナショナル化される前のローカルなシュトラウスが聴けるという事につきます。 例えば、演奏の大半を占めるパウリクとウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏は強い個性があるわけではありませんが、どれを取ってもこれぞウィーンともいうべき音色でリズムなどこの演奏家にしか出来ない演奏に仕上がっています。 このボックスの中では個人的に一番の演奏だと思います。 アエビの物は後にブリリアントから出る5枚ボックスの音源と同じで、こちらも、素朴でオーソドックスなシュトラウスです。 ボスコフスキーの物はウィーン・フィルの同僚と組んだ小さなアンサンブルの演奏で、シュトラウスを知り尽くしたプロによる立派な演奏が聴ける。 録音面はさすがに古い録音が大半なので今の録音のようにとはいかないが、年代を考えれば意外と聴きやすい。 ただ難点もあり、CDの裏ジャケに記載された曲と実際の収録曲が違うという事があって、例えば『加速度円舞曲』は同じ演奏が2巻と3巻と2度収録されている他、イヴァノヴィッチ『ドナウ河のさざ波』や、レハール『金と銀』などシュトラウス以外の作曲家の作品が収録されていたり(因みに裏ジャケには曲目の間違いはもちろんシュトラウスの作曲になっていたりする)通以外にはあまりお勧め出来ない点もある。
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1 people agree with this review 2018/01/20
イギリスの軍楽隊による演奏で収録されたアルバムで、1枚目は行進曲を、2枚目には行進曲を中心に、ポスト・ホルンの独奏曲や、イギリスの軍楽曲や、吹奏楽のための作品を収録したアルバムです。 演奏団体はいくつかの団体の寄せ集めであり、指揮者の記載はありません。 音源はミュージック・マイスターの物を流用しています。 このレーベルの音源、こういう廉価系のアルバムで復刻されていますが、この盤ではまだあまり復刻されていない珍しい演奏がいくつか入っています。 演奏は団体によって色々ですが、全体的には良い演奏が多いような気がします。 録音は曲毎にはっきりとちがいますが、ミュージック・マイスターらしい適度な残響と、柔らかな音質が特徴です。 演奏団体は以下の通り。 イギリス陸軍戦車連隊軍楽隊 イギリス陸軍第9&12槍騎兵軍楽隊 イギリス近衛ライフ・ガーズ軍楽隊 イギリス近衛ブルース&ロイヤルズ軍楽隊 イギリス王立空軍士官学校軍楽隊 イギリス王立空軍西部方面軍楽隊 イギリス王立空軍連隊軍楽隊 イギリス王立海兵隊最高艦隊司令官付軍楽隊 イギリス王立海兵隊ダートマス海軍学校軍楽隊 イギリス王立海兵隊スコットランド&北アイルランド司令部軍楽隊 イギリス陸軍チャシュー連隊軍楽隊 イギリス陸軍落下傘連隊軍楽隊 イギリス陸軍ロイヤル・グリーンジャケッツ軍楽隊 イギリス陸軍工兵隊軍楽隊 イギリス陸軍王立アイリッシュ連隊軍楽隊 ただ難点もないわけでもなく、メーカー名の通り真っ黒なボックスなのですが、CDの裏ジャケの印刷が粗く、作曲者名は小さく書かれている事もあり潰れて判読しにくいのが難点。
1 people agree with this review 2018/01/19
この盤はデヴィッド・マルシャル少佐指揮、イギリス近衛歩兵コールドストリーム・ガーズ軍楽隊の演奏で録音されたアルバムです。 同軍楽隊は1991年にアメリカに訪れており、訪米記念として製作されたのがこのアルバムです。 この盤には軍楽隊の演奏の他、クイーンズ・ハイランドバグパイプ&ドラムスが演奏に参加しており、また18世紀バンドと称する小編成での演奏も収録されています。 記念盤という事もあってか、アメリカの曲も収録されている他、コールドストリーム・ガーズの連隊行進曲、『ミラノロ』や、アルフォードをはじめとするイギリスの行進曲といった曲が収録されています。 重心の低い重厚さも感じる独特なサウンドが特徴の演奏ですが、軍楽隊の得意分野の曲が多く、演奏はなかなか良いでしょう。 バンドリーダー特有の、残響の少なめの音質ですが、1980年代のこのレーベルに比べればはるかに良い音質となっています。
1 people agree with this review 2018/01/17
アーサー・フィードラーと、ボストン・ポップス管弦楽団が残した録音から、管弦楽曲を集めたアルバムである。 ここに収録された作品はいずれもポピュラーかつ管弦楽映えのする、オーケストラの醍醐味が存分に味わえるような曲ばかりを集めています。 演奏もこの手の作品を得意としたフィードラーらしいツボを心得た楽しい演奏で、ボストン・ポップスの高い技術も手伝い、飽きずに聴けるでしょう。 タイトルの『ペルシャの市場にて』や、『軽騎兵』は、如何にもアメリカらしい明るさに満ちており、名演と言えます。 古い音源ですが、音は聴きやすいです。
0 people agree with this review 2018/01/16
