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1 people agree with this review 2010/03/13
シャンタル・ゴヤさんの1960年代のベスト盤です。既に、日本には1998年には輸入盤CDとして発売されていました。 ”les annees 60”MAGIC RECORDS 187682 DIGITALISE ET REMASTERISE 1998 MADE IN FRANCE、デジパック仕様。右下に視線をもっていったもの憂げな表情で、首にスカーフのジャケット。LPは、同187681。 今回は、フィルム仕立てのジャケットで、楽曲は同様です。 小生は、今回は国内盤を購入しました。歌詞と対訳が有り難いです。 評論家諸氏には、フランス・ギャル、シルヴィー・バルタン、シェイラ等々と共に、イエ・イエ、60年代フレンチ・ポップスとして語られています。 アメリカから”Rock and Roll”がフランスへ伝わり、シャンソンなどとも作用してか、「英米とはちょっと違った格好良さ」が新鮮なサウンドに聴こえました。このあたりが妙味でしょうか。2010年でも格好良く感じます。 「ロリータ・アイドルとして歴史的に発見されたか否か」については存じません。60年代当時は、ラジオでこのあたりの音楽はよく流れてました。 少なくとも、60年代当時に日本で「ロリータ」なる言葉自体が一般的に使われていたとは思えません。その後に登場する言葉でしょう。 シャンタル・ゴヤさんは、”10 juin 1946 a Saigon” 1946年6月10日(当時名)サイゴン(現在は、ホーチミン)生まれとの表記が、98年発売のCD内ジャケットにあります。
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0 people agree with this review 2010/03/13
珈琲にまつわる好企画アルバム。英語、仏語、ポルトガル語の女性VocalとAcousticGuitarなどによる小粋なボサノヴァ風味でいい薫りが漂います。 企画者のナイス・アイデアが生きてまして、ジャケット仕様、日本語対訳付、帯に至るまで豆な工夫が施されてます。 珈琲を嗜みながら、本を読みながら、「ながら族」にも重宝な軽ーっく鳴っいてほしいサウンドが有り難い。 音符数が少ないので、ホッっとします。眠ってしまいました。 ◎ 小生、CD本体を収める内袋の持ち合わせがなくて、CDに傷が付きそうでしたので、手持ちの「無漂白パルプのコーヒーフィルター」を内袋に見立ててみました。 世界中の喫茶にも「自然とさり気なく」あってほしい音楽でしょう。
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0 people agree with this review 2010/03/04
「コーヒーカップの描いてあるジャケットの作品は秀作揃い」というジンクスでもあるのでしょうか。 ”IN CAFE-Steve Kuhn””Black Coffee-Peggy Lee”etc... ホッと一息つきたい時にピッタリの感じです。 1-9は、ドメニコ・モドゥーニョの「ヴォラーレ」1958年。1-10は、どこかで聴いたサーカスの「Mr.サマー・タイム」(1978年)。オリジナルは、ミッシェル・フーガンの”Une belle histoire”1972年の作品。 ”jinx”は縁起が悪い物事の意ですが、この作品は演技が良いです。 余計な装飾もなく、しっくり、ゆっくり出来ますよ。 二枚組みでこの価格。ライナーはイタリア語とハングル語です。 KANG & MUSIC KACD 0936 2CD For 1 Priceとシール表示があります。
0 people agree with this review 2010/02/23
ジャケット買いしました。帯付きのレーベル”LP TIME Records”24bit/96kHz-Digitally Remastered盤 made in spainで紙ジャケ仕様です。 オリジナルは、50年代米国のレーベル ”Roulette”で、59年NY録音。 ヴォーカルもストリングスアレンジも青く冷たく冴えています。全般にゆったりしたテンポの楽曲で、クールに歌い上げています。一曲目の出だしには「ハッ」と意表をつかれましたが、何度聴いても、惚れぼれします。 リマスタリングも成功していると思います。最近録音したような音とも錯覚しそうです。 アン・フィリップスさんって、そんなに有名な方ではないと存じます。 フランスのアニー・フィリップさんとは、全く別ですよ。 「オハイオ、ボストンの大学でクラシック畑の音楽修得をしていた」とのこと(一部ライナーノーツより抜粋しました)。 ”Born To Be Blue”は”Mel Torme(メル・トーメ)-B.Wells”の作品との記載があります。 また、入手困難になりそうな素敵で貴重な名作です。出会えて良かった。 ジャズ女性ヴォーカル・ファンにはお薦めです。
