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　2025/04/23

4人のスーパースターによる名盤中の名盤。

１「CarryOn」……アコースティックギターでこれだけの躍動感のあるイントロ、そして力強いハーモニーが他にあるだろうか？
３「AlmostCutMyHair」……ギラギラした緊張感に包まれたギターの掛け合いと、ヴォーカルの叫びに鳥肌が立つ。
４「Helpless」……一見のどかな風景の中にありながら青年の閉塞感を思わせる名曲は、このアルバムにさらなる広がりと奥行きを感じさせる。
5「Woodstock」……聴く者を「愛と平和の3日間」に誘うかのような、このギターのイントロを紡ぎ出すセンスって一体……？
6「DejaVu」……既存のパターンを無視したかの様な曲の構成と、変則チューニングのギターアンサンブルで、不可思議な既視感覚を覚える。
7「OurHouse」……「あなた」を思わせる歌詞だが、悲壮感は全く一切これっぽっちもない。一緒にハモりたくなる小曲。
８「4+20」……これまた変則チューニングによる独創的な奏法が、始めたばかりのギターキッズのやる気を失わせる。

全体を通して、4人のメンバーとサポートメンバーらの高い緊張感と創作意欲を感じるアルバムだ。デモバージョンと聴き比べると、電子楽器の少なかった時代にあって、彼らのアレンジセンスがいかに高かったかがよく分かる。