ミハイル・クラーセフはモスクワ出身のソヴィエトの作曲家で、各地の民謡を集めたりしたそうだが、最大の功績はソヴィエトの子供のための児童ソングを作り続けた事で、このCDに収録された『モロースコ』と言う歌劇もその流れを組む作品だと思う。 基本的にロシア語表記なので、オペラの中身はわからないが、ロシア民謡の流れを組む、叙情的な耳馴染みの良いメロディを持っている。 ただし、忘れられたのもわかるが。 このCDは作曲家が存命中の1949年録音で、ソヴィエト放送児童混声合唱団&管弦楽団&国立鉄道員文化会館児童合唱団、指揮をアレクサンドル・チュグノフがそれぞれ担当している。 オケは聞いた事のないオケだが、まあまあと言った所。 歌手の中では狼役のレフ・ヤコヴレフという人物が面白い。 どんな人物かは知らないが、いかにもといった声色を使い、悪い狼を演じている。 録音は年代を考えればまずまずと言った所。 資料的価値も含めてこの評価。
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0 people agree with this review 2018/01/15
作曲家、芥川也寸志は長年、新交響楽団と、邦人の作曲家による管弦楽曲を取り上げてきましたが、このCDはフォンティックがそれらの演奏会から収録した物をCD化した物です。 このシリーズ、珍しい作品が揃い踏みでしたが、この盤でも小倉朗や戸田邦雄などのなかなか取り上げられない作曲家の作品が収録されています。 1940年代前後に書かれた作品が殆どで、まだ前衛に毒される事なく、日本的情緒のある作品や、ドイツやフランス的な曲もあり、聴きやすいと言えるでしょう。 アマチュアのオケながら技量では大きな不満はなく、ただ少し表情は硬い如何にも日本のオケといった所ありますが、作品を知るには問題ないでしょう。 録音はまずまず。
0 people agree with this review 2018/01/14
アルメニアの作曲家のピアノ曲を集めた内容です。 演奏はパオロ・ジェラルディ、アニ・マルティロジャンからなる、デュオ・ピアニステック・ハチャトゥリアンなる団体。 ハチャトゥリアンやババジャニアン等のアルメニアの代表的な作曲家は勿論、あまり知られていない作品まで、いずれの曲も民族色の濃い作品ですので、この手の作品やロシア音楽の好きな人にはお勧めです。 演奏は技術面で不足はないのですが、ややあっさりしすぎと言った所でしょうか。 録音は良好。
1 people agree with this review 2018/01/11
毎年元旦に行われる、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサートを収録したライブ盤です。 この盤は1998年のニューイヤーを収録したもので、当時3回目の登場となるズービン・メータが指揮を担当しました。 これまでCDには全プログラム収録されなかった(一部を除く)ニューイヤーですがこの年から現在に至るまで全プログラム収録となった記念すべき盤です。 メータの演奏はゴージャスなサウンドが特徴で、新年を祝う記念の演奏会らしいリラックスした楽しい演奏です。 もちろん、ニューイヤーらしく、珍しい曲もいくつも取り上げられており、ヘルメスベルガーのギャロップ『小さな告げ口』などは、あまり録音自体見かけないので大変貴重です。 録音、音質良好。
0 people agree with this review 2018/01/10
ロシアの作曲家、アレクサンドル・コプィロフの管弦楽曲を集めたCDで、『交響曲』『スケルツォ』『演奏会用序曲』の3曲が収録されています。 いずれも録音はそうは他にないであろうという珍しい物です。 リムスキー=コルサコフとリャードフに教えを受けたコプィロフですが、作風はどれも歌謡的で叙情的な美しさを持った良くも悪くもロシアと言った物で、大きな癖はないのですが、印象は薄く、忘れられてしまったのも分かる気がします。 演奏はアントニオ・デ・アルメイダ指揮、モスクワ交響楽団による物なのですが、これも良くない。 アルメイダ最晩年の1996年の録音という事もあってか精彩に欠ける所があり、楽譜を音にしたという印象です。 オーケストラの技量は悪くありませんが作品がイマイチよく印象に残らなかったのは演奏のせいもあるでしょう。 録音は良好。
0 people agree with this review 2018/01/09