5 people agree with this review 2010/02/23
”Bad Company”の公式ウェブサイトで動画と音を聴いて、小生から見ても大先輩の健闘ぶりに、懐かしくも感動しました。 上記公式ウェブサイトに”Hollywood,Florida in August of 2008”との表示がありました。 www.badcompany.com 2009年米国のハリウッドで同時期のライヴって一年違いですが、出来る(た)のかなぁー? ボズ・バレル氏に合掌。2010年2月。 英国の先輩おじさんも一所懸命です。感謝します。
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2 people agree with this review 2010/02/21
小生にとっての”Wishbone Ash”とは、1st-album〜New Englandまでが好みでした。そこに、こんなに素晴らしい音源があったとは、つゆ知らなかった。 拙者が迂闊であった。2010年2月。 スタジオ録音一発録りか、アウトテイク集なのか、1970年録音ながらも正確な日付は不明。 ツインリードギターの音が生々しく、そのまま堪能出来ます。尖ってまして、本当にRockしてます。これがFrying-Vの音かと当時の驚きを思い出しました。”Kinks”も使ってますが。 初期のアルバムの別ヴァージョンや初出の楽曲もあったりで、まるで「実はこれぞデビューアルバム」といっても遜色ない名盤です。 Ward日本盤でSHM-CDを購入しました。しかも音楽社会通念上相応の価格が嬉しい。 最近は「過去の名盤に付加価値もどきを付けて、高額で再プレスを繰り返す業界の姿勢」には辟易としていた。「手っ取り早い利益確保方法ならば」喝! 今回の発掘・販売姿勢こそ本来、自然だったのです。リスナーとしては嬉しい限りです。関係諸氏に感謝します。サウンドと共に天晴れ!
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0 people agree with this review 2010/02/20
4弦エレキギターです。4弦(レ/D),(ソ/G),(シ/B),(ミ/E)のチューニング。フレットは20フレットです。 ピックアップ部分は、付属の磁石と自分で作業するコイル線巻きで出来ます。磁石は湿度が高いと退磁し磁力が減退しますので、湿度管理が肝要でしょう。 ご覧のとおりの形状で軽いです。 ”GibsonFlying-V”のイメージがピンと来ましたので、マイケル・シェンカーを意識して、本体の下半分などを白を基調に「下地材とアクリル水彩」で着色しました。 ポジション・マークも好みのデザインで描きました。インレイを描いてもOKでしょう。但し、ネックの滑り具合は重要です。 アンプ、スピーカーも内蔵してますが、外部出力端子もあります。 本物の”Flying-V”は、座ったり、あぐらをかいてのプレイは、ちょっと難しいかもしれませんが、このミニ・エレキは楽です。 わざわざ「ワイヤレス」で飛ばすのも絵になるような。。。 ちょっとした遊びにはお薦めね。街中の流しには、歪みが多い音ですのでご遠慮したいものです。”Jjjjiiiii,Gagaaaaaaa”ってな音です。 ストラップは、携帯電話をぶら下げる長めの首掛けタイプもいけるでしょう。これに「ピック入れ」通しておきますと、いろんなピックが収納出来ます。 注意:「プラスネジ山」の素材が弱いので、ネジ回しの作業は、ゆっくりと作業して下さい。 収納ケースの付属はありませんが、HMVさんの箱を縦に二つ繋ぐと充分でしょうか。 超満足の「ちょいやるエレキギター」です。 マイケル・シェンカーを目指したものの、コピー出来たのは「お腹の張り具合」でした。 教訓「しゃきっと・センカー」ってな基本の貴でした。
