"Symphony No.8 “Symphony of a Thousand”, Adagio from No.10 Leonard Bernstein & Vienna Philharmonic (2CD)"
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gakusei | 北海道 | 不明 | 07/July/2021
ザルツブルク音楽祭で録音された力強くて熱狂的な演奏である。欲を言えば王少し長生きしてほしかったのと、セッション録音されたショルティ指揮シカゴ響のような演奏の完成度や録音の優秀さがほしい。第十番のアダージョはCBS盤の方が好き0 people agree with this review
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ルシータ | 東京都 | 不明 | 22/September/2015
第8番ではバースタイン氏の熱い思いが伝わってきて感激します。指揮台を踏み鳴らす音ももはや音楽の一部です。一方の第10番のアダージョはもともと深い情感のこもった曲なのですが、内側へ内側へと食い込んでくる情念がすごいです。1 people agree with this review
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ルシータ | 東京都 | 不明 | 22/September/2015
第8番ではバースタイン氏の熱い思いが伝わってきて感激します。指揮台を踏み鳴らす音ももはや音楽の一部です。一方の第10番のアダージョはもともと深い情感のこもった曲なのですが、内側へ内側へと食い込んでくる情念がすごいです。1 people agree with this review
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みたけ | 滋賀県 | 不明 | 26/November/2011
3度目の全集を継続している最中でバーンスタインって亡くなったんですよ。そう、8番は聞けないものと思い込んでたんです。当時は今みたいにネットでCDの素性を調べて通販購入というスタイルじゃなく、CDショップで隅から隅まで漁っては買うということをしていました。ある日、大阪・難波のCD屋に入ると、当CDがディスプレイされていまして”全集完結!”みたいに書かれているんです。”えーーー!、録音していたの???”と当然なりまして、ガバッとばかりに手にとって録音情報を見ました。”75年ザルツブルグ・・・?ひょ、ひょっとしてユニテル映像からの音だけ抜き出したヤツ???”と一抹の不安が・・・”あれはお尻フリフリで空回りしてるしなぁ・・・(汗)”と。”でも、でもこのジャケットかっこ良すぎ!演奏だめでも全集は埋めねば!”という義務感で買っていったわけです。 ** さて、帰宅。早速鳴らしてみました。 ズォン(バーンスタインの踏み込み音)、ドゥオ〜ビーーー(オルガン)、Veni Veni creator spiritus! 〜〜〜。しばし硬直・・・、そして次に熱い涙がどっぱ〜〜〜!とばかりにこみ上げてきました。で、心の中で叫んだ言葉は、”バーンスタイン!生きてるよ!”。これしか出てきません。それほどの衝撃でした。 ** もう20年にもなるんですね。こうした音楽、演奏、そして演奏家に若い頃出会えたことに何より感謝したいと思います。命とは燃焼するものなのですね。^^2 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 05/February/2011
バーンスタインは、その生涯に、ビデオ作品を含め、マーラーの交響曲全集を3度に渡って録音した。このような指揮者は今日においてもいまだ存在しておらず、演奏内容の質の高さだけでなく、遺された全集の数においても、他のマーラー指揮者を圧倒する存在と言えるだろう。いずれの全集も歴史的名演と評してもいいくらいの質の高いものであるが、その中での最高傑作は、やはり、衆目の一致するところ、マーラーゆかりの3つのオーケストラを指揮して録音を行った最後の全集ということになるのではなかろうか。この最後の全集で残念なのは、本盤におさめられた第8と第10、そして、大地の歌を録音できずに世を去ったことである。この全集の他の諸曲のハイレベルな出来を考えると、これは大変残念なことであったと言わざるを得ない。特に、第10は、2度目のビデオによる全集の中から抜粋したものとなっており、演奏内容は名演ではあるが、二番煎じの誹りを免れない。他方、第8は、2度目の全集におさめられた第8とほぼ同時期の録音ではあるが、ザルツブルク音楽祭におけるライブ録音であり、全く別テイク。本盤は、この第8を聴くだけでも十分にお釣りがくるCDと言える。バーンスタインの晩年の録音は、ほぼすべてがライブ録音であるのだが、録音を意識していたせいか、限りなくスタジオ録音に近い、いわゆる自己抑制したおとなしめ(と言ってもバーンスタインとしてはという意味であるが)の演奏が多い。ところが、本盤は、録音を意識していない正真正銘のライブ録音であり、この猛烈な暴れ振りは、来日時でも披露したバーンスタインのコンサートでの圧倒的な燃焼度を彷彿とさせる。これほどのハイテンションになった第8は、他の演奏では例がなく、同じく劇的な演奏を行ったテンシュテットなども、遠く足元にも及ばない(近く発売される90年代のライブ録音は未聴であり、もしかしたら、超絶的な豪演になっていることも考えられるが)。猛烈なアッチェレランドの連続や、金管楽器の思い切った最強奏、極端と言ってもいいようなテンポの激変など、考え得るすべての表現を駆使して、第8をドラマティックに表現していく。バーンスタインもあたかも火の玉のように燃えまくっており、あまりの凄さに、合唱団とオーケストラが微妙にずれる点があるところもあり、正真正銘のライブのスリリングさも満喫することができる。それでいて、楽曲全体の造型が崩壊することはいささかもなく、聴き終わった後の興奮と感動は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分だ。録音が、若干オンマイクで、トゥッティの箇所で、音が団子状態になるのが惜しいが、演奏内容の質の高さを考えると、十分に許容範囲であると考える。4 people agree with this review
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