ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく
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ニグンノテイオー | 沖縄県 | 不明 | 21/March/2021
楽聖ベートーヴェンの最後の秘書のひとり、アントン・シンドラーの伝記と周辺の事情を事細かに描いた一冊です。音楽家の夢破れた大学生からなんとかベートーヴェンの懐に潜り込んで、見事に何か歪んだ天才崇拝者になった人物ですが、悲しいかな当のベートーヴェンからはあまりの出しゃばりに困惑して盲腸野郎と陰でいわれたほどでした。そんな彼は尊敬する師の死後にあらゆる捏造、たとえばホントは出会ってもなかった時期の会話帳に自分を登場させ、ベートーヴェンからやさしい言葉をかけてもらったようにみせかけたりといった文書改ざんに手を染めました。それが色々あってバレてこの本が書かれたのですが、捏造に至る心理を繊細に描写するため、あえて文学的なアプローチとなっている感じで非常に読みやすいです。元が学位論文とは思えない仕上がりです。他レビュアーともいわれる通り文体が軽すぎるところはありますが、クラシックに関する本は重厚なスタイルでなければいけない決まりもないので私はこれも良いと思います。0 people agree with this review
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ねも | 兵庫県 | 不明 | 24/December/2018
面白いのは面白いけど、好みは分かれるかもしれない。 本書は、ベートーヴェンの「会話帳」―聴覚を失ったベートーヴェンがコミュニケーションを取るために使っていた筆談用のノート―の捏造を行ったとされるベートーヴェンの秘書、アントン・フェリックス・シンドラーの生涯、その捏造などをひもとき、シンドラーが捏造に手を染めた心理に迫ったもの。 微妙なのは、「会話帳」をSNSにたとえたりすることも含め、当時の事象を現代の事象に置き換えようとしているところ。読みやすい反面。軽く感じてしまう。 捏造や贋作制作などの心理は、当事者以外では計り知れない部分があるものの、本書が示したものはシンドラーの心に迫っている気がする。1 people agree with this review
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