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Bruckner (1824-1896)

CD Complete Symphonies : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic (9CD)

Complete Symphonies : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic (9CD)

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Showing 1 - 15 of 75 items

  • ★★★★☆ 

    Shostakopovich  |  佐賀県  |  不明  |  03/September/2025

    このブルーレイ・オーディオをパイオニアUDP-LX800で再生しながら、音源のビットレートをモニターすると、 第1番から第3番では、3,200〜3,800 kbps 第4番から第9番では、6,000〜6,400 kbps と表示されます。 第1番から第3番では、音声データの密度が約半分になっていました。その点について、日本のユニバーサルミュージック カスタマーサービスセンターに問い合わせてみました。 回答は以下の通りでした。 「第4番から第9番は、アナログ録音で、アナログマスターからEmil Berliner Studioにて24bit/192khzでリマスターされています。 第1番から第3番はデジタル初期録音で、16 bit /44.1 kHzで録音された音源が、ブルーレイでは24bit/192kHzに収めています。製品としての最終フォーマットは24bit/192kHz DTS-HDには間違いありませんが、16bit/44.1kHzのオリジナル音源マスターをアップサンプリングしたソースファイルは24bit/96kHzと思われます。その影響で、ビットレートが低く表示されると思われます。」 ついでに、この商品に含まれる9枚のCDは、新規にリマスタリングされたものではなく、2008年にKarajan Symphony Editionで発売されたセットと同一のマスターを使用しているそうです。

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  • ★★★★★ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  18/October/2024

    強靭でブリリアントなベルリン・フィルのサウンドを駆使して、カラヤンが壮大にして精緻な演奏を繰り広げています。音響の構築物としてとらえた場合、これを凌ぐものは出にくいと思います。ブールーレイ・オーディオの緻密でしなやかな音質も聴きものです。

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  • ★★★★★ 

    小市民  |  静岡県  |  不明  |  10/October/2024

    幸か不幸かLPレコードでのカラヤンによるブルックナーの交響曲は1975年4月21日録音のグラモフォン盤(MG1035、2600円、有名なホルガー・マッティースによる翼のジャケットデザイン)1枚しか所有していませんでした。このLPレコードのタスキのキャッツチコピーは「これが今のロマンティック」(ウーン・・・ダサイ・・・)と書かれてあり、そのセンスには(良い悪いは別にして)少なからず衝撃を受けたものです。そんなカラヤンのブルックナー交響曲全集がLP17枚組として発売される事となり普通にカラヤンファンである私は「やはり手許にあるべき全集だろう」と判断し躊躇なく(ウソです。貧乏なため資金の事もあり自分を納得させる手段の一つとして悩むふりもしました)購入しました。結果は大満足です。1番を除き2〜9番までゆったりカットの2枚組、オリジナルの翼のジャケットも美麗。小心者の私は盤面のキズを恐れて殆ど通針せず、音楽はCDによる全集で聞いております。LPレコード再生は気合を入れて聞く時のみにしています。(邪道だ!と顰蹙を買いそうですが・・・)私的な考えではこの素晴らしい装幀の全集はジャケットを愛でつつ、悦楽の境地に入り別ソース(CD等)で音楽を楽しむ事は許されるのではないかとも思います。私のシリアルナンバーは1188/2000でした。カラヤンの珠玉のトンボーの一つとして大変に優れたLP全集だと改めて感じ入っております。

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  • ★★★★★ 

    織工  |  東京都  |  不明  |  09/June/2024

    1930 年代から幅広い演目で多くのレコードを精力的に録音してきたカラヤンだが、ブルックナーの取り上げについては実は慎重な印象があった。 本全集がでて、1,2,3,5,6番の正規録音(ライヴ盤を除く)はこの全集所収分のみであり、再録の多いカラヤンにあって、これは記憶にとどめておいていいだろう。いずれも非常にレヴェルの高い演奏で、カラヤンは3,5番は別の機会を考慮していたかも知れないが、全集としては概ね「これで良し」と評価をしていたのではないかと考える。 晩年、ウィーン・フィルとの7,8番が出る。特に7番は、ブルックナーの作曲時のエピソード(ワーグナーへの葬送)に加え、死の3ヶ月前の最後の録音であったことから、カラヤン自身への「白鳥の歌」と大きな話題を呼んだ。オーストリア人カラヤンにとって、故国の大作曲家たるブルックナーは特別な存在であったのかも知れない。なお、7,8番に関しては、この新録音よりも本全集所収盤の迫力を小生は評価している。 全番に一貫するカラヤンらしい明晰な解釈、流麗な音の奔流、なによりもその抜群の安定感からみて、ヨッフムとともにいまだ全集推薦盤の最右翼である。

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  • ★★★★★ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  20/March/2021

    ブルックナー指揮者にはスペシャリストが多いため 帝王も存在感が薄いが、 カラヤン、ベルリンフィルのブルックナーは透き通っている。 カラヤンと言うとベートーベン、チャイコフスキー、R・シュトラウス、 そしてブルックナーではないか?