ブルガリアの作曲家アレクサンドル・ライチェフの交響曲を集めたCDで、第2番「ニュー・プロメテウス」第6番「儀式風」を収録。 ミレン・ナチェフ指揮、ブルガリア国立放送交響楽団の演奏で収録。 ライチェフは1922年生まれ、2003年になくなった作曲家で正直知名度は高くないが、検索をかければピアノ曲や合唱曲などがヒットするのである程度は知られているようだ。 日本でしられているブルガリアの作曲家といえばヴィラデゲロフ、スタイノフ、アタナソフなど、民族色を打ち出した作風の作曲家が多いが、ライチェフはこれらの作曲家より若いだけあり、結構現代的な作風でブルガリアの作曲家だとは言われなければわからないのではないだろうか。 ただし決して聴きにくい作品ではなく、何となく題名にあったストーリーがあったりと、現代の音楽では分かり易いほうだろう。 ただ1度聴いてしまえば十分と言った所が難点か。 演奏は良くも悪くも作品の価値を伝えてくれる物。 録音年は不明だが、音は悪くない。
1 people agree with this review 2018/01/08
山田一雄が1960年代にキングレコードに録音した音源をタワーレコードが復刻した物です。 タイトルにある第九と軍隊行進曲はキングレコード創立30周年を記念して録音された音源で、フィルハーモニー交響楽団というこの録音の為に結成されたオーケストラと当時を代表する声楽陣で録音された物です。 第九は第4楽章のみの収録で一番有名な部分のみ日本語で歌唱(他はドイツ語)です。 後半は1969年に日本フィルハーモニー交響楽団を指揮して録音した序曲、前奏曲を集めた物で有名な曲の中にちょっとマイナーな曲があるのが特徴です。 運動会用のCD等に収録音源が入っていた事はありますが、こうしてまとまって復刻されるのは初でしょう。 カルメン等はいかにもこの指揮者らしい演奏で、日フィルも手作りなサウンドがして良いです。 音質は年代を考えれば良好でしょう。
1 people agree with this review 2018/01/03
世界の名マーチ集という通り、有名な行進曲ばかりを集めたアルバムである。 定番のアメリカ、ヨーロッパの曲に加えこの手のアルバムでは珍しく、『祝典行進曲』『軍艦行進曲』『君が代行進曲』と日本の三大有名行進曲が収録されているわりと珍しい盤。 演奏はセントラルシティー・マーチング・バンドという団体。 指揮者の記載はない。 演奏団体についても詳細は不明(調べても出てくるのはこの盤のみ)で、案外録音用の団体なのかもしれない。 聴く限り、人数の少ない吹奏楽編成の団体であり、演奏も無難であまり面白くはない。 また『ボギー大佐』のようにオリジナルとは違う編曲をされていたりする曲もある。 また楽曲の解説もなく、駅売り盤のような作り。 音はまずまず綺麗だが、良いアルバムも幾つか出回っている今、マーチ通以外にはこの盤は手を出さないほうが良いだろう。
1 people agree with this review 2018/01/02
キース・ブライオンが、ワシントン・ウインズを指揮して録音したスーザの吹奏楽作品集です。 発売元はウォーキング・フロッグというメーカーでここ、学生向けの吹奏楽楽譜を中心に発売しているアメリカの出版社です。 ここから出ているCDの大半は出版譜を使った参考演奏集で、このアルバムも同社から出ているブライオン&シッセル編曲の楽譜による演奏です。 選曲は、有名、無名を問わず行進曲を中心に、吹奏楽のために書かれた作品を入れた物となっています。 殆どの曲は後にブライオンがナクソスのスーザ吹奏楽全集に吹き込んでいます。 演奏するワシントン・ウインズは、詳しい事は分かりませんが、プロの団体らしく、安定した演奏を繰り広げています。 キラリと光る名演こそないですが安心して聴ける演奏と言えます。 とはいえ難点も。 1996年録音で音は綺麗な音質なのですが、メリーランド州にあるロックヴィル・オメガスタジオという所で録音されており、ここどうもポップスを中心とした録音スタジオらしく、音が響かない&平板にきこえるという、せっかくの演奏を台無しにするに十分な条件が揃っており録音に関しては本当に残念。 といってもこのメーカーのCDはこんな録音ばかりなのですが… 基本的にコアなスーザ・ファンか使用楽譜の参考音源を探しているという方以外はあまりお勧めしません。
2 people agree with this review 2018/01/01
ライナー・ミーデル指揮、読売日本交響楽団によるビゼーの組曲『アルルの女』組曲『カルメン』を収録したアルバム。 1978年に録音された物でオリジナルのジャケットではないが、収録曲はそのまま復刻されている。 指揮のミーデルは1938年、ドイツはレーゲンスブルク生まれで、チェロ奏者として活躍後に指揮者に転向した人物。 1983年に若くして亡くなった事もあってか、録音は極めて少なく、知る限りではこの音源ぐらいである。 このビゼー、一聴すればオーソドックスにきこえるが、よく聴くと結構考えて演奏されており、ただ明るさ一辺倒だけの演奏になっておらず、なかなか聴ける。 読売日本響も手作り感のある昔の日本のオケらしくて良い(良くも悪くも真面目すぎる所もあるが) 録音年代を考えれば音は悪くないでしょう。
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