Ma Vlast: Ancerl / Czech Po
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LFA | 千葉県 | 不明 | 01/March/2021
アンチェルは1968年に「プラハの春」事件でカナダに亡命します。本CDはそれ以前の録音ですが、祖国に対する哀愁が感じられる名演奏です。 この時期のチェコフィルの実力は相当なもので40年以上前の録音とは思えない音質を誇っています。決定版といえる録音でしょう。0 people agree with this review
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アルベリヒ | 神奈川県 | 不明 | 09/December/2013
1960年代から、擦り切れるほど聴いた名盤のSACDシングル化。LP時代も2LPから1LPになってこの名盤の音質低下を招いた。GOLD化も同じように音質低下。やっとシングル化で期待したが、大正解である。レイヤになって、ホールで聴いているような錯覚に陥った。以前の高音がキンキンすることが少なくなり、改めてドヴォルザークホールの音響の良さを再認識した。何と言っていいか、耳に産毛で触られるような感覚か!演奏の良さをさらに引き立てている。それにしてもティンパニなどアッタクの素晴らしさ。完璧なアンサンブル。何度聴いても名演と思う。以前限定で販売されたアンチェルの新世界のシングルレイヤは入手困難で、海外で数十万もするプレミアが付いてしまった。再生産を望む。1 people agree with this review
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masato | 新潟県 | 不明 | 25/May/2012
ノイマン&チェコ・フィルの柔らかさ・温かさ,クーベリック&シカゴ響の純音楽的で見事な構成,そしてこのアンチェル&チェコ・フィル,私のベスト3がシングルレイヤーのSACDで聴けることになった。いずれも角が取れつつ華やかさが増した十分満足のいく音質改善。4,500円×3は大層な出費ですが…まぁ,仕方のないところかな…。週に1枚ずつ交互に聴いて,モトを取れるように頑張ろうか…! アンチェルの余計な化粧を施さない姿勢はノイマンと重なる部分が多いですが,気づかないような見事な“うっすら薄化粧”のノイマンに対して,アンチェルは正に“スッピン”の感。男気溢れたボヘミア男子が作り出す力強い音楽。この名曲を“鑑賞する”という立場でなら,クーベリック盤に手が伸びますが,「悪との抗争」という歴史的背景などを思いながら聴くとなると,やはりこの力強いアンチェル盤,となります。 アンチェル,ノイマン,クーベリック,『わが祖国』の素晴らしい三角関係…この一角を崩す演奏は現われそうにありません。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 01/May/2012
スメタナの交響詩「わが祖国」は、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」と並んで、累代のチェコ出身の指揮者にとっては、最も重要なレパートリーとして位置づけられる名曲中の名曲という存在であり、それらの累代のチェコ出身の指揮者によって優れた名演の数々が生み出されてきた。チェコ・フィルとの演奏に限ってみても、録音年代については本レビューにおいては省略するが、往年の名指揮者ターリヒにはじまり、アンチェル、ノイマン、クーベリック、スメターチェクなど、枚挙にいとまがないと言える。アンチェルによる演奏は1963年のものであるが、ナチスによって家族を虐殺されるという悲劇的な経験をしたアンチェルにとっても、同曲は極めて重要な作品であったと言っても過言ではあるまい。本盤におさめられたアンチェルによる同曲の演奏は、やたらチェコの民族色を振りかざしたものではない。即物的な解釈で知られたターリヒほどではないが、後年のクーベリックやノイマンなどと比較すると、華麗さなどは薬にしたくもなく極めて地味な解釈に徹しており、純音楽的なアプローチによる質実剛健さが持ち味の演奏であるとさえ言えるのではないかと考えられる。しかしながら、一聴すると淡々と流れていく各旋律の端々には、祖国チェコへの深い愛着、そして、自らが悲惨な経験をしたからこそ強く希求する平和への願いが込められていると言えるところであり、端正にして質実剛健な様相の演奏でありつつも、内に秘めた強靭な生命力、そして祖国チェコへの深い愛着に基づいた豊かな情感には尋常ならざるものがあると言えるところだ。こうした真に味わい深い演奏こそは、正に悲劇の指揮者アンチェルだけに可能な彫の深い表現とも言えるところであり、その意味では、累代のチェコ出身の指揮者による同曲の数々の名演と比較しても、いささかも遜色のない素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したいと考える。音質については、1963年のスタジオ録音であり、私はこれまで1995年に発売された国内CD盤により愛聴してきたが、音場があまり拡がらず、いささかデッドで今一つの音質であったことは否めないところだ。しかしながら、今般、ついに待望のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤が発売されるに及んで驚いた。音質の鮮明さ、音場の幅広さなど、すべてにおいて一級品の仕上がりであり、あらためてシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の凄さを認識した次第である。いずれにしても、アンチェル&チェコ・フィルによる歴史的とも言うべき素晴らしい名演を、現在望み得る最高の高音質であるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CDで味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。9 people agree with this review
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クラシックなおじさん | 埼玉県 | 不明 | 30/September/2009
