In An Autumn Garden(comp.)
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zawa | 京都府 | 不明 | 11/March/2016
以前から気になっていたディスク、私もようやく手に入れました。無の状態からフゥッ!と音が出てくる。雅楽器の音は、恐ろしいくらいに素晴らしく、SACDならではの響きを堪能させてくれます。CDだとこうはいかないでしょう。東洋の音楽が、時間とか空間というものを我々に意識させるのはどうしてでしょう。不思議です。 少し前に、「バーンスタインの自作自演集」というディスクを聴いたのですが、録音時期が古いにも関わらず、こちらも生々しい音でまるで目の前でバーンスタイン&ニューヨークフィルが演奏しているようでした。ソニーのSACD初期のディスクのクオリティの高さに今ごろ感心している次第です。もっともっとソニーさんには頑張ってもらって、我々に感動を与えてください。0 people agree with this review
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うーつん | 東京都 | 不明 | 16/October/2013
数ヶ月前、ようやく手に入れた。1974年録音の『旅』、『秋』抄等を収録したDG盤で聴いて以来ずっと、「セット(一具)で聴きたい」と思っていた。 聴いてみて、聴いたそばから音が身体の中をすり抜けてスーッと消えていくような感覚におちいった。自然に聴くことができるのだ。雅楽器は耳慣れない楽器群のはずだが、不思議と「珍しい」とか「新奇」という感じがしない。聴いたことが無いくせに「懐かしい」と思えてしまうのが不思議だ。しかしながら、そんな日本人的『感傷』より、『鑑賞』のほうに集中するべきだろう。 これから(10月)この曲を静かに聴くのに格好の季節になる。秋の夜長に虫の音をバックコーラスにしながら聴いてみたい。そして他の方にも聴いてみていただきたい。0 people agree with this review
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masato | 新潟県 | 不明 | 03/January/2013
とるみいさんのレビューは素晴らしい。ほんと,おっしゃる通り。これぞ“日本の音”ですね。音が鳴り出してから(生まれてから),減衰していく様,何て美しいんだろう…。そして,その後に来る静寂の美しさといったら…。明らかにブルックナーやシューベルトで味わえる静寂の美しさとは違う。“日本の静寂”…? この演奏を聴いて,「自分は日本人なんだなぁ…」と改めて思った。嬉しかった。3 people agree with this review
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とるみい | 三重県 | 不明 | 03/January/2007
このすてきな装丁のCDは小雨の降る宵の口、ひとり静かに落ち着きたいときによく聴きます。暗い部屋で音もなるだけ小さくして耳を傾けていると世俗のごたごたを忘れさり、ジャズでもなければロックでもクラシックでもない自らの日本人たるルーツにしっとりとひたれるような気がするんですよ。雅楽なんてほかにはまったく知らないし、武満の音楽にも詳しくないですけれど、聞き終わったあと心がほんのり明るくなって必ず元気がわいてきますから、これはすばらしい「日本の音」なんだと思います。いつまでもカタログに残しておいてほしい一枚です。5 people agree with this review
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三輪敬志 | 東京都 | 不明 | 04/November/2006
以前に出ていた東京楽所によるビクター盤が直接音主体のキツイ録音だったのに比べ、こちらはサントリーホールの残響を積極的に取り込んだサウンド造り。この曲は「間が大事」という感じなので、邦楽器の玄妙な音色といっしょにホールの広大な空間性の再現も目指したこの盤は、作品との相性もバッチリといったところでしょうか。マルチチャンネル再生時の音の広がりが実に気持ち良いですね。2 people agree with this review
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バビロン5 | 大阪市 | 不明 | 25/October/2002
8点は録音がよいと言うことも含んでいます(音の定位がよくシアターピース的というか、そのもので面白いです)。曲自体は20回ほど聴いたのですが「良く分からない」です。誰か正確な論評をお願いします。曲自体は、ノベンバー・ステップスや弦楽のためのレクイエム の方がわかりやすく、取っつきやすいです。邦楽好きの方後はよろしく。1 people agree with this review
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