Leoncavallo, Ruggero (1857-1919)
I Pagliacci: Karajan / Teatro Alla Scala Bergonzi Carlye Taddei
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 21/February/2010
道化師は、カヴァレリア・ルスティカーナと並ぶヴェリズモ・オペラの傑作であるが、主人公であるカニオはデル・モナコのはまり役であり、57年に録音されたブラッデリ盤が歴史的な名盤として知られている。しかしながら、指揮者の芸格やオーケストラの優秀さ、他の歌手陣の素晴らしさなどを考慮すれば、私は、本盤の方を上位に置きたいと考えている。ということは、本盤こそ、道化師の随一の名演ということになる。本演奏の成功は、何よりも、ベルゴンツィの迫真の歌唱によるところが大きい。確かに、デル・モナコと比較して様々な批判をすることは容易であるが、これだけの熱唱を披露されると、決して文句は言えまい。第2幕の第2場の、劇中劇と現実の見境がつかなくなる箇所の鬼気迫る歌唱は圧倒的なド迫力であり、カラヤン指揮のミラノ・スカラ座管弦楽団ともども、最高のパフォーマンスを示していると言えよう。次いで素晴らしいのはトニオ役のタッディ。道化師の影の主役であるトニオの屈折した性格を、絶妙な歌唱によって巧みに表現していく。ネッダのカーライルやシルヴィオのパネライなど、脇を固める歌手陣も豪華そのものであり、ミラノ・スカラ座の合唱陣も実に優秀だ。壮年期のカラヤンの生命力溢れるエネルギッシュな指揮ぶりもさすがと言うべきであり、前述のように、道化師の史上最高の超名演として高く評価したい。10 people agree with this review
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Kei | 横浜 | 不明 | 11/January/2009
言わずと知れたデル・モナコの当り役だが、指揮者や録音に恵まれず、バランスの良い当CDを選んでしまう。これとて、配役の全てが万全とはいかないし、当時のDG録音の常として結構ギスギスした音なので、新しい録音を待っているが、しかし、このような曲を振るとカラヤンはやはり大したもので、暫くはこれを聴き続けることになるのだろう。4 people agree with this review
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