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Shostakovich

CD Viola Sonata: Kashkashian(Va), Levin(P)+bouchard, Chihara

Viola Sonata: Kashkashian(Va), Levin(P)+bouchard, Chihara

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  31/July/2017

    繰り返し聴いてしまう ショスタコーヴィチは第一楽章にModeratoを置くことが多い モノローグで語り出さないと音楽が始められない人だったようだ これを本人は「私小説」だと言う それは紛れもなくショスタコーヴィチの人生で それを走馬灯の中に描いてくるくる回して見ているようだ 流れる光の中に過ぎ去りまた現れる夢の跡 悲喜交々を超えて儚い人生の残像を共に見る 第二楽章は躍動した魂の記憶 後ろ髪引かれる甘い夢と悔いの影が付きまとう 第三楽章はベートーヴェンの”月光”によるインプロビゼーション 何ものかに仮託した自己表現はショスタコーヴィチの常套手段であれば 最後に至って最も彼らしい終わり方だ 弦楽四重奏曲の後期作品の三曲をベートーヴェン・クァルテットの面々にそれぞれ献呈したが ヴィオラのドルジーニンが欠けていた 最後の最後にソナタと言う形で生涯の感謝を示した しかも辞世の句に等しい作品を託したのだから その思いの丈が如何許りだったかを知ることになる カシュカシアンの演奏が十全か否かは知らない ただショスタコーヴィチの声が聞こえる事は確かだ お聴きを

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    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  17/July/2006

    過剰な思い入れを排し、繊細で瑞々しい感性でショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタに取り組んでいる。ロシアの演奏家の雄弁に過ぎる演奏とは違い、適度な距離をとりながら作曲家の音楽性の豊かさを感じさせる好演だ。伴奏のレヴィンのピアノは研ぎ澄まされたタッチで余分な情感を締め上げるのに大きな役割を果たしている。この曲でこれほど美しいピアノを聴いたことがない。カシュカシアンも淡々としていながらここ一番での雄弁さは説得力があり、メリハリに富む演奏となっている。非ロシア的な演奏でこの曲を聴く際の最右翼の一枚。

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