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2 people agree with this review 2009/11/03
'74年発表。もはや解説の必要もない世紀の名盤。とはいうものの、未だに「スパークスなんて知らないよ」という人も少なくないらしいから、あえて今さら紹介すれば、10ccにも匹敵するヒネクレ度の高いポップ・センスやロキシー・ミュージックにも通じるキッチュなアート性が魅力。後年のニューウェーブを先取りしたような斬新な感覚も捨て難い。「ロックよりもポップ」の人には必携盤。
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0 people agree with this review 2009/11/01
'84年発表。70年代終わりに、グラム・ロックの持っている耽美な魅力をいち早くお茶の間レベルにまで紹介したのが彼だ。このアルバムはそんな彼のヒット曲が満載のベスト盤。美しければ男が化粧する方が耽美であることに気付かせてくれた。「TOKIO」より「背中まで45分」の色っぽさを…。
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1 people agree with this review 2009/10/31
'09年発表。4thアルバム。全曲モノラル録音、ダイレクト・マスタリング、さらにジャケットもアナログ風で、彼らの表現が一貫していることがわかる。楽曲も、先人へのオマージュや、ピュアなメロディが炸裂しており、懐かしいと片づけちゃおれないロックンロールの魅力が隅々から伝わってくる仕上がりだ。また、タイトルそのままのムードの「ジャングル・ジャミン」で意表を突くオープニングから、ラストは「エロこそすべて」というタイトル(!!)、なのに切なげなミディアム・ナンバーで締めくくられるという流れから見えるように、彼らにしかできない遊び心も前面に押し出されている。ロックンロール伝承者であることは言わずもがな、誰よりもロックンロールを愛し、ロックンロールと遊ぶ才能を持ったバンドであると痛感!
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0 people agree with this review 2009/10/31
'09年発表。@でのカオスパッドをいじっているかのようなグニャグニャしたノイズに弾き語りが絡むという、どこか平衡感覚の危うさやボーカルにかけられたエコーの響きが、パンダの和み感覚が反映されたポップなBが始まると空気感がガラッと変わるところが面白い。レティシアの参加したFは、『騒音音楽の終焉』期のステレオラブを想起させる。個人的な白眉はEで、「Sheila, Die Alone Together...」という白痴的な繰り返しに込められた儚い響きが恐ろしくも美しく、彼の世界観の魅力が3分間の中に凝縮されている。
'09年発表。約3年ぶりとなるアルバムには、ザ・パラディソ・ガールズのチェルシーや、ナディア・オーが参加しているほか、彼自身も多くの楽曲でオートチューン・ボーカルを披露している。先行シングルAを筆頭に、ロックやヒップホップの要素を取り入れた、エレクトロ・ポップ/ハウスが詰まった本作。ポップ度かなり高めな、パーティー・アルバムとなっている。
'09年発表。SSWの爽やかな第1作。現在27歳のトム・ハルという男性のソロ・ユニットで、ロンドン出身でありながら本作はLA録音。しかもトレヴァー・ホーン(の名を聞いたのはt.A.T.u.とトリビュート公演以来だ)のプロデュースときた。アコギの繊細さとドラマ性の高い楽曲が両立してて、骨太さも持ち合わせてそう。際立った個性が見えてくれば面白い存在になってゆくのではないか、と期待。
'09年発表。ファースト・アルバムがリリースされたのが79年、その10数年後、デニス・ボーヴェルの作品を調べていく内に彼女達と出会った。そのアルバムはレゲエでパンクでアフロでめちゃめちゃアバンギャルドだった。メンバーにポール・クック(セックス・ピストルズ)の娘が加わったり、エイドリアン・シャーウッドがミキシングを担当したりと多少の変化はあるもののそのサウンドにブレは無し。
0 people agree with this review 2009/10/24
'98年発表。イギリスのエイジアン系アーティストの先駆的グループが、94年のデビュー作以来のオリジナル作を発表。バック・トラックにラップをのせるというヒップホップ的発想からスタートしたと思われるが、従来のいずれのシーンにも属さないエイジアンということもあり、ヒップホップ、テクノ、ロックといった枠組みを軽く飛び越える。さらにバングラ系などの要素も。結果、ビッグ・ビートに通ずる音とメッセージのからみに。
'09年発表。太く明るく温かい歌声が帰ってきた。'07に解散したKEMURIのボーカリスト・伊藤ふみおのソロ・アルバムは、スカをベースにジャズやダブ、フォークなど多彩な音楽性が盛り込まれた一枚。プロデュースに元LÅ-PPISCHのtatsuを迎え、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーら豪華なゲスト陣も歌声に華を添えている。MIDAGEの男だからこそ歌える、懐の深い作品だ。
'09年発表。ストーン・ローゼズの1st以降の20年、ロックはダンスとクロスオーバーし、オルタナティブな表現を求めて進化し続けた。例外なく新人は複数のジャンルとの格闘あるいは融合が必須だった。が、この英国のふたりには、カテゴリーの概念自体が欠落している。シューゲイズもポスト・ロックもヒップホップも表現の核というより数多くの引き出しの1個にすぎない。ジザメリやマイブラやケミカルやモグワイらの音像が、まるで自分で発見したかのような自由さと屈託のなさでアウトプットされている。極端に美しい世界観と極端にポップでベタなメロディ混ざり具合も不気味なほどレベルが高い。
1 people agree with this review 2009/10/24
'81年発表。ドラマーに泉水敏郎を加えてバンドとして強化し、シンセ頻度の後退した『うわさの人類』は評価が分かれる結果に。本作はその調整的意味合いか、「白いハイウエイ」、「ドロドロ」など"テクノポップ時代"のアルバム未収録曲を中心にまとめたベスト盤。「18才のドンキホーテ」はニッポン放送のラジオドラマ『三銃士』主題歌。ほか、同年8月にベンチャーズの渋谷公会堂のステージにゲスト出演したときの「パイク」、「プヨプヨ」が、カセットのみで発売されたライブ盤から抜粋収録されている。「パイク」のライブ編曲はイミテーションの今井裕によるもので、後にヒカシューのライブでもこちらのバージョンが採用されることに。
0 people agree with this review 2009/10/19
'07年発表。ドイツのハンブルグ出身の2人組の日本先行デビュー作だ。ヨーロッパのエレクトロ・シーンでも注目される。かつてのテクノ・ポップを受け継ぐようなキッチュ感やまるでギターを手に楽曲を作ったような8ビート、ロック・センスが強い個性を放つ。
1 people agree with this review 2009/10/17
'09年発表。通算3作目、約5年ぶりに発表された新作。各々のプロジェクトの活動やアーランドのベルリン移住で、その継続が危ぶまれていただけにファンとしては嬉しすぎる便り。南米での再会が本作のきっかけになったのだそうだが、その内容もジョアン・ジルベルトの意志を受け継ぎ、さらに都会でマッシュアップしたような知的なボサノヴァ・サウンドに。音数少なく、行間を活かした静寂のサウンドである上、打楽器も使っていないのにもかかわらず、そのサウンドはグルーヴィー。1音1音に意味があり、こだわりがなければ出来ない緻密な作りであり、最終的には「無我/無心」で作られたのであろう真にヒール(癒し)のある美しい作品。クラシカルに語られる事必至の大傑作。
1 people agree with this review 2009/10/14
'09年発表。ノエルのオアシス脱退ニュースが世界をかけめぐった夜、バンド内緊張感と音の進化の相関について思い巡らしつつ、この注目作。同じマンチェスター出身、同じく喧嘩→活動中止となったニュー・オーダーのバーニーが始めた新バンド。正直、最後の2作「ゲット・レディ」「ウェイティング〜」の流れに沿ったギター・サウンド中心だが、意外なほど風通しがいい。世代の異なるふたりのメンバーからの影響があるとはいえ、53歳とは思えないみずみずしさ、充実ぶりはその2作や90年代のエレクトロニックを上回る。バンドのマジックはつねに未知数でつくづく不可解だと思うが、感動的でもある。
1 people agree with this review 2009/10/07
'09年発表。彼らのレコード棚をのぞくような選曲が最高だったコンドー・ファックスに続き、通算13枚目の新作も到着。いきなり飛び出す弦楽隊との絡みに度肝を抜かれるも、終始メロディはふわゆら。ガレージ〜R&Rの要素にもトゲがなく、淡い懐古に直結。これならベルセバ好きもいけるはず。
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