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0 people agree with this review 2005/08/12
最高傑作とも云われる2nd。スローな曲が多い為通して聴くと少々重いのだが、一曲毎の質が異常に高い。オーケストラを迎えて「何も起こらない日々が私の全て」と高らかに歌いあげるSTILL LIFEは圧巻。
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バーナード脱退は確かに痛手だったが、その代わり曲調がよりポップになり受け入れ易くなっている。さらに、社会に埋没してしまっている人々を美しく描き出すブレットの詞が秀逸。
これは妄想のアルバム。死にたくなる程退屈な日常へのせめてもの抵抗として頭の中に生み出した猥雑な世界。このスタンスが理解できれば受け入れる事ができるのではないでしょうか。
0 people agree with this review 2005/08/07
ブレットとバーナードのように互いに強烈な個性を持ちながらこれほど相性がいいコンビは極めて希だと思う。奇跡の復活というより出会い自体が奇跡だったのだと改めて感じさせられた。
0 people agree with this review 2005/07/30
はじめはどうかと思ったが、何度か聴くうちにハマってるのに気が付いた。やはり心の琴線に触れるメロディーは堪らないものがある。
0 people agree with this review 2005/07/22
ガレージでありながらKRAFTWERKをリスペクトしシンセを導入している点がユニーク、しかしそれはさほど重要ではないように思う。むしろそこそこポップなB級ガレージ・バンドといった印象、そこが好き。
0 people agree with this review 2005/07/21
デトロイト・テクノの重鎮の作品。自分は熱心なテクノ・リスナーではないが浮遊感のある美しいサウンドが最高に気持ちイイ。
ルー・リード、ボーイ・ジョージ、ルーファス・ウェインライトといったゲストの顔ぶれからも想像がつく両性具有のシンガーの作品。優しくも悲しい歌声はジェフ・バックリイを思い出させる。
0 people agree with this review 2005/07/19
初のミックス・アルバムだが、これぞ「ダブの魔術師」の真骨頂。全31曲全てがエイドリアン・シャーウッド印の革新的な音になっており、曲間なくつなげられていてもまったく違和感がない。傑作。
これまでのソロ作品同様ソング・ライターとしての実力を遺憾なく発揮している上に、久々に野心的で捻れた音作りが嬉しい。マルクマスの真骨頂が味わえる痛快作。
ニール・ハガティーの充実したソロ活動の中でも最も外向きな部分を発展させたような内容でこれまで以上にポップで踊れる(?)作品になっている。ファンクなビーフハートといった感じ。
デジタル・サイドのこちらは予想以上に実験的な音作りがこれまでの作品と比べ異質にも思えるが、違和感はあまりなく彼の歌の魅力は十分に味わえる。個人的にはこっちの方が好きかも。
前作と違いシンプル&ラフな音作りは彼のソング・ライターとしての実力を新ためて実感させてくれる。今時ルーツ・ミュージックにこれだけリアリティーを持たせられるのは彼の声と言葉の生々しさ故。
0 people agree with this review 2005/07/01
CANの魅力は高い知性に裏打ちされた実験精神と、それをポップ・ミュージックとして成立させてしまう演奏力にあると思う。とくに前半ではそれが十二分に味わえる。
記念すべき1st。マルコム・ムーニーのVo.は不定型だが独特の存在感を放っており、作品自体もどこか混沌としたサイケデリックな印象を受ける。
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