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  • ★★★★☆ 

    Schonefeld  |  奈良県  |  不明  |  08/March/2021

    レコードからCDそれにSACDと購入してきたがBlu-rayが一番良い SACDは値段は高いくせに出来不出来が分かれるのが残念 Blu-rayは安価(このセットの場合はCDもついている)であり音も良い このシリーズはちょこちょこ買っているがどれもなかなかの音質で良いと思う

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  • ★★★★☆ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  23/February/2021

    個人的に初出のものよりも再生クオリティが下がっている様に思われるのだが、廉価版なので仕方ないのだろうか? 3番と8番がいい!特に3番の一楽章、ほぼ半ばの第一主題の再現部が提示された後金管がマイナーコードで総奏するところがシビれる!

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  • ★★★★☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  12/December/2019

    ジャケットのセンスの良さが印象的だった全集です。 オリジナルは一作品ごとに同じイメージのクジャクの羽でした。 7&8番はカラヤン最終録音だったウィーンフィルとの名盤に演奏・録音共に軍配があがりそうです。

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  • ★★★★☆ 

    みんなのまーちゃん  |  東京都  |  不明  |  08/September/2019

    ブルーレイ・オーディオのメリットを感じさせる1枚。  100年以上の人類の膨大な録音遺産が市場として生き延びるの方法は、有料・無料のネット配信か、パッケージであればブルーレイ・オーディオしかないと思う。SACDは収録時間が短すぎる。DVDやBDでオペラやマーラーの長大な交響曲が映像付きで通しで観られるのに、1曲聞くのにディスクを途中で交換することなど今さらあり得ない。SACDは何khzまで高音が入っているのか音源のスペックがディスクのパッケージで分からないのも大きな欠点だ。テレビとオーディオを分けるピュア・オーディオの信奉者の方には申し訳ないが、SACDはアナログレコード同様にニッチのハイエンド市場しか獲得できないと思う。  今回DGが主力コンテンツであるカラヤンやクライバー、ベーム、バーンスタインのブルーレイ・オーディオを投入したことが一つのターニングポイントになるだろう。カラヤンのベートーベン、ブルックナー、チャイコフスキー全集、クライバーのDG全集、ベームのモーツァルト全集、バーンスタインのベートーベン全集、あるいはデッカのショルティのオペラ、ちょっと前に出たカラヤンのR.シュトラウス集、いずれも良い企画だ。  特にこのブルックナーの全集はブルーレイ・オーディオの長時間性を存分に生かしている。それに以前出ていたCD全集の音が固かったのでリマスタリングにも注目して聞いてみた。今回のCDの方は聞いていないがブルーレイ・オーディオを聞く限りは24ビット96khzのマスタリング(元々16ビット44.1khzデジタル録音の1〜3番は24ビット192khzへのアップコンバート)は成功していると思う。特に8番はこの全集の中で最も良い演奏だと思うが、アナログ時代に聞いていた響きに近づいたように思う。  音の傾向は以前DGが盛んにやっていたOIBP(オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシング)によるリマスタリングとは異なるようで、アナログテープの音をあまりいじらないで再現することの方に重きが置かれているようだ。アナログ録音の4〜9番ではほんのわずかなテープヒスもそのまま残っている。  DGはOIBPではマルチトラックのマスターが保存されているデジタル初期(80〜85年頃)の録音はマルチトラックのマスターに遡ってリミックスし直し、マイク間の距離を時間補正していた。これは位相を正確にして正しい音場を再現するもので、これにより残響の聞こえ方と低音の伸びが良くなったが、発売当初のCDとは音質がかなり変った。カラヤンとグリーグ・シューマンのコンチェルトを録音したツィメルマンはこの音質変更に異議を唱えたほどだ。ツィメルマンとDGは決裂はしていないが、恐らくその後のツィメルマンの新録音は「発売後のリミックスやリマスタリングなどの音質変更はしない」という契約になっているのではないかと予想している。  このブルックナーの1〜3番は結局OIBP化されなかったので、今回のリマスタリングでどう変わったか注目したが、音を聞く限りOIBPのようにマルチトラックのマスターまで遡ってリミックスするのではなく、2チャンネルにトラックダウンしたマスターテープをそのままアップコンバートしているようだ。デジタル初期のやや楽器に近めの音場と固めの音もそのまま再現されているように聞こえるからだ。アップコンバートで高音の抜けが良くなったと思うが、私の装置が96khzまで再生できているか分からないので192khzと96khzの違いまでは聞き取れない。  演奏そのものについて言うと、私はブルックナーに関してはチェリビダッケやヴァント、あるいは80年代以降のハイティンクの演奏の方を好むようになっているので、カラヤンの機能的で現代的なブルックナーは最近はあまり聞かなくなった。それでも8番は好きな演奏だし5番と9番がそれに続くといったところか。4番と7番はハース版を使ったEMIの旧盤の方が良い出来だと思う。(なので1点マイナス)  いずれにしても今回のシリーズを機にブルーレイ・オーディオの市場が活性化することを期待したい。シューマンとメンデルスゾーン、ブラームス(60年代のほう)の全集やパルジファル、あるいはガーディナーがDGに録音したバッハ、モーツァルト、ベートーベンのブルーレイ・オーディオ化も期待したい。

