Pettersson, Gustav Allan (1911-1980)
Violin Concerto No.2, Symphony No.17 : Ulf Wallin(Vn)C.Lindberg / Norrkoping Symphony Orchestra (Hybrid)
Customer Reviews
-




(1 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-




Papachan | 北海道 | 不明 | 21/May/2019
約55分単一楽章休みなしというとんでもない協奏曲の、とんでもない名演の誕生です。「協奏曲」というより「競奏曲」に書くのがふさわしいのでは、と思いたくなるほど、この協奏曲は従来の協奏曲の枠組みから外れています。ヴァリーンの鮮烈な演奏で、人によってはペッテションの最高傑作ともいう、この曲の真価が明らかになったといってもよいのではないでしょうか。既出盤は、初演者イダ・ヘンデルの録音(Caprice)も、cpo盤のクーレンも、すでに前半で、やや息切れの感がしなくもなかったのです(そのためか、「聴き疲れ」がするのです)が、この盤のヴァリーンは余裕さえ感じられる弾きぶりです。だからこそ、後半の「裸足の歌」の旋律による、Cantando(歌うように)の部分が感動的に響くのです。また、17番は確かに興味深いのですが、207小節しか残されていないため、ジャケットにも示されているように、あくまでfragment(断章)にすぎません。したがってこのコンビの1番のような補筆「完成」品ではありません。あくまで残された草稿を、演奏可能なかたちに整理しただけですが、これで十分ではないでしょうか。16番の世界にも共通する、どことなく飄々とした音楽で、完成していたら、いままでのペッテションにはない、新たな世界が創造されていたのでは、と思わせるものです。しかしこれを完成させられるのはペッテションしかいないのです。リンドベルイやブリルカが、これを「補筆」しただけで、「完成」させなかったのは賢明な判断だと思います。2 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