組み立ても簡単。最も安価なアナログシンセ(SX-150)でしょう。 鍵盤こそないものの付属の有線の赤いペン(電極棒)で、カーボンパネルに触れスライドさせて約4オクターブ音階を内蔵スピーカーで出力出来ます。 黒いツマミは、Mini-Moog,Korg社初期のアナログ・シンセとそっくり再現した仕様です。 両脇にご自分で木製の枠などを付けたり、裏底が紙製ですので、透明ニスを塗ったりしますと補強できました。問題は「プラスネジ山」が型くずれしやすいので、組立作業を焦らないこと。 同シリーズのvol.17の「テルミン」とも接続可能です。 但し、テルミン側の一部改造が必要でして、部品はご自分で調達して下さい。 このテルミンも恐らく最も安価でしょう。綺麗な赤色のプラスティック製です。アクリル水彩、デコパッチなどでオリジナルにしました。またアースを取ったり、乾電池のマイナス側にアルミホイールを噛ませるだけで音域が広がります。 猫足にもしてみたいものです。 電気回路などに詳しい方は、アイデア次第で可能性が広がるでしょう。でも安全第一が肝要です。 *小生の案 1 「オンドマルノト」の小型製品開発。 2 バッテリーの多様化。現在は乾電池ですが、ゼンマイ、ソーラーパネル化も期待したい。「費用対効果の問題は速い時代の流れ」が解決するかなぁーと楽観的。実は、ここがミソですが。 3 アンプとスピーカーは真空管(既に商品化されてます)。これに各製品の接続セレクターもパッシブタイプで開発。 4 同シリーズvol.26の「4弦ミニエレキ」も接続可能となる。 5 さらに同シリーズvol.24 「4ビットマイコン」にてプログラムを組んで、学習しながら遊べる優れもの。 6 同シリーズvol.18の「風力発電キット」では既製のLED-Light-赤を点灯させるのが精一杯であった。しかしながら「赤色」ですが、蛍のような仄かな灯火が何とも小粋であった。まさに風流ね。 デジタルの理論・構造理解とアナログ(からくり)の融合により、工夫次第で可能性がありそう。放送局のデジアナさんの得意分野か否かについては、拙者は無知である。 少子高齢・人口減少社会も工夫次第でクリーンエナジーの恩恵に与り自然環境と共生しながら、楽しい生涯学習生活、世界へのネット発信により、ネットワーク型音楽生活への展開も「いとおかし」。「清省na言」にて失礼しました。 21世紀のモーグ博士は君だ! 小生は「自動左うちわ」を「エアコン+扇風機」を回しながら考えてはいるものの現在、「建設的提案」はない。残念。2010年2月現在。
1 people agree with this review 2010/02/18
Ward enja-TOKUMAJapan盤を購入しました。ジャケットのお顔がダスコさんでしょう。優しい瞳で人相も好きです。 哀愁に満ち溢れ、かってのハードバップブームをも凌駕するかの如き作品も多くかつ秀作揃いです。演奏は決して熱過ぎず抑制が効いてまして、聴き手も「楽で良い気分に浸る」ことが出来ます。 この幾分かの「力の抜き加減」も素晴らしい名盤です。 1993年6月28-29日NY録音。 当時は、「ストレイト・アヘッド」なる形容詞の付いたJazzが流行っていまして、若手のミュージシャンに活字メディアは注目し過ぎていたと思います。 やはり本物は静かに存在していたのです。 バッキング・ミュージシャンも「いぶし銀」のトミフラさんなどナイス・アシストで☆5でしょう。
2 people agree with this review 2010/02/15
みなさんご存知のロックの名盤。 「音質にこだわるファン」にとっても、また「悩ましい”Gold-CD”」 オリンピック・ゲームとかけたのかなぁー。 「ゴールドじゃなくて深紫色」は良いのですよ。 購入〜安売り〜購入〜安売りの「負のスパイラル」といかに付き合うかはリスナーの問題。良い作品が中古で溢れて、価格破壊? 作品は☆10、業界スタンスは★5、☆10−★5=☆5 余事元方程式も金があれば、この場は一応解決はする。 根本は悩ましい。作品は素晴らしい。
1 people agree with this review 2010/02/11
美しくもユニークで艶やかな歌声です。全編、ゆったりしたテンポで演奏される芳醇なオーケストラ・サウンドと転がるピアノ、そして”featuring COLEMAN HAWKINS”on tenor saxも素晴らしい。 楽曲には、”George & Ira Gershwin”,”Cole Porter”など「オールド・アメリカ」な作品。 小生は、CD; Fresh Sound Records,Barcelona-Spain 1988盤で入手しました。 殊に、アナログ録音のJazz Vocal作品は真空管アンプで、かつRecordで聴きたいものです。 「貴方と夜とVocalと」っ”Tina”名盤です。失礼しました。
1 people agree with this review 2010/02/09
