karajan  |  東京都  |  不明  |  01/July/2020

SACDシングルレイヤー盤の音質について 　この演奏がいかに名演奏であるかのレビューは多いが、このSACDシングルレイヤー盤の音質に関するレビューがあまりないのであえて感想を。 シェリングの無伴奏は発売時のLPから愛聴していて、その後CDも入手したが、LPの自然な原音に近い再生音には及ばずでした。 　今回SACDシングルレイヤー盤に期待して入手しましたが、私の機器ではCDとの差はわずかで、高価格のわりにはがっかりしました。 　高音部の伸びは多少感じますが、特に高音部の硬さはCDとあまり変わらず、むしろCD盤の出来が良すぎるのかもしれません。 アナログ音源のリマスターものは(本曲に関しては)、最近のDSD録音SACDの音質には及ばないようです。例えばフィッシャー盤のような高音部の自然な伸びのある SACDの方が、より原音に近いと感じました。(ちなみにバッハ無伴奏全曲演奏を3回ほど聴いてきた個人の感想です。) 　なお、演奏の良しあし、芸術性などは個人の好みもあり特に触れません。

 

聖オーガスティン  |  IRELAND  |  不明  |  30/December/2013

評論家に評判のよかった盤だけれど、リヒターのバッハと同じでお役御免かな。一世代前の音がする。もはやバッハに根性も精神もいらない。