1.ヴィシェフラト 14’15、2.モルダウ 12’29、3.シャールカ 9’49、4.ボヘミアの野と森から 12’14、5.ターボル 12’17、6.ブラニーク 13’43、63年録音を考えると止む負えないだろうが、高音が硬い。特にヴァイオリンの強奏時に耳障りに感じる。(CDジャケットには聞き苦しいところがある旨記載あり)しかし、音には迫力が有り熱気を感じる。本来だとマイナスになる要素(録音が古く聞き苦しいところがある)がプラスになって一種独特の雰囲気を創り出す効果となって演奏に熱気を与えているように感じます。(音の荒れが野性的、土俗的雰囲気を醸し出すている)3 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 04/April/2009
カラヤンと同年生まれのアンチェルは1950年CPO常任に就任、スメタナ、ドヴォルザーク等同民族派の作品を中心に収録活動においても活躍していましたが後半は順調な道を歩んだわけではなかった様にも聞いております。CPOとのこの「わが祖国」は連作交響詩を全て収録している盤として先輩のターリッヒ、後輩のクーベリック、ノイマンらと同様その演奏・解釈に対する確固とした地盤的自信には全く揺らぎ無く、一方聴く方にとっても信頼に値する盤としてほぼ現在確立してしまった様な観があります。民族的感動は別にして聴いておくべき素晴らしい盤です。0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 04/April/2009
カラヤンと同年生まれのアンチェルは1950年CPO常任に就任、スメタナ、ドヴォルザーク等同民族派の作品を中心に収録活動においても活躍していましたが後半は順調な道を歩んだわけではなかった様にも聞いております。CPOとのこの「わが祖国」は連作交響詩を全て収録している盤として先輩のターリッヒ、後輩のクーベリック、ノイマンらと同様その演奏・解釈に対する確固とした地盤的自信には全く揺らぎ無く、一方聴く方にとっても信頼に値する盤としてほぼ現在確立してしまった様な観があります。民族的感動は別にして聴いておくべき素晴らしい盤です。2 people agree with this review
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MrSecondBaseman | 東京都練馬区 | 不明 | 02/February/2009
木管の音程が危なかったり、リズムがもたついたり、アンサンブルの精度が低いところがあったり、上手なオーケストラではないと思いますが、このオーケストラ独特のリズムの訛り、歌い方のイントネーションなどが魅力的で、時々聴きたくなる演奏です。録音の古さは如何ともし難いですが、魅力的な演奏です。2 people agree with this review
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Haru | 東京都 | 不明 | 31/July/2008
優秀なリマスタリングということで期待して購入したが、正直?だった。旧規格に比べて分離、奥行き感はかなり向上したが、どうも音が硬い。高音強調のバランスのせいだろう。いわゆる「最新リマスタリング」の欠点が出た形だ。コロムビアはむしろ一つ前の世代の20bitプロセッシングのほうが概して良かった。しかし演奏は本当に素晴らしいです。最近出たステレオライヴは更に凄い演奏だけれど。1 people agree with this review
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eroicca | 不明 | 06/December/2007
端正だが地味なイメージがあるこの指揮者の独墺・現代ものに比べ、人間としての熱い思いを強く感じる演奏だ。当時のチェコフィルの美しいサウンドや力量の高さは、高い城のハープや弦、モルダウの木管などに窺える。恍惚と聞き惚れる箇所がいくつもあった。録音技術も実に素晴らしく、数奇な運命をたどったこの名指揮者の人間性をしのぶ代表的名盤といえよう。2 people agree with this review
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ECF80 | 大阪 | 不明 | 15/December/2006
アンチェルの演奏は、昔のレコードでの愛聴板だった。 今あらためて聴くと、学生向けの解説文とは違って、妙な焦りと緊張感が隠れているように聞こえた。ゆったり安らぎを感じるノイマンとは対照的と思う。 60年代という緊迫した時代の東西情勢の中、作曲された頃の国情を重ねて演奏していたというのは深読みしすぎかもしれないが。5 people agree with this review
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たか | 東京 | 不明 | 10/May/2006
我が祖国はまずこの演奏を聴くべき。定番中の定番。3 people agree with this review
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Paul | 神奈川 | 不明 | 13/January/2006
感無量・・・2 people agree with this review
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HIMAJIN | 岡崎市 | 不明 | 05/December/2003
私も盤鬼さんと同様の意見です。gold editionは旧盤に比べて、明らかに生気のない音になっています。特に高音の耳に痛い響きが、気になります。演奏自体はいいのですが、感動が薄れて聴き続けるのがいやになってしまいます。1 people agree with this review
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盤鬼 | 北九州 | 不明 | 26/April/2003
LP盤を長らく愛聴してきたが何かが抜け落ちている。確かにノイズも無く響きも綺麗、しかし小生は覇気の失せた魂の抜け殻みたいな同コンビの演奏なんか聴きたくもない!改めて旧盤か国内盤を探す事になりそう。最新鋭のリマスターが必ずしも常に好結果を生むとは限らないという一例。廃盤で無き事を祈るのみ。1 people agree with this review
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