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  • ★★★☆☆ 

    無能不能  |  兵庫県  |  不明  |  09/May/2019

    レビューに書く事でも、またこの商品に限った事でもありませんが、CD+ブルーレイのシリーズはブルーレイだけの販売も行なって頂きたい。SACD+ブルーレイでも結構ですが。

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  • ★★★☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  06/April/2014

    カラヤンの作り出す音楽は、『とてつもなく単純な発想で、この上ない完璧さを追求したもの』であると言える。したがってブルックナーの全集の場合は、5番8番9番などの、曲そのものとして完成度の高いナンバーに関しては、(好き嫌いはあるにしろ)有無を言わせぬ説得力を感じる名演になっている。しかし1番2番などは、曲そのものに「聴かせどころ」と言えるサビが比較的希薄で、カラヤン流の完璧さは、かえってウルサく感じさせてしまう。良くも悪くも「まじめな演奏」なので、音楽全体に内在する「岩石」も「宝石」も、同格の真剣さで表現されてしまっていることがこの全集のネックとなってしまっているように思う。個人的に嫌いな全集ではないが、演奏技術の発達とともに存在意義が薄れてくる全集なのかもしれない…と思えた。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  27/October/2013

    カラヤン1970sには80年代録音の1番〜3番が含まれていないので、4番〜9番を聴いたうえでのレビューですが、これは素晴らしいブルックナーだと思う。特に7番と8番が秀逸な演奏。多くの作品がブルックナー・トーンと呼ばれる弦楽器のトレモロで始まるが、カラヤンは全体が少し早めのテンポながら流麗でとても美しい演奏だと思う。わたしはブルックナーが大好きで、ベートーベン以降ドイツ・オーストリー系の交響曲のなかでは、ブルックナーは頂点に立つ作品群だと思 っている。カラヤンの充実した70年代のブルックナーが聴けて、とても幸福だ。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  東京都  |  不明  |  21/March/2013

    独墺系の指揮者としてのカラヤンの演奏歴の中において、ブルックナーの位置づけはきわめて重要なものであったと思います(それはフルトヴェングラーもそうだった)。特に後半の3曲は繰り返しコンサートで演奏し、録音もしていますので、大切な曲だったのでしょう。カラヤンが残してくれた壮年期のこの全集、白鳥の羽のジャケットのLPが出るたびに(中学生には高価でしたが)買ってました。それ以来数限りないブルックナーのCDや実演を聴いてきました。素晴らしいものもあり、がっかりしたものもあります。しかし録音媒体とはよく出来たもので、カラヤンのブルックナーが聴きたいときにはいつでもすぐ聴けます(podにも速攻入れましたし)。でも、もう30年以上経ってしまいました。私の好きなブルックナー演奏が、どんどん遠くなっていきます。

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  • ★★★★☆ 

    yukiyasu  |  三重県  |  不明  |  31/October/2012

    まず5番を聴いてみた。4楽章の対位法がとても素晴らしいと思った。完璧である。カラヤンらしさがほとばしり出ている。多くの5番に接したが、この演奏が一番ではないかと思う。最後のコラールは、以前、聴き始めた頃だったらものすごく感動したと思う。しかし、他にも違った点で良さの出ている盤に遭遇する中で、感動が薄れてしまっている。しかし、このレコードも聞き込むと、味が滲み出てくるかも知れない。(カラヤンを聞き込むことは今後あるだろうか。)それは、まるでマーラーの5番の5楽章のコラールを聴くように。

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  • ★★★★★ 

    もよ  |  神奈川県  |  不明  |  09/August/2012

    沢山の人が同じ事を書かれているので付け加える必要はないのかもしれませんが、とても気に入ったのであえて書きます。 この交響曲全集、1番から9番までじっくりと音楽として楽しめて聴けた唯一の全集でした。ピチカートまで腹に響くコントラバスやがっちり全体を占めるティンパニ、何でも任せろという木管に迫力がありながら音色がすばらしい金管、そしてすばらしい全体のハーモニー。 恥ずかしながら、1番や6番はこれまで他の演奏で好きになれなかったのですが、この演奏で大好きになりました。そして、皆さんか書かれているとおり5番と8番は最高です。おそらくカラヤンの演奏の中でも最高のものの一つでしょう。

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