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Rhene-baton (1879-1940)

CD Piano Trio, Violin Sonata, 1, 2, Cello Sonata, Suite Ancienne: Micucci(Vn)Mansueto(Vc)Basanisi(P)

Piano Trio, Violin Sonata, 1, 2, Cello Sonata, Suite Ancienne: Micucci(Vn)Mansueto(Vc)Basanisi(P)

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    silver  |  岐阜県  |  不明  |  21/June/2020

    届いて早速聴いてみた。バトン・・・聞いた事のない作曲家であった。英文解説の単語をたどたどしく読んでみると、フランス・パリの作曲家らしい。1879年生まれだからドビュッシーより17歳若い。さて、作風は・・おお、コレはまさに正統派のフランス印象派の音楽である。ドビュッシーみたく特徴のあるメロディはないのだが、曖昧模糊とした捉えがたい雰囲気とかドビュシー好きの愛好家になら、すんなり受け入れられるはずである。ドビュッシーよりもややドライな印象で、より近代的なラヴェルに近い音楽である。かといってラヴェルほど冷たい印象はなく・・・バトン、良い位置に陣取っている。ここに収録されてるのは室内楽だが、しっかりとした作曲技法を身に付けている逸材で、ヴァイオリンソナタはしっかりと自己主張をするし、郷愁のような雰囲気を纏ったチェロソナタは良作であろう。この作曲家の管弦楽曲を聴きたくなった。アールヌーヴォーに喩えるならば、ドビュッシーはエミール・ガレ、ラヴェルとバトンはルネ・ラリックだろう。これは良い買い物をした。プーランクの室内楽がお好きな方にもお奨めしたい。フランス・印象派の意外な裾野の広さを実感できるバトンの作品集である。

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