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CD Seiji Ozawa / Boston Symphony Orchestra : Faure, Franck, Mahler, Prokofiev, Respighi, Rimsky-Korsakov, Bartok, Shostakovich, Schumann, etc (8CD)

Seiji Ozawa / Boston Symphony Orchestra : Faure, Franck, Mahler, Prokofiev, Respighi, Rimsky-Korsakov, Bartok, Shostakovich, Schumann, etc (8CD)

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    ぽいぽす  |  神奈川県  |  不明  |  20/March/2021

    小澤征爾に興味があるならとりあえずこれ。 日本人的には親しみを込めて小澤さんと呼ぶべきなのでしょうか。クラシックの聴衆は私も含めてやはり西洋の演奏家のものをまず第一に置いてしまうのは別に人種的、文化的な偏見というよりも西洋の演奏家の音楽的な魅力の探究心の豊かさ、人数的にもまた音楽教育の質的にもやはり仕方のないことでしょう。しかし、そんな偏見のようなものを飛び越えて、日本人のクラシック好きの誰もがそのアメリカンドリーム(フランスからキャリアをスタートさせたのですが)と言ったような伝説に興味を持ち、その音楽性を文句なく称賛するのが小澤さんでしょう。 しかし、いざ名盤はと訊かれると誰もがはっきりと挙げることが出来ないのがまた小澤さんではないでしょうか。その答えとして、小澤征爾の名盤といえばこれと言えるのがこのボックスにまとめられていると思います。得意とするフランス音楽、レスピーギ、クレーメルとの共演など改めて考えてみてもこれはベスト演奏と言えるものばかりです。マーラー1番もフィリップの全集盤よりもはっきりと優れた内容で、何も特別な解釈をしているようには思わないのだが、ストレートに素晴らしい演奏。 残念と言えば、8枚という枚数制限。このコンダクターズアンドオーケストラズシリーズは選曲がどれも非常に良いのだが、8枚という制限があまりに絶妙すぎて、コレクションとしてはあと1、2枚足して欲しいと毎回感じてしまう。確かにアルバムベスト選集としてはこれで良いとも感じるのだが、例えばプロコフィエフのロミオとジュリエットは本当に良い演奏なので全曲収録して欲しかったし、輸入盤では長らく廃盤で国内盤でも入手がしにくいブラームス1番なども収録して欲しかった。 こう考えていくと DG全集が欲しくなりますし、実際そちらを買っても損はないボックスなのですが、やはりそこまで大きなボックスはコレクションという意味合いが強くなってしまい、多くの人にとっては持て余してしまうでしょう。他にも小澤さんのアルバム選集ボックスとしてデッカからも DG,フィリップスの録音を合わせていくつも出ていますが、こちらは選曲があまりにいい加減というか、意図がよくわからないものばかりで個人的にはおすすめできません。とりあえず小澤征爾のエッセンスをまとめて聴いてみたいという方にはこの8枚ボックスが非常におすすめです。

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