Florence Foster Jenkins: The Glory Of The Human Voice
Customer Reviews
Showing 1 star reviews > Read all customer reviews
Showing 1 - 2 of 2 items
-




eroicka | 不明 | 不明 | 13/February/2016
昔は大金に飽かせてアメリカの富豪が傲慢にも客を買収して音痴の歌を聴かせた録音と思っていたが、自分の歌や状況を客観視できぬまま、実質的に芸人として人気を博し、事実上芸人のような位置で人気が出たのだろう。興味深い人物ではあるがなぜ「音痴芸」が受けたのか不思議だ。76歳で亡くなる1ヶ月前、1944年10月25日のカーネギーホールのライヴ音源が中心だ。アセテート盤への記録で音は遠く(これに限っては近くで聴きたくないかも)ノイズも多いが、存分に音痴ぶりと、既に衰えた声を堪能?できる。このレコードは本人の死去も相俟ってか当時大いに売れたといわれる。過去の娯楽の貴重な歴史的記録としての意味は認めるが、音楽CDとしては疑問符がついてしまう。自分の歌が笑いの対象となるのを承知していたか知らないが、ジェンキンスという人が幾分哀れにも思える。堅いことは言うまい。ただ音痴ぶりをエンターテイメントとして楽しめばよいのだろう。それにしても1944年10月25日といえば第二次大戦の真っ只中。太平洋では米軍の比侵攻、レイテ沖海戦や神風特攻隊初出撃といった死闘が繰り広げられ、日米に数多の死者が出ているし、ヨーロッパでもまだドイツ国境の街アーヘンでの激戦などがあり、多数の米兵が死傷した。そうしたことを考えると、アメリカの富豪たちが戦争に斃れる自国民のことすら忘れ、愚かな芸を楽しみ享楽に耽ることに、どうにも違和感がぬぐえないのだが。2 people agree with this review
-




eroicka | 不明 | 不明 | 14/April/2013
昔は大金に飽かせてアメリカの富豪が傲慢にも客を買収して音痴の歌を聴かせた録音と思っていたが、心の問題があるのか自分の歌や状況を客観視できぬまま、多額の金を使って声楽家デビューし、奇矯さも手伝って実質的に芸人として人気を博し、事実上芸人のような歌い手になったというのが真相のようだ。76歳で亡くなる1ヶ月前、1944年10月25日のカーネギーホールのライヴ音源が中心だ。アセテート盤への記録で音は遠く(これに限っては近くで聴きたくないかも)ノイズも多いが、存分に音痴ぶりと、既に衰えた声を堪能?できる。このレコードは本人の死去も相俟ってか当時大いに売れたといわれる。過去の娯楽の貴重な歴史的記録としての意味は認めるが、音楽CDとしては疑問符がついてしまう。自分の歌が笑いの対象となるのを承知していたか知らないが、ジェンキンスという人が幾分哀れにも思える。堅いことは言うまい。ただ音痴ぶりをエンターテイメントとして楽しめばよいのだろう。それにしても1944年10月25日といえば第二次大戦の真っ只中。太平洋では米軍の比侵攻、レイテ沖海戦や神風特攻隊初出撃といった死闘が繰り広げられ、日米に数多の死者が出ているし、ヨーロッパでもまだドイツ国境の街アーヘンでの激戦などがあり、多数の米兵が死傷した。その頃、ベルリンやウィーンではフルトヴェングラーが切羽詰った数々の名演を残しており、そうしたことを考えると、アメリカの富豪たちが戦争に斃れる自国民のことすら忘れ、愚かな芸を楽しみ享楽に耽ることに、どうにも違和感がぬぐえないのだが。2 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items
