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Berlioz (1803-1869)

CD (Piano Duo)symphonie Fantastique: Heisser M-j.jude

(Piano Duo)symphonie Fantastique: Heisser M-j.jude

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    guiliamtell  |  長野県  |  不明  |  23/March/2019

    数ある幻想ピアノ版の中でも最も原曲に近づけた稀少な一枚。 基本はリスト編曲をベースにしているが、そこにオーケストラの深みや楽器の特色を見事に活かしている。このCDは2人で演奏しているが改めてリストはピアノ1台で幻想交響曲というとんでもない作品を見事に再現した天才だったことを感じた。ダブルピアノの音色は硬質で、特にティンパニやコントラバスのベース音の響きが臨場感良く響いている。演奏の音質もクリアで各楽章、これまでのピアノ編曲では聴こえてこない新しい音色や発見が幾つもあり、楽しめる。

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    ベルゲンスキー  |  兵庫県  |  不明  |  08/February/2019

     「幻想」と聞くだけで触手がのびる時代もある程に多くのレコードやCDを保有しているが、ピアノ演奏版は初めて聴く事となった、が決してキワモノではない演奏、との印象ではある。1楽章から2楽章の緻密な演奏にはオーケストラ演奏では聞かれない隠れたフレーズも際立ち、やや緩やかなテンポとあいまって引き込まれてしまうが、音色に違和感を感じたのは古い特殊な楽器が使われていた為でもあろう。第3楽章の野の風景の木管部分の音色はソロのメロディーはもちろんハーモニーの響きの美しさは4手ならではの妙音に心惹かれる。4楽章のフルオケのダイナミックな行進曲のニュアンスにも期待をしていたが、ピアノデュオの限界はあるものの、編曲の巧妙さとでも言おうか、フルオケでは隠れて聴き逃す音をも際立たせており、5楽章においても同様の事がいえる。殊に鐘の音を不協和音で重ねるアイデアは納得させられた。幻想交響曲ほどポピュラーで一音なりとも聞き逃せない曲の筆頭と言えるだけに、編曲はもちろん連弾では無い2台のデュオによる演奏効果が充分に発揮された結果であろう。好感の一枚であった。

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