Beethoven (1770-1827)

CD (Xrcd2)sym.6: Reiner / Cso

(Xrcd2)sym.6: Reiner / Cso

Customer Reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 4 of 4 items

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  03/July/2011

    本盤の売りは、全盛期のシカゴ交響楽団の超絶的な技量とXRCDによる極上の高音質録音であると言える。シカゴ交響楽団と言えば、ショルティの時代におけるスーパー軍団ぶりが記憶に新しいところだ。このコンビによる来日時のマーラーの交響曲第5番を聴いたことがあるが、実演であるにもかかわらず一切のミスをしない鉄壁のアンサンブルや、各管楽セクションの超絶的な技量、そして金管楽器の大音量に度肝を抜かれたものであった。ハーセスやクレヴェンジャーなどのスタープレイヤーが揃っていたこともあるが、それ以上にショルティの薫陶にも多大なものがあったと言えるのではないだろうか。ただ、ショルティがかかるスーパー軍団を一から作り上げたというわけでなく、シカゴ交響楽団に既にそのような素地が出来上がっていたと言うべきであろう。そして、その素地を作っていたのは、紛れもなくライナーであると考えられる。それは、本盤におさめられたベートーヴェンの田園の演奏を聴くとよくわかるはずだ。オーケストラのアンサンブルの鉄壁さは言うに及ばず、金管楽器や木管楽器の力量も卓越したものがあり、ここぞという時の迫力(とりわけ第4楽章)も圧倒的であると言える。もっとも、ショルティ時代よりも演奏全体に艶やかさがあると言えるところであり、音楽性という意味では先輩ライナーの方に一日の長があると言えるだろう。こうしたライナー指揮によるシカゴ交響楽団による素晴らしい演奏を完璧に捉えきったXRCDによる極上の高音質録音も素晴らしい。特に弦楽合奏の艶やかな響きには抗し難い魅力があり、とても今から50年前の録音とは思えないような鮮明さを誇っていると言える。あらためて、XRCDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。以上は、本XRCD盤の長所について指摘したが、演奏自体は必ずしも深みのあるものではなく、その意味ではスコアに記された音符の表層を取り繕っただけの早めのテンポによる薄味ないささか外面的な演奏と酷評する聴き手も多いとも思われる。もっとも、私としては、外面的な効果がより一層際立った第5番よりはかかるアプローチも比較的成功しているのではないかと考えており、前述のようなXRCDによる極上の高音質を加味すれば、本盤全体としては文句のつけようがない水準に達していると高く評価したいと考える。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  29/June/2011

    4トラックテープ全盛時代に愛聴した録音です。当時は田園といえばワルターと相場が決まっていました。ワルターの録音は残響が多い割にオケの編成が小さい感じがしたものです。ライナーのこの録音はオケの編成が一回り大きいと分かったものです。XRCDになって復活したこの録音はタイムカプセルのようです。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  22/June/2011

    「弾丸ライナー」の異名を持ち、バルトークやリヒャルト・シュトラウスなどでは、剃刀で切ったような辛口アンサンブルを披瀝しているライナー。そのライナーが、ベートーヴェンの交響曲の中でもとりわけふくよかさが要求される《田園》をどう料理するか。期待と一抹の不安の中に購入。聴いて驚いた。アンサンブルは確かにいつものライナーの正確無比なものなのだが、響きがとても柔らかくみずみずしいではないか。第一楽章や第二楽章など、朝露に濡れた若葉にそよ風が靡くような印象だ。第三楽章も音楽が躍動しており、これぞ愉しい踊りに相応しい。第四楽章がこれまた凄い迫力で、雷鳴の轟音や稲妻の閃光が実によく再現されている。ティンパニの唸り方が尋常ではなく、思わず雨戸を閉めたくなるほど!第五楽章の推進力も説得力があり、ややすると穏やかさ一辺倒になりがちなこの楽章を、実にドラマティックに仕上げている。総じて、標題性云々を越えた極めてダイナミックな演奏といえよう。音質は、さすがXRCDというべき解像度の高さで、よくもこれだけの音を半世紀も昔の録音から引き出し得たと思う。低音域の迫力や高音域の伸び、なかんずく中音域の厚みなど、惚れ惚れするほどの超高音質である。名盤ひしめく中にあっても、ライナー盤は傑出した部類に属する一枚といえよう。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    ユッコ  |  東京都練馬区  |  不明  |  20/June/2006

    これがあのライナー、これがあのシカゴ交響楽団なのか・・・ 第1楽章冒頭から、実に柔らかい音楽が流れています。 録音も雰囲気豊かですばらしい。 XRCD2はミュンシュの録音があまりにもドライで耳が痛いのに比べて、ライナーの録音はホールトーンが豊かに入っていて大変聞きやすいです。 XRCD2での余韻の表現力は、輸入盤CDをはるかにしのいでいると思います。 ビクターには、トスカニーニのXRCD化をお願いしたいですね。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 4 of 4 items