HQCD-enja コロムビア盤を購入しました。 1971年11月スペイン、バルセロナでの録音。何でまた73年6月あたりまで続いたフランコ独裁政権状況のスペインで録音したのか疑問だった。 一曲目から、Tete Montoliuのピアノのフレーズが素晴らしい。その変幻自在な演奏でまず掴まれました。 Tete氏は1933年 Barcelona生まれ。よって本作録音時は39歳あたりでしょうか。Dusko氏は1931年生まれで41歳あたりかな。 ダスコ氏がテテ氏の故郷へ出かけて収録した名盤です。 このアルバムの原題は”Ten To Two Blues”とのライナー・ノーツに解説があります(一部抜粋しました)。 メランコリック、ロマンティックなメロディーや良い塩梅の緊張感も素晴らしい。 11月9日のBarcelonaは、地中海性気候の環境もあり適度に温暖だったのでしょう。 名曲、名演奏に感激しました。
1 people agree with this review 2010/02/08
小生にとっては初めて聴く音源です。人知の知れない何か”SomethingElse”にでも取り憑かれているかの如き渾身の演奏。「祈り」「魂」を全身全霊を通じて指先に込め、鍵盤と共に会話・表現している。あっという間の42分間だった。小生は全身金縛り状態。43分後CDが停止していた。 素晴らしい余韻のひととき。 この間にも「至福」を感じた。 もう一度聴いてしまった。小生の心まで何か、”SomethingElse”にもっていかれてしまった。決して孤独ではなく、音楽と共に存在していることに感激しました。 復刻にも感謝いたします。尊い演奏記録です。
0 people agree with this review 2010/02/07
60年代初め英国、Newcastle(upon Tyne)の”R&B,Rhythm and Blues”のバンド。後に改名して、「エリック・バードン アンド ジ・アニマルズ」となった。 アラン・プライスのオルガンは素晴らしくブルージー、バードンのヴォーカルはソウルフルで個性的です。 Beatles,Stonesのリマスターや再発は商業的に恐らく成功したでしょう。 次はどうか”Animals”にスポットを当てて欲しい。そのベスト盤です。 小生は「朝日のあたる家、The House of The Rising Sun」で60年代の中盤から後半にラジオで知ったのかなぁー。 日本では、尾藤イサオさん、他 Bob Dylan, Nina Simone, Venturesなど多くのミュージシャンが収録してます。 本来の歌詞は悲しい内容です。歌詞を変えて歌っておられる方もあるようです。 つい最近だったか特殊法人ラジオ局の番組にて、なぎら健壱さん曰く「かなり調べましたが、結局原曲の作詞作曲者不明でした。何故か日本の住宅屋さん?がTVのCMのバックに使っていた。何か勘違いじゃないかなぁ〜」とおっしゃってました。 局の方の笑い声が聞こえました。 「とても笑えない厳しい悲しい現実」を歌にした作品です。 「悲しき願い、Don’t Let Me Misunderstood」と共に印象に残る凄い曲です。 「朝日のない街、We’ve Gotta Get Out Of This Place」も凄いタイトルです。 この当時のライヴ音源があれば是非、発掘して「光」を当ててほしいものです。
0 people agree with this review 2010/02/06
1967-79年当時発表の現在で言う「イタリアン・プログレッシヴ・ロック」のLP-Record,CDなどのバイヤーズ・ガイド本。日本語版です。 ”Progressive (Rock)Music”という名称すら、60年代後半から70年代初め頃は馴染みすらなかった。”New,Now,-Art”あたりの語彙程度だったような時代から眺めると、この本は専門領域の辞書の役割を果たせます。 実際、アルファベット順に「バンド名」「レーベル名」に検索出来ます。 前説でも「本書の情報が100%正しいものであることは保証せず、誤りについては事前にお詫び申し上げる」とのおことわりもあり、懇切丁寧な辞書でもあり、資料集でもあります。 ☆1〜☆5で区分けされています。希少性、おおまかな価値を”Euro”通貨による区分けしたとの解説。 元々は2002年作成英語版、2004年伊語版で公開された著者のwebsite, www.italianprog.comであるとの紹介です。 付属のCD音源も、これまた有り難くもコアです。 年度末の発掘工事には閉口しますが、この音源発掘には仰天しました。 脱帽し、感謝します。 ”GermanProg”もよろしくお願